どうして砂糖が良くないの?①②

どうして砂糖が良くないの?

 

砂糖が身体に良くないらしいことは、最近広く知られてきましたが、具体的に「何がどう良くないの?」ということについてご存じの方は少ないかもしれません。

そこで、基礎の基礎!どうして砂糖は良くないの?についてご紹介させていただきます。

 

 

砂糖が良くない理由 ① 肝臓を疲れさせてしまう

砂糖は、薬・化学物質(食品添加物)に次いで肝臓を疲れさせてしまいます。

肝臓は「栄養の吸収・消化・解毒・分解」という仕事があります。その肝臓を砂糖は働かせ過ぎて疲れさせてしまうのです。

肝臓が疲れると、どんなふうになるのでしょうか?

・だるい
・やる気が出ない
・疲れやすい
・やたら眠い
・寝起きが悪い
・イライラする
・何だかいつも不安
・目やにが出る
・右目の奥が痛い
・顔色が黒っぽい
・首がつまるように凝る
・足がつりやすい

こんな症状が出てきます。

肝臓を疲れさせることは百害あって一利なしです。

逆に言うなら、肝臓が元気なら、少々良くない環境にあっても じゃんじゃん分解・解毒をしてくれるという事です。

肝臓が元気になる食生活のためにも、砂糖と砂糖を使用した食品を減らすことは大切です。

 

 

砂糖が良くない理由 ② 老化を促進させる

砂糖は 急激に血糖値を上昇させることは 皆さんもご存じですね。

急激な血糖値の上昇は、次の3つの理由により老化を加速させてしまいます。

1・細胞膜にダメージを与える

2.老化促進物質AGEを生み出す

3.反応性低血糖や糖尿予備軍を激増させる

 

1・細胞膜にダメージを与える

血糖値を急激に上げる食事を続けていると、急激なスピードで細胞にブトウ糖が押し込まれることになります。

その際に、細胞膜に繰り返しダメージが与えられます。そして、その細胞膜のダメージが老化促進の要因になります。

「血糖値を急激に上げる食事は、細胞膜に炎症を起こし、老化を加速させる」とアンチエイジング医学の世界的権威であるクロード・ショーシャ博士(フランス)とニコラス・ペリコーン博士(アメリカ)も発表をしています。

 

2.老化促進物質AGEを生み出す

細胞膜のダメージが繰り返し起こると、ブドウ糖を細胞に取り込む機能が弱って、血液中に糖が残って(溜まって)しまいます。

血液の中に残った(溜まった)ブドウ糖が、たんぱく質などと化学反応を起こし、AGEと呼ばれる異常代謝物質を生み出します。

この異常代謝物質が、細胞膜や糖鎖(=細胞にとってのアンテナのようなもの)に付着して、細胞の機能を衰えさせる事も老化の大きな原因であることがわかってきました。

 

3.反応性低血糖や糖尿予備軍を激増させる

更にわかってきた事は、砂糖をはじめとする糖質を多く摂取すると、血糖値が急に上昇し、急激なインスリンの放出が起こります。

これに反応して、低血糖を招くことになり、繰り返し甘いものがほしくなるという悪循環がおこります。

血糖値が急激に下がると脳が飢餓状態になります。そして、手っ取り早く血糖値を上げる糖を含んだ食べ物が無性~に 異常~に 欲しくなります。

このように血糖値のアップダウンを激しくさせる食べ物は、反応性低血糖から糖尿の予備軍や糖尿病を作ってしまう恐れがあります。

 


 

健康で若々しく美しくあるために、砂糖(白砂糖と人工甘味料)を食べない、もしくは可能な限り減らしてみるというのは、相当有効のようですね♪

少しでも興味をお持ちいただけたら、出来ることからでも始めてみてください。

身体は正直で、驚くような変化を見せてくれますよ☆

明日は③④⑤をご紹介させていただきます♪