「学校なんて行かなくてもいい」←あくまで我が家の考えです

2021年4月27日

最近、不登校の話題をよく耳にします。

また「学校を休ませて旅行に行くとか…」という声も耳にします。

これは、あくまで我が家の考え方なのですが、私自身は「学校なんて行かなくてもいい」と思っている部分があります。

実際に息子は、公立の小学校には1日も通わず6年間フリースクールに通いました。

うちの息子のように「普通の学校に馴染めない」お子さんをお持ちの方の参考になれば…と、我が家のアレコレを、今日は書いてみようと思います。

 

 

普通の学校に行かせなかった理由

まず、私が息子を学校に行かせなかった理由は、彼が「行きたくない」と言ったからです。

息子には、日本の公立小学校の教育が合いませんでした。(と言うか、保育園の段階で「行かない」と言い出したので、幼稚園からフリースクールに通わせました。)

具体的に、何を嫌がったかというと

・みんな同じ♪のイエスマン養成教育

・個性を殺し、自由を奪う軍隊のような環境

・先生に疑問/質問を投げかける子は「問題児」扱い

・生徒を雑に扱わざるを得ない教師数&教員のレベル など

こういう部分に息子は「絶対にこんなところには行かない!」と言い張りました。←この年で、これを言う程の子もどうよ?と思いましたが、幼い言葉で必死に訴えてくる彼の気持ちと、こういう「尖った部分」は尊重してあげたいと私は思いました。

 

だからと言って、自宅学習は母子家庭の我が家にはハードルが高いし…、人間関係の築き方というか、コミュニケーションは身につけないといけないし、どこか行けるところがあればなぁ…。と探しに探した結果、フリースクールの(学校法人ではない)インターナショナルスクールに行きつきました。

あれほど「行きたくない」と 泣いて 駄々をこねて ナメクジみたいになっていた子が、大股で胸を張って歩き通学する姿に「うん。これで良かった!」と思いました。

インターナショナルスクールですから、学費はかかりますし、フリースクールなので補助的なものも出ませんけど、お金なんて、無けりゃ無いで何とかなるもんです♪←何とかした人☆

私は、子供の性格や個性を捻じ曲げてまで「普通の学校」に行かせたり、人間を腐らせてまで「普通の学校」に行くくらいなら、学校なんて行かなくても良いと思っています。

 

 

学校を休んで旅行に行くこと

我が家は、旅行はゴールデンウィーク、お盆、年末年始を避けてしています。

その理由は、経済面とメリット/デメリットを比較してです。

 

■連休中の旅行

・とにかく高い!(人の足元見てくるよね~)

・どこへ行っても人だらけでリラックスできない

・飛行機も電車も人だらけで、並ばないといけない=疲れる、ストレス更には時間の無駄

 

■平日の旅行

・非常にお財布に優しい価格

・安いのにプラスして特典があったりする♪

・人も少な目なので、リラックスできる

・飛行機も電車も人が少ないので、並んだりすることなくストレスフリー&時間も有効に活用できる

 

こんなに違うんですよ。

連休中に1回旅行に行くお金で、平日なら2回旅行ができたりするんですよね♪

だったら、平日にする方が絶対に良くね?と思っています。

 

学校を休ませる是非については、我が家はこう考えます。

「学校に行くより、大切なものだってある」です。

色んな世界を見て、色んな人達と出会って、空気や匂いを感じて、感性豊かな人間に育って欲しいと願っています。

もちろん、息子本人が「休みたくない」「学校に行きたい」というなら、無理には休ませません。

一番長く休ませたのは1週間です。学校を1週間休んでラスベガス&ユタを旅しました(息子の希望)。非常識と思われるかもしれませんが、私自身「非常識」って悪い事ではないと思っています。

だって「常識」に囚われて生きている人の方が大変で可哀想な人、多くないですか…と感じています。

それに、学校の予定を見るとわかると思いますが「ここ、休んでも問題ないよね♪」な時って、絶対にありますよね?

 

こんな感じで育てた結果、中学2年~3年の2年間、公立中学校に通った際は、案の定「変わった子」「問題児」扱いでした。

ですが、「のびのびと自由に挑戦をする」という校風の高校を受験したところ、面接で高評価をいただき、入学式では新入生代表を務めました。

先日も学校から連絡があり「数名の保護者からK君(息子)の名前が挙がっていて」と言われ、「うちの子、また何をやらかしましたでしょうか(泣)」と聞くと、

「いえいえ!違うんです、お母様!数名の保護者の方からK君の名前があがっているのは、中学校の頃、不登校だったお子さんが、ご自宅で『K君がいるから学校に行きやすい』と話しているとのことで、お礼のお電話です。」と。

学校(組織や環境)が変わると、こんなにも扱いが変わるんですよ。同じ子が同じように行動していても、かたや「問題児」かたや「良い子」。

つまり、何が言いたいかというと、自分の個性に会った世界で生きて行けば良い!ということです。

・日本の教育、日本の風土が合わないなら、そこから飛び出せばいい。

・「学校」という組織自体が合わなければ、行かなければいい。

・「今の学校」が無理なら、自分に合う学校を探せばいい。

・組織に属することが難しければ、組織に属さずに生きて行けば良い。

・「今の組織」が合わないなら、合う組織を探せばいい。

最終的には、自分で自分の生きやすい場所を見つけることができれば、それで良いんじゃないでしょうか。

それを、息子が幼い頃から実践してきました。

私自身も「普通の学校」が合わず、学校に行きたくなかったのですが、理由を聴いてもらうこともなく親に引きずって連れて行かれ、親に対して完全に心を閉ざし、その気持ちを拗らせ、クソな腐った日々を過ごした経験があります。はい、食べる以外何の楽しみもない引きこもりのデブをしていました。

でもね、そんな私でも「自分の居場所」を見つけ「生きやすい環境」に辿り着き、相変わらず人付き合いは苦手なので友達は ほぼ居ませんけど(^-^; それなりに楽しく豊かな日々を過ごしています。

 


 

とにかく、世の中「学校」が全てではありません。学校に行って心が病んだり、学校に行って人間が腐るくらいなら、学校なんて行く必要ありません。

学校なんか行かなくったって、立派に生きている人は沢山います。

だから、「周りからどう思われるか」とか「他の子はしてるのに」とかより「自分の子供がどう思っているか」を大切に、日々を過ごしてほしいと思います。

「人と違う」「常識がない」←そりゃ、誰かに迷惑をかけたり、人を傷つけたりするのは絶対にダメですよ!でも、そうじゃなければ、私は素晴らしい個性だと思っています♪

非常識だからこそ生まれるアイデアがあります。

非常識な人だからこそ出来る事だってあります。

「非常識」でいいじゃない♪と、私はいつも思っています(*^^*)

もし「常識」の中で苦しい思いをしていたら、一緒に「非常識」しましょ☆

人それぞれ、必ず合う環境はありますし、居場所だって見つけられるはずです♪