「病は気から」とは、こういう意味です

2023年7月2日

※2021年2月現在の見解です。

 

「病は気から」という言葉は皆さんご存じだと思います。

「病は気から」とは、どういう意味だと思いますか?

 

「風邪をひくと思うから、風邪をひくねん!」とか「治ると思えば治る!」とか、そういう薄っぺらいものではないと私は考えています。

 

 

病気になるとは、こういうこと

病気になる=異常を起こしている です。

その異常とは

× 咳が出る
× 熱が出る
× 痛みや痒みが出る

などの目に見える事ではなく、その裏にある そういう症状を起こしている原因こそが「異常」です。

 

具体的には

・ 自由の抑え
・ 成長の抑え
・ 自発性の抑え
・ 要求の抑え
・ 満足の抑え(不平・不満)

などが、それに当たります。

こういうものが一定以上蓄積されると、身体の病気として返ってきています。

 

心(感情)が満たされていないと気が乱れる。そして、その気が乱れる期間が続くと身体の病気となってあらわれる。

これこそが「病は気から」の本当の意味だと私は思っています。

 

 

「わがまま」に生きる

「わがまま」と聞くと、人に迷惑をかける良くないことのように受け取られてしまうことが多いのですが、私の言う「わがまま」とは、自分に素直に(われがまま)に生きることです。

イヤなことはイヤ、好きなものは好き、したい事はしたい。そんな気持ちを 否定することなく きちんと自分で受け入れることです。

我慢して、抑えて、いい子にしていたって、何も良い事はありません。

ただ、一般企業にお勤めの方は、なかなかそういう訳にもいかないかもしれませんね。

そんな時に「イヤよね。わかる!めっちゃイヤよ!でも、そんなイヤな事をしてくれて、本当にありがとう!」なんて言われたら、どんな気持ちになりますか?

少しは救われませんか?でも、そんな事を いつもいつも都合よく言ってくれる人なんて、そうそう居ませんよね?

だったら自分がそれになればいい♪ 自分で自分に「イヤよね?本当はしたくないよね。でも、誰かがしないと片付かないからってイヤでも引き受けた私、めっちゃエライ!すっごい良いヤツ♪」と、頭の中で褒めちぎってあげてください。

きっと気の乱れがマシになると思いますよ。

 

あとは、親御さんに抑えつけられて幼少期を過ごされた皆さんも、大人になっても気が乱れているという方を少なからずお見受けします。私もその一人でした。

これも、乗り越えるのは努力も気力も必要でしたが、まずは「親に抑えつけられたことに今も縛られているかも?」と気付くことからスタートしてみてください。

ただし、そこで「親が悪い!」んじゃないんです。そりゃ、親にも責任はありますよ?でも100%親が悪いんじゃないんです。99%親が悪いかもしれない。でもここで100%親の責任にしてしまうと自分の成長がないんです。

親の抑えつけに素直に従ってしまった。反抗することを諦めてしまった自分にも責任はあります。1%も認められないなら、0.01%でもいいよ。だから、今からでも遅くない!反抗したって良いじゃない?

そりゃ、思春期の「反抗期」みたいに、心はモヤモヤしたり大きく揺れますよ。でも、それを経験して乗り越えた先に「心の自由」が待っていて「気の乱れ」が改善され、体調の不調も消えてなくなるという、素晴らしい事が待っていますから☆

 


 

今日、この記事を読んでいただいた事がキッカケで、今よりも少しでも自由に「わがまま」に生きていただけるようになる方がいらっしゃったら とても嬉しいです。

 

「病は気から」とは、

・ 自由の抑え
・ 成長の抑え
・ 自発性の抑え
・ 要求の抑え
・ 満足の抑え(不平・不満)

から気が乱れて、その結果、身体に不調として現れることです。

自由に「わがまま=われがまま」に生きることの大切さについて考えてみてください。