自分が変わると、見える景色が変わる

自分が変わると、見える景色が変わる

 

我が家の息子は、幼稚園から中学一年生までの8年間、インターナショナルスクールに通っていました。

ですが、あまりにも日本語が弱くなってしまったこと、サッカー部がなかったことなどの理由で、今年(中学2年生)から日本の学校に転校をすることになりました。

インターナショナルスクールから日本の学校に転校をすると、とてつもないカルチャーショックです。

慣れないシステムに悩み戸惑い、上下関係に躓き、謎の評価システムに苦しみ・・・上手く行かない事だらけです。 そんなときに、この考え方で乗り越えました!をご紹介します。

 

 

自分を変える エピソードその1

今の息子のクラスには、発達障害のクラスメイトが居るそうです。

その子が、いろいろ悪さをしてくるけれど「発達障害だから」という理由で、学校側は放置だそうです。

息子が「首を絞められる」とか「技をかけられる」とか不安そうに話してくるので、以前習っていたグレイシー柔術を利用して、相手がケガをしない程度のカウンター技を教えました。

だって「発達障害だから」という理由で、学校も何の対応もしないので、我が身は自分で守らないといけないんですもん。

 

息子の身体が自然に動くまで、何度も何度も繰り返し練習をしました。

息子のカウンター技は完璧になりました。

そうすると、今まで不安で不安で仕方なかったことが「早く連休が終わって、学校に行きたい!」と言うようになりました。

 

・学校に発達障害の子が居て、いつも悪さをしてくる

・学校は何も対応をしてくれない

この現実は何も変わらないんです。

 

それでも、彼(息子)が変わることで、明らかに見える景色は違っています。 

そして連休明け、同じように悪さをしてこられたとき、カウンター技で何度かかわしたら、もう悪さをされなくなったそうです。

 

 

自分を変える エピソードその2

息子は、前の学校では、テニス部とバスケ部に入っていました。

テニスとバスケが好きだったというより、運動部がテニス部とバスケ部しかなかったからです。

新しい学校では、前からしたかったサッカー部に入りました。

サッカー部に入ったとはいえ、今まで公園で遊んでいた程度で全くの素人です。 ですが、周りの先輩方は とんでもなく偉そうに 始めたばかりの息子に厳しい言葉を投げるそうです。

 

息子が「何で始めたばっかりの俺に、そんなにキツイこと言うんか わからん・・・」と言うので、「確かに、それは納得いかないし優しくないね。でも、逆に考えたら『初心者扱いされてない』って事じゃないかな?」と私が言うと、「あー、それはそうかも・・・」と。

 

正直「そんな言い方せず、もうちょっと他の言い方があるんじゃ・・・」と思うような言われようですが、そこはもう、その子の育てられ方人となりで、私たちが変えることはできません。

だから、こっちが変わるしかない!

「どうすれっば解決すると思う?」と聞くと、「とにかく、他の人より沢山練習をして上手になれば全ては解決する!」と。

それから息子は、部活の後も、休みの日も、息子なりにYouTubeで練習方法を調べたりして頑張ってきました。 

その後、サッカーを始めて9ヶ月でレギュラー入りを果たしました! 自分の考え方を変えれば、心無い言葉も全てエネルギーに変えることが出来るというのを学んでくれていたら嬉しいと思います。

 

 

自分を変える エピソード3

息子は、インターナショナルスクールに通っていましたが、公立中学での英語の成績は良くありません。

だって、公立中学校の英語って、まじクソ!あんな教え方してるから、日本人は英語が出来ないねん(^-^;と納得するばかりです(^-^;

ですが、それを変えるには、教育委員会なり文部省なりを変えないといけない。そんな力は私にはない。

だったら、自分が変わるしかないよね!という事で・・・「いつも、偉そうに言ってくる子は、英検は持ってるの?」と聞いてみました。
(英検なんか、大人になったら全く役に立たないんですけど、まぁ、学生の間は・・・ね)

そうすると「英検4級を持ってるって言ってた」と。

4級は「中学中級程度」で、ライティング(作文)も、スピーキング(面接)もなし。

2級は「高校卒業程度」で、ライティング(作文)も、スピーキング(面接)もあり。

そこで「英検の2級を取れば、黙らせられるんじゃない?」と提案。

実際、準1級でも、ちょっと準備すれば行けそうじゃない?という印象はありましたが、とにかく勉強が嫌いな息子なので、最初は手堅く!という事で、2級を受験しました。

英検2級の1次試験を合格した時点で、周り(先生含む)の態度が一気に変わったそうです。←こいつら、まじクソ(;一_一)でも、悪い気はしません(* ̄ー ̄)←悪い顔

 


 

私が息子に知って欲しい事の一つは、未来を変えたいとき最初に変えるのは自分、という事です。

周りに期待をしても無駄です。周りを変えようなんて、ほぼ不可能です。 他人を変えようとしても、本人(他人)が変わろうとしない限り、こちらが変えられることは何もありません。 それは、私がこの仕事をしていて一番強く感じることです。

他人や周りは変えられませんが、自分で自分を変えることは出来ます。

 

自分が変わると、見える景色が変わります。

見える景色が変わると、起こる出来事が変わります。

起こる出来事が変わると、未来が変わります。

 

今の大変な状況や不安な状況を変えるには、自分が変わることが一番の近道です。彼(息子)には、それを知って欲しいです。

そして「自分が変われば未来は変わる」という成功体験を沢山経験しながら大人になって欲しいと思っています。

 

もし、この1年があなたにとって「望む一年」でなかったとしたら、自分の何を変えれば「望む1年」を過ごせるか考えてみてください(*^^*)

新しい年が、あなたにとって素晴らしい一年になりますように(*^0^*)