校則は何のため?

学生の頃、学校の先生に、「なんで校則があるんですか?」と質問をしたところ

「風紀が乱れるから」という回答がありました。

でも、私は、これもわからなくて、

「風紀が乱れるって、なんですか?」と聞いたところ、

「うるさい!くだらないことを言ってないで、席につけ!」みたいに言われたんです。。

そして、周りの大人で、きちんと回答してくれる人も、教えてくれる人もいなくて、「大人って・・・」と、ものすごくガッカリしたのを覚えています。

 

それからもずっと疑問で。。

昔から「『靴下は白』って、どこのバカが決めた?」と思っていたんです。

だって、一般的な正装の際(結婚式の新郎の白のタキシードを除いて)靴下は黒や紺の濃い色って言われてるのに?

学校が「社会に出るための勉強をする場」なら、黒や紺にするはずじゃ?

白の靴下なんて、汚れは目立つし、洗濯も大変なのに?

生徒も保護者も、誰も得しない「白の靴下」って、イヤがらせか?くらいに思っていました。

 

それに、校則で「靴下は白」と決まっていたとして、

黒の靴下をはく生徒が出たからといって、風紀が乱れるとは・・・、普通に思わないですよね(笑)

それなのに、公開処刑のごとく、ネチネチネチネチ注意をされる。。
(なぜ教師って、あんなにネチネチした人が多いんでしょうね。。私の学校だけか?)

 

大人になってわかったことは・・・

校則の靴下の色なんて、白でも黒でも赤でもよくて、

何のためかって、

・権力者が支配管理しやすいようにするためのもので、

・権力者が決めたことに黙って従う、没個性のイエスマンを養成するためであって。。

世間一般のルールやマナーだって、たいていの内容は「ガマンさせるためのもの」じゃないですか。。

だから、実際の内容なんてどうでもよくて、

とにかく「権力者が決めたことに逆らわない人間」を作ることが大事なんです。

 

というのを知ったときの、なんとも言えない感情ったら・・・。

でもね、これに気づいて

・理不尽な校則を守りたくなかったら

・権力者に黙って従うイエスマンになりたくなかったら

そうならない道(逃げ道や抜け道)は探せば案外あるもんです^^

 

実際に我が家は、息子がガチガチに支配管理された小学校が無理で、

校則の少ないフリースクールに6年間通いました。

私は、自分が子供の時に、親に全ての逃げ道を塞がれ、親に対して心を閉ざし、病んでしまったので、、

親として、子供の逃げ道を塞ぎたくなかったんです。

だから、息子には逃げ道を塞がず、一緒に逃げ道をいくことを選びました。

いま息子が19歳になって思うことは、

「逃げ道を塞がずに、本当に良かった」ということです。

息子にとってもですが、私自身にとっても、自分が子供の頃に行けなかった逃げ道を息子と一緒に行けたような。。

なんだか、ものすごく心が軽く明るくなりました^^

 

言うことを聞きたくないなら、聞かなくていいじゃないですか^^

闘う必要はありません、シレッと逃げればいいんです♪

「逃げる人は弱い人」とか「逃げてはいけない」とかいうのも、

シレーッと逃げられては困る人たちが擦り込んだ、クソみたいな「常識」なんじゃないでしょうか?と思っています。

だって現に、逃げて逃げて逃げまくって、明るく楽しく過ごしている親子が ここにいますから^^

イヤなことからは逃げましょう。

・イヤな事をやり続ける根性

・イヤなことから逃げる勇気

エネルギーをどっちに使うも、私たちの自由です♪

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