果物&野菜←どう選ぶ?
果物&野菜 見た目に惑わされないで!と、お客様にはいつもお伝えしています。
今日は、りんごを例にとって、果物や野菜の今についてお話をします。
私より上の年齢の方なら、一度は「あれ?」と不思議に感じたことがあると思うのですが、最近のりんごは、切っても すぐに茶色くならないと思いませんか?
私が小さい頃は、りんごは切ったらすぐに茶色くなってしまっていて、それが嫌でした。
だからと言って、塩水やレモン水をに浸けられたりんごは、もっと苦手でした。。
じゃ、どうして最近のりんごは切っても茶色くなりにくいのでしょうか。。
どうしてりんごは切ったら茶色くなるの?
りんごを切ってしばらくすると断面が茶色くなってしまいます。
すりおろした離乳食なんて、あっという間に全体が茶色くなってしまいました。
なぜりんごは茶色くなってしまうのでしょうか?
りんごにはポリフェノールという物質が含まれています。
これは、イソフラボンやカテキンといった、植物が光合成を行うときにできる物質の総称で、りんごのみならずほとんどの植物に含まれています。
また、そのポリフェノールの酸化を促進する酸化酵素というものも含まれています。
ポリフェノールが空気に触れると、酸化酵素のはたらきによって茶色くなってしまいます。
ですので、りんごを切ると断面が空気に触れ、茶色くなるのです。
ここまで読んでいただいて・・・「あれ?」と思いましたか。
最近のりんごは、茶色くなりにくい。つまり、ポリフェノールなどの栄養が昔に比べて減っているという事です。
見た目はキレイで、傷もありません。大きさも立派です。でも、切ったら・・・どうですか?
塩水につけなくても、レモンをかけなくても、そんなにすぐに茶色くならないりんご・・・とっても多いですよね。
逆に、「おつとめ品コーナー」にある皮に傷がついて表面がザラザラしたりんご。手にすると「うわぁ☆この子、超良い!」と思ったら、即買い! あ、同じ「おつとめ品」でも、鮮度の落ちたものは選びません♪鮮度抜群の傷のついた子は、手に取ってみて良かったら「ラッキー☆」と思って買います^^
家に帰って切ってみると、やっぱり抜群に美味しいんですよ!りんごだと、めっちゃ蜜が入ってるし甘いしジューシーだし♪
同じ食べるなら栄養のある子、強い子、自分に合う子を食べたいと私は思っています。そこで、こんな選び方はいかがでしょうか♪というのを今日は書いてみようと思います。
良い果物&野菜は、こうして選ぶ
以前は お茶会や講座で塩を使って体感をしていただいていたのですが、私はこうして選んでいます。
それは「美味しそうに見えるみのを手にとってみる」これだけです。
まず、スーパーに行くと、果物&野菜売り場を見渡して「美味しそう」と感じる子を見つけます。
次にその子を手にとります。
「うん。良い♪」「この子強い子♪」と思うときもあれば、「あれ?違うわ・・・。」と思う時もあります。
良いと思えばカゴに入れますし、違うと思えば戻します。
そうやって、自分が良いと思うもの(自分に合うもの?自分に必要なもの?)をいつも選んで食べるようにしています。
最初は自分の感覚を信じるのが難しいかもしれません。それでも「何となく○○な気がする~」な感覚を信じて、自分が手に取って良いと思うものだけを選ぶうちに、「何となく」だった感覚が「確信」に近付いていきます。
そりゃ、体調や気分によっては上手に選べない時だってありますよ♪人間だもん^^
常に完璧じゃなくていいじゃないですか。出来る限り自分の身体の声を聴いて、自分の感覚を信じて、自分の身体の中に入れるものを買う。こういうのって私は、本当の意味での
・自分と向き合う
・自分を大切にする
・自分で自分を理解する
ということだと思うんです。
「今日はご褒美のケーキ♪」とか言ってる場合じゃなくて・・・。ちゃんと身体が必要としているもの。身体が欲しているものを手にするのが「自分へのご褒美」だと思います。
その証拠に「良い♪」と思って買った子たちって・・・信じられないくらい美味しいって感じるんですよね^^
ここで、もう一つ質問が多いのが「やっぱり、オーガニックが良いんですか?」って。
これは・・・YESでもあり、NOでもあり。。
確かに、農薬や化学肥料は使われていない方がオススメではあります。ただ、オーガニックと言えど、手に持ったときに「違う」と感じる果物や野菜もあります。
私は、農薬もそうですが「より自然な環境で育ったもの」が良いと思います。
ハウスで甘やかされて守られて育った季節外れのオーガニック野菜と、冬の風に吹かれて逞しく育った強い冬野菜(多少の農薬もあるかも・・・)と。それを手に取ったときに自分がどう感じるか。これを私は一番大切にしています。
それに、全ての野菜に農薬や化学肥料が必要なわけではなく、農薬や化学肥料がなくてもちゃんと育つ野菜もあります。
そういう子達は、オーガニックスーパーではなく、普通のスーパーで買っても、割と「イイ感じ」の子が多いですね^^
「オーガニック」をどこまで「オーガニック」と言うかも難しいところで。。
だって、水道水には薬品が沢山入っていますし、雨水にもいろんなものが混ざっていますし、空気にだって・・・ねぇ。。
なので、私は「オーガニック」は、ある程度は参考にします。ですが、最後は「自分の感覚」を信じて買うようにしています^^
お呼ばれの際の手土産etc. 見た目が重要視される場合は、こんな選び方はせずにガッツリ見た目だけで選ぶ時だってあります。
ですが、自分が毎日食べるものは、見た目や「オーガニック」という表示に惑わされないで「本当に良い物」「自分に合うもの」を選ぶようにしています。
これは決して特別な能力ではなく、「何となく、この場所の空気はイイ感じ♪」とか「なんとなく、この場所は嫌な感じ」とか、「この人とは合いそう」とか「この人とは合わなさそう」とか、私たちが日々感じていることの延長です。
今日は、果物&野菜について書きましたが、私はお肉や日用品を選ぶときにも この方法を使っています。何なら、住む家を選ぶ時も♪
誰でも出来ることですので、少しでも興味を持っていただけたなら、早速今日からスーパーで実践してみてくださいね^^
面白い体験をしていただけるはずです♪
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