【私がキライな言葉①】一度始めたら最後までやりなさい

私ね、キライな言葉がいくつかあります。

その一つが「一度始めたら最後までやりなさい」というもの。

親にも教師にも、散々言われませんでしたか?

最初は、いちいち反論していたんですが、結局子供だったので、力関係で抑えつけられるだけでした。

だから、ある時から「バーカ♪言っとけ♪」と思いながら無視していたんですけど。。それでも心に傷は残っちゃいましたね(^-^; ←ただいま修復中♡

こんな事を(一度始めたら最後までやりなさいとか)言ってるから、挑戦できなくなったり、挑戦しても潰れたりするんじゃないんですか?って思うんです。

 

 

イヤならやめればいい♪

私、思うんです。興味があって始めても、実際にやってみたら「あ・・・違うわ。。」って感じることありますよね?

だったらやめればいいと思うんです。

サッカー楽しそう☆って思っても、やってみたらイマイチだったとか、ありますよね。

・サッカー自体が、やってみたら合わなかった

・コーチがクソ野郎だった

・チームメイトと(チームの雰囲気と)合わなかった

など、理由はいろいろあるでしょう。

でも、直感的に「あ…違う。。」って思ったら、もう無理なんです。それを「一度始めるって言ったんだからがんばりなさい!」って言う親な。バカじゃないの?って思います。

そうやって育てられた子が大人になって、会社に勤めて・・・仕事や人間関係や部署の雰囲気などが合わないのに「一度始めたら最後までやらないといけない!」って無理して自分の心に嘘をついて働き続けた結果、病気になったり心が病んだり、ひどいときには命を落とすようなことになるんですよね?

「一度始めたら最後までやりなさい」の「最後」って何?「最後」ってどこ?って思うんです。←これを親や教師に質問しても、あいつらみんな思考停止のバカだから「うるさい!屁理屈言わないの!」って怒られたんですよ♪

「親なのに答えられないの?」「先生なのに教えてくれないの?」って言うと、更に怒られる~(笑)

いまでこそ「世の中の大人なんて、子供の素朴な質問にもまともに答えられない思考停止のバカばっかり」と思いますし「変な人」と言われるのは誉め言葉だと感じます♪ が、幼い頃はあまりにも怒られすぎて「自分は変な子なんだ」とか「自分は、誰からも受け入れられないんだ」とか、とても悲しく感じたのを覚えています。。

私は「一度始めたら最後までやりなさい」は「楽しいって感じるうちは続けなさい」と受け取っています。だから私が思う「最後」とは「楽しくなくなったとき」です。

だから私、息子にも「続けろ」とは言いません。

その証拠に、息子は小学校3年生でテニスをしたいと始めました。

その後、小学5年生では「バスケもしたい」と言い出し、テニスとバスケをしていました。

中学1年生で、テニスをやめ、バスケだけにしました。

中学2年生では、そのバスケもやめて、サッカーを始めました。

高校2年生のとき、サッカーをしながら野球を始めました。が途中でサッカーはやめました。

高校3年生のいま、野球だけをしています^^とても楽しそうにしています。

よく「やめるとき止めなかったんですか?」とか「道具を一式変えるの大変じゃないですか?」って聞かれますが。。

本人が「面白くないからやめたい」って言うんなら、やめればいいと思います。だってスポーツって本来「楽しいから」するもんですよね?それが楽しくなくなったらやめれば良いと、私は思います。

全員が全員プロを目指す必要もありませんし。。一つのことを極めるのだけが「良い事」ではありませんし。。

道具を一式を買い替えるのは、そりゃお金は要りますけど・・・お金は使っても稼げばまた入ってきますから。

息子が楽しいと思うことに使うお金って、私は有意義な出費だと思うんです。

楽しくないのにイヤイヤするスポーツの部費とか会費とか、そっちの方が無駄な出費だと感じます。

 

高校1年生で、学校のルールを守るのがイヤで無期停学になったときも「どうする?キライな停学の課題やってでも学校に戻りたい?それとも、学校やめたい?どっちでもええよ。」と言ったら、息子は「学校に戻りたいから、課題やるわ~」と言って、超苦手な「え?いじめですか?嫌がらせですか?」みたいな課題をキッチリ仕上げました♪←やれば出来る子!

 

息子には、楽しく生きて欲しいと思います。だから「楽しい」と感じることはどんどんやって、楽しくなくなったら、やめたり休憩したりすればいいと思います。

実際に私もそうやってきました。

海外に住みたいと思ったから海外に4年間住みました。

でも、「そろそろ日本に帰りたい」と思ったので、帰国しました。

仕事も、自分が興味のある事は片っ端からしました。

・水泳のコーチ

・水商売

・ホテルのコンシェルジュ

・放送局のAD

・社長秘書

・結婚式の司会者

・ラジオのパーソナリティ

・外資系企業のOL 

・自営業 など

これだけの仕事を満足するまでやって、満足したり楽しくなくなったら転職♪というのを繰り返してきました。

でもね、生活には全く困りませんでした♪正社員で働いていなくても、自由に楽しく生活するってできるんです。

だから息子にも言います。

・楽しいことをしてたら、きっと道は拓けるよ

・「楽しいだけじゃ生きて行けない」という大人が周りにいたら、それはその人がそういう人生を歩んできたというだけで、息子君もそうなるって訳じゃないから「お気の毒に~」と思っておくように

・人間は楽しい事をするために生まれてきたんよ。だから楽しい事をしないでガマンするというのは、絶対的におかしいことです。ガマンしてる人を見てみ?それが答えよ♪

だからもし、いま「一度始めたら最後までやらないと!」に縛られて辛く苦しい思いをしている人がいたら、やめて良いんだよと言うのを知ってください。

自分の心と身体が拒否する事に、むりやり自分を向かわせるって・・・私は「虐待」だと思います。

自分で自分を虐待するとか、可哀想すぎませんか?(涙)

私たちは人生を楽しむために生まれてきたんです。

ドMな性格で「こんなに辛くて苦しいのが好き♡」と思うなら、良いんですけど。。そうじゃなかったら、やめてみたって休んだり離れたりしていいと思います。

もし不安になったら、ちょっとだけでも私のことを思い出してください。

「資格もない、正社員で働いたこともない母子家庭のお母さんでも、ちゃんと楽しめてるんだから、私ならもっとできるはず☆」って^^

自分を信じて、自分を大切にして、ね♡←半分自分に向けて言ってる(^-^;

楽しくないことを、そこまでがんばれる根性とエネルギーがあれば、なんだってできると思います!!