「この先どうなるの?」という疑問

よく「この先、私たちはどうなるの?」というのを聞きます。

でもこれって。。私はしっくりきません。

「この先、私はどうしたいの?」の方が、圧倒的に重要だと思うんです。

今日はそれについて、私の実際の経験も交えて、記事にしてみます。

 

 

「どうなるの?」と「どうしたいの?」の違い

「この先、どうなるの?」と「この先、どうしたいの?」というのは全く違います。

「どうなるの?」だと、他人任せです。ということは、いまの流れに流されるだけです。それが好きならそれが一番ラクだとは思います。

「どうしたいの?」は、自分軸です。シンプルですが、人によっては簡単じゃないかもしれません。

実際に、少し前の私は「どうしたいの?」と自分に問いかけることすらできませんでしたし、それを問いかけたところで「どうしたい」を答えるまえに「どうせ無理じゃん。。」と心が叫ぶ状況でした。。

私たちの社会が この先どうなる?というのは、ある程度・・・見えていますよね。

いろいろ煽られてるじゃないですか(^-^;

それを「ふーん。そうなるんだ♪」と思えるなら、私はその流れに乗るのが正解だと思います。

ですが「いや、まじそれは無理!」なら、自分がどうしたいかがわからないと動けないと思うんです。

だって、旅行や引っ越しと同じで「キレイな海に行きたい」と思っていても、どこの海に行くか決まらないと、右にも左にも動けないですよね。それと同じです。

私は兵庫県に住んでいます。で、「キレイな海に行きたい」と思って、

・オーストラリアに移住する

・モルディブに旅行する

・沖縄に旅行する

・淡路島に引っ越す

これらによって、準備・費用・移動手段・荷物の量etc. 全て変わってきますよね?

仕事を例にあげると、私は会社だろうと個人だろうと「同じ目標を持つ自立した仲間と一緒に歩きたい」んです。

なので、チームの中に依存癖のある人が入ってくると、一気に崩れてしまいます。

自立した人のチームだと、あくまで「個人」の動きではありますが、なぜかそれが「阿吽の呼吸」とでもいうのでしょうか、イイ感じに歯車が噛み合うときだけ噛み合うというか、謎の一体感があるというか、そんな感じなんです。

自立していない(依存している)チームは、皆が言われたことだけをこなすので、一見統率がとれているように見えますが、実際には自分で考えられないし決められない奴の集まりなので、効率が悪いですし、不満タラタラでイヤイヤやっている場合が多いと思うんです。

はい。あくまで私個人の意見ですよ。

で、今は自分で考えて自分で決められる自立したチームで仕事をしています。

おそらく会社の中でも かなり特殊なチームです(^-^;

少し前に、まーまー大き目の決断をしないといけなかったのですが、営業Boysも上司も・・・電話もチャットも返事なし。さぁ、どうする?となったときに「私は悪くない」と放置するのも一つの方法でしたが、放置した先の大トラブルは目に見えていたのと、普段の営業担当の様子を知っているので、「彼ならこうするだろう」という予測で、営業アシスタントである私が直接お客様に電話をし、事情と費用を説明し、OKをいただいてGOしたんです。

それがタイムリミット5分前。。

営業担当から返事があったのが、タイムリミットの1時間後。「連絡がとれなかったので(このように)やっときました。文句があるなら責任取って辞めますので遠慮なく言ってくださいまし!」と、ややキレ気味に言うと「いえ。完璧です。ありがとうございます。助かりました。」ですと!!

このときも「どうしよう・・・。」とか「どうなるんだろう。。」だと、動けなかったと思うんです。

でも「私は どうしたい?」と考えたときに、

・お客様に一番迷惑がかからない方法で進めたい

・激務のBoysの力になりたい

・「ありがとうございます」と皆から言われて この案件を終わりたい

というのがあったんです。

ということは「営業担当に連絡つかないし、放置~」「責任をとりたくないから、何もしない」という選択肢は消えますよね。

じゃ、どうする?

「Boys2なら、おそらくGOだろう。この程度まで私が説明をしてお客様から了承を取っておけば、あとはBoys2のトーク力でネゴするだろう。」というところまでをやりました。

そりゃ「どうしたいの?」で、自分の心に答えがあったとしても

・いや、でもアシスタントごときが出しゃばる案件じゃないやん?

・やって違ってて怒られたらどうすんの?

など、いろいろとネガティブな自分も顔を出しますよ(^-^;

そんなときは、確率論で行きます☆

① このまま私が動かず放置すれば、120%大問題になる。Boysが困るしお客様も困る。

② 私がBoys2なら こうするだろうというのを予測して動けば、解決する可能性は50%ある

だったら②でしょ?というので「もうタイムリミットですし、放っておいたら確実に大問題になるので、こういう風に進めます。文句があるなら、お母さんを一人ぼっちで留守番させないこと!」と一文チャットを入れて、即効でお客様に電話をしました。

腹くくった人間て、強いよね♪って思います^^

こんな感じで「どうしよう…」「どうなるの。。」と「どうしたいの」という考え方では、出る答え(行動)が全く変わってきます。

体質改善でもそうですね。

・体質改善を成功させたい

・スイーツをどうしても食べたい

この2つの葛藤があったとき「私はどうしたい?」というのをしっかりと考えて

① 体質改善を成功させたいから、あと1週間だけ食べない。終わってから身体の様子をみながら食べに来よう。

② 体質改善のゴールが先延ばしになっても、いま目の前の美味しそうなスイーツを食べない方が後悔する。

どっちの気持ちが大きいかで、答えは決まります。

「私はどうしたい?」を軸に決めた答えなら、どっちを選んでもそれが正解で、どっちを選んでも後悔しないはずなんです。

いつも行くスーパーの、いつもあるスイーツなら・・・①を選んで欲しいな~とは思いますけどね。

でも、「よし!体質改善をするんだ!」と決めた途端に遠方に出張が入った。そこで連れて行ってもらったお店のスイーツが、ネットでも買えない(いまここでしか食べられない)ものだった。←こんな場合なら、②だって有だと思います^^

もし「どうなるの?」「どうしよう。。」と思ったら、「私はどうしたい?」と自分に問いかけてみてください。

そして「どうしたい?」に従う結果と「どうなる?」に流される結果、両方をイメージして「こっちの感情を感じたい!」という方の行動をとってみてください。

「どうしたい?」に従って行動を起こすのは、シンプルですが簡単ではないかもしれません。

それでも、練習をしていれば、小さな「できた」を繰り返していけば、きっと自分の「どうしたい?」に従うことができると思います^^

もちろん私も まだまだ練習中の成長中♪

どっちが良い悪いではなくて・・・、もし自分の「どうしたい」を大切にしたいと思うなら、やるしかないんです。

最初は勇気もエネルギーもいるかもしれませんが、一緒に楽しみましょう^^