怪我の治し方~細胞修復のお話~

2022年1月16日

アラフィフにもなると「最近、ケガの治りが遅い」なんて感じませんか?

今回は、息子がサッカーをしていて靭帯をのばしてきました。

今は、ギブスと松葉杖の生活をしています。

もう中学生(反抗期)で、母の言うことなんて何も聞かないのですが、久しぶりに怪我を早く治したいらしく、素直に母の食事指導を実践してくれております(*^^*)

整形外科の先生にも「おぉっ!治り早いね~」と誉められた方法です。

 

 

細胞修復の鍵 その1「酵素」

酵素は、私たちの身体の中で、二通りの使い方をされます。

1つ目は「消化酵素」

2つ目は「代謝酵素」

「消化酵素」は、文字通り消化吸収をして、生きていくために必要な働きをしてくれます。

「代謝酵素」は、細胞を新しく生まれ変わらせたり、修復をするのが仕事です。

私たちの身体は、まず酵素を消化酵素として優先的に使用します。

消化酵素を使って余った分が代謝酵素として使われます。

ですから、いかに代謝酵素に多く使えるか!が怪我の治し方の鍵になります。

消化酵素を使わないためには、どうすれば良いでしょうか?

一番良いのは「食べない事」です。

これは、野生の動物は、そうしているんです。怪我をしたら、ケガが治るまで食べません。食べると化膿するからです。

実際に、以前飼っていたジャーマンシェパードが怪我をしたとき、何も知らない私は普通に餌を与えたのですが、全く食べませんでした。

その事を獣医さんに話すと、この酵素の話を教えてくださって「だから、水だけ飲んでいれば大丈夫です」との事でした。

怪我が治ると、食欲も戻り、元気に走り回っていました。

 

「食べない」のが良いのはわかったけど、辛い時だってありますよね?

そんな時は、酵素の無駄遣いが極力少ないものを食べてください。

大切な酵素を大量に無駄遣いしてしまうものは、砂糖や化学調味料を含む下記の食べ物です。

・お菓子やパン

・ファーストフード等の化学物質まみれの外食

・コンビニのお弁当を始めとする超加工食品

・スーパーの出来合い物

・電子レンジでチンした食べ物

などです。

 

ですので、息子は、こんな食事をしています。

①お砂糖(その他甘味料)と化学物質を控える

②生の果物や野菜を食べる

③しっかりと噛んで食べる

④水をしっかりと飲む

この4つが大切になってきます。

酵素については、「痩せるための酵素のお話」で詳しくご紹介をしていますので、そちらも参考にされてください。

 

 

細胞修復の鍵 その2「ホルモン」

細胞修復の「ホルモン」とは、寝ている間に分泌される「成長ホルモン」です。

これは、ただ単に寝れば良いと言う訳ではなく、

① 夜10時頃には寝るようにする

② 寝入りの眠りの深さが深くなるようにしっかりと眠る

この2つが、とても大切になってきます。

 

①夜10時頃には寝るようにする

これは、夜10時にはお布団に入るというのではなく、夜10時には眠っている状態にするように心がけてみてください。

 

② 寝入りの眠りの深さが深くなるようにしっかりと眠る

寝始めの眠りの深さを深くするには、寝る前の深部体温を高くすることと、身体をゆるませることが重要です。

この2つを叶えてくれるのが、深呼吸をしながらのストレッチ体操です。

身体をゆらゆらゆすったり、肩甲骨を動かしてみたり、しっかりと呼吸をしながら身体をゆるませる体操をしてみてください。

これは、ケガの時に限らず、私は毎晩していて、ひどい時(良い時?)は、ストレッチをしながら寝てしまい、気が付いたら朝!なんて時もあります。

 

①と②を実践いただくことで、寝ている間に「成長ホルモン」が分泌されます。

これは、子供の場合は 文字通り「成長」ですが、ケガをした時や、大人は「細胞の修復」に使われる有難いホルモンです。

ちゃんとグッスリ眠るだけで勝手に分泌されるなんて、主婦には有難すぎますよね♪

だから、本当は毎日が理想ですが、ケガを早く治したいとか、体調不良を改善したいときは、特に意識をして、この成長ホルモンを上手に活用してください。

 


 

酵素とホルモンを上手に活用しているお陰か、整形外科の先生が「治り早いね~」と驚かれるスピードで回復をしています♪

怪我をしたとき、火傷をしたとき、日焼けがひどい時etc.にもご活用いただける方法ですので、いつか必要になったら、この記事を思い出して実践いただけると嬉しいです。