痩せるための酵素のお話
痩せるための酵素のお話
私がお料理に お砂糖・化学調味料を使わない理由は 一番は肝臓との関係ですが、実は、酵素 とも とても深い関係があります。
「酵素」「酵素」と聞くけれど、「酵素」ってどんな働きがあるの?と思いませんか。
酵素の働き
私たちの身体の中で起こる全ての科学反応には 酵素が必要です。
全ての化学反応とは、消化吸収や筋肉を動かすことetc.生きていく上で酵素は必要不可欠です。
という事は、酵素が無くなると生きていくことすら出来なくなります。
日々の生活ですと、ビタミン、ミネラル、ホルモンetc.も 酵素がなければ働くことが出来ません。
そして、その酵素は 水がないと働くことができません。
ですので、どんなに栄養満点の良い食事をしても、酵素が足りていないと、せっかくのビタミンやミネラルも有効に活用できません。
身体に入れただけで、吸収・活用されることなく、体外に排出されてしまう・・・とても勿体無い事が起こってしまいます。
そして、栄養満点の食事をして、酵素も足りていても、水がないと働くことが出来ません。
私が常々「お水は大切です」とお話している理由の一つが、この酵素との関係です。
酵素の種類
酵素酵素と言っていますが、酵素には大きく分けて7種類あります。
そして、それぞれに働きが違います。
① アミラーゼ
糖質やでんぷん(果物、野菜、麺類、パンなど)の消化を助けます。
② プロテアーゼ
タンパク質(赤身の肉、鶏肉、魚肉、ナッツなど)の消化を助けます。
③ リパーゼ
脂肪を分解し、脂肪酸のバランスの調整を助けます。
④ セルラーゼ
セルロース(野菜や植物性食品に含まれる繊維質)を分解します。
⑤ ラクターゼ
乳糖ラクトース(牛乳や乳製品)を分解・消化します。
⑥ スクラーゼ
糖を分解します。
⑦ マルタ―ゼ
糖を分解します。
安い質の悪い酵素の中には、工業用の酵素(洗剤etc.に使用されているようなもの)を用いているサプリもありますので、お求めの際は多少お値段が高めでも本当に良い物を選ぶようにしていただけると、身体は良い変化を実感いただけると思います。
そこで、もう一歩踏み込んで、酵素で痩せるための知識をご紹介します。
消化酵素 と 代謝酵素
消化をするのに必要なのが消化酵素。細胞を新しく生まれ変わらせたり、修復をするのが代謝酵素。
私たちの身体は、まず酵素を消化酵素として優先的に使用します。
そして、ここで酵素を余らせることができれば、それが代謝酵素に回るとイメージをされてください。
生の野菜や果物には酵素が含まれています。
ですが、その含まれる酵素の量は、野菜や果物 それ自体を消化する分の酵素しか含まれていません。
と言うことは、生の野菜や果物を食べて唾液や胃などから分泌される酵素は、単純に考えると代謝酵素にまわります。
ですが、加熱をして酵素を破壊してしまうと、その食べ物を消化するための酵素が無くなってしまい、その分も体内で作り出す必要があります。
つまり、唾液などから分泌される酵素は まず消化酵素として使われます。
それで余った分が代謝酵素に回ります。が、40代からは なかなか余らなくなってきます。
酷い方は、消化酵素すら足りない方もいらっしゃるくらいです。
ダイエットと美と健康のためには、いかに酵素を無駄遣いせずに代謝酵素に回せるかが勝負です!
そこで、どういうモノが酵素を無駄遣いするのかを知ってください。
酵素を無駄遣いするもの
先のご説明で、酵素が大切なことは おわかりいただけたと思います。
こんなに大切な酵素は、上手に有効に使いたいですね。
大切な酵素を大量に無駄遣いしてしまうものは、砂糖や化学調味料を含む下記の食べ物です。
・お菓子やパン
・ファーストフードの外食
・コンビニのお弁当を始めとする食べ物
・スーパーの出来合い物
・電子レンジでチンした食べ物
などです。
先にもお伝えしましたが、現代の食生活では 消化酵素すら足りない方も沢山いらっしゃいます。
代謝酵素にまわす分がなくなると
・老化が進む
・太る
・体調不良になる など
困った事のオンパレードになってしまいます。
良いサプリメントを摂取することも一つの手ではありますが、私はケチなので 可能な限り自分の力で摂取したいと思っています。
酵素を上手に活用するために
サプリを活用せずに、酵素を充分に補うためには
①お砂糖(その他甘味料)と化学物質を控える
②生の果物や野菜を食べる
③しっかりと噛んで食べる
④水をしっかりと飲む
この4つが大切になってきます。
それでも、どうしてもお付き合いで ご自身で食事を選べない事が続いてしまう時も 多いかもしれませんね。
そんなときは、良質のサプリメントで補っていただくことも 選択肢の一つかもしれません。
良い酵素サプリとは
良質のサプリメントとは
・ 植物性で加熱処理をしていないこと(カプセルタイプであることが多いです)
・ 上記の「酵素の種類」のうち最低でも①~④が入っていること(①~⑤なら、尚良しです)です。
酵素とお水は、美と健康とダイエットの強い味方です。
上手に積極的に活用しましょう。
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