「肩書」や「ステータス」に惑わされていませんか?

世の中、肩書やステータスに惑わされてしまっている人の何と多いこと。。

・社長さんだからスゴイ

・政治家さんだからスゴイ

・大学の教授だから偉い

・学校の先生だから素晴らしい など

「うーん…」て思います。

なぜこんな記事を書いたかというと、退職のための引継ぎ中に、当時の会社の役員が歩いていたんです。

それを見た私の後任さんが「どなたですか?あのポンコツ感満載のオジサマ(^-^;」と聞いてきました。

私が「あぁ、あの人は常務です。」とお答えすると、途端に「ポンコツ感満載のオッサン」から「偉い常務さん」に変わってしまったんですね。

なぜ自分が感じた「ポンコツ感満載のオッサン」というのを信じないのかな?というところに疑問を感じました。

実際に、この男性が会社の外(駅とか繁華街)を一人で歩いていたら、恐らく9割以上の方は「ポンコツ感満載のオッサン」という認識をするでしょう。

社内でも「なんでアイツが常務?」と言っている人も思っている人も多数おり、当然 私もその一人でした。

 

 

人の情報はダダ漏れです

で、思うんです。雰囲気とか、オーラとか、姿勢とか、目の力とか、そういうので、その人の本質というか人となりというかは、ダダ漏れだと思います。

「社長」だから、誰もがスゴイなんてこともありませんよね。

・起業して、一代で会社を作り上げた敏腕経営の社長さん

・雇われ社長だけど、叩き上げで、肝が据わっていて、バリバリに仕事ができる社長さん

・仕事は出来ないけれど、上の人に取り入る(気に入られる)のが得意で出世した社長さん

・社長の一族というだけで、社長になった2代目ポンコツ

・名刺は「社長」だけど、実際は細々と自営をしている方

など、いろいろいらっしゃると思うんです。

だから、名刺の「代表取締役社長」という肩書だけをみて ひれ伏すとか・・・、ねぇ(^-^;と思います。

そりゃ、組織で生き残るには、上のご機嫌取りも必要なスキルの一つだとは思いますから、偉い人にヘコヘコするのも決して悪いことではありませんが、そういう考え方は、私には向いてないです(^-^;

 

 

外側ではなく中身

よく、女性が男性を見るときに、

・着ている服

・乗っている車

・つけている腕時計

などをチェックする人がいますよね。

私は、こういう見方が 必ずしも正解とは思いません。

なぜなら、肩書や、乗っている車、腕時計が素晴らしくても、実際にその人が人として素晴らしいかどうかは別問題だと思うからです。

例えば、過去には「自分は、有名人の○○さんと知り合い」というのを自慢してきた男性もいましたし、「総理大臣の名刺を持っている」と、自慢げに見せてくれた人もいます。

それを「うわぁ~!すごぉ~い!」とは、私は思いません。あ、一応「スゴイデスネー」とだけは言いますよ、面倒くさいので(^-^;

だって、「知り合い」ったって、どんな知り合いかわかりませんし、知り合いが有名人だからといって、その人がエライともスゴイとも限りませんよね。

自分を大切にしていて、自分に自信がある人は、外側(身に着けるものや、肩書、知り合い等)で勝負しようとしません。

自分を大切にしていて、自分に自信がある人は、たとえ高級なものを身に着けていても、知り合いに有名人が居ても、それを「これ見よがし」に自慢してくることはありませんもん(^-^;

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高級なものを身に着けているのは、どっちの理由でしょう。

① 自分に自信がないから、外側で勝負したい!

② 自分は価値のある人間だから、それに見合ったものを身に着けるのが当然

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お手頃価格のものを身に着けているのは、どっちの理由でしょう。

① 自分には価値がないから、高級なものを身に着けるなんてできない。安いので良いんだ。。

② 自分に価値があるから、値段に関係なく、自分に似合っていて自分が好きなものを身に着けていればいいじゃない♪

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ね?

高級なものを身に着けていても、お手頃価格のものを身につけていても、自分で自分をどう思っているかによって、オーラ―も雰囲気も、大きく違ってくると思います。

そして、それらを私たちは、一瞬にして正確にキャッチしています。

こういうのを知ってから、私は無理して飾るのをやめました(^-^;

だって、すぐにバレるウソをつくほどアホではないつもりなので(^-^;

 


 

自分を好きになって、自分を大切にしていれば、きっと何を着ていても、肩書があってもなくても魅力的だと思います^^

だから、無理に飾ったり、周りと比べたりせず、自然体でありたいなと。

そして、人の本質を感じる力も 磨きをかけていきたいと思っています^^