恥ずかしい思いをさせてごめんね~私が頑張る理由~

恥ずかしい思いをさせてごめんね~私が頑張る理由~

 

私、今でこそ、きっと一般的な同年代の女性より若く見られると思いますし、きっと「みっともない」という事も無いと思います。かといって、ずば抜けてイケてるか?と聞かれると、それも違いますが…。

中の上くらいでは居たいと…。

それは、自分自身の自己満足というのが一番の理由なのですが、その「自己満足」の中には「息子に恥をかかせたくない」というのが含まれています。というか、既に過去に私がお金がなくて、不細工だったという理由で、息子に恥をかかせてしまった経験があるので…。

 

 

無邪気さという凶器

子供って、無邪気で素直ですよね。そして、その無邪気さは、時として凶器と化します(^-^;

参観日や運動会など、お母さん達が集まる時、子供たちは無邪気に素直にお母さん達を「品評」します。

私は35歳で息子を出産したので、当然ながら私より若いお母さんが9割以上です。実際に、今の部活動の保護者の中では断トツ最年長でございます!←自慢になってない…。

昔、水泳のコーチをしていたとき、子供たちがお母さん達を品評しているのを目の当たりにしていました。

3歳~小学6年生を担当していたのですが、まぁ「無邪気」=「凶器」と言わんばかりの…言葉が出てくる出てくる。。

「先生~!A君のお母さん、デブ~!」←えーっ!私を巻き込むなよー!!!と思うも、この子の直な感性もA君も、どっちも傷つけられないので、必死で無い知恵を絞って「A君のお母さんに抱っこしてもらったら、めっちゃ気持ち良くて幸せ~ってなりそうやね~♡」とか…返してみるものの。。子供は、惨いほど素直ですよね。。

子供の無邪気な凶器の恐ろしさを日々痛感しました。。

 

 

自分が母になって

自分が実際に母になると、やはり若いお母さん達と並ぶ時に「息子、すまぬ…。」と思うことは多々ありました。

子供にしてみたら、

・自分が授業中におならをしてしまう

よりも

・参観日でお母さんが見劣りしている

方が、何倍も恥ずかしいそうです。。それを息子は私に素直に伝えてきました。これもまぁ、無邪気な凶器で胸を抉られる思いでした…。

 

だから「見劣りするお母さん」は、子供にとって「羞恥プレー」なんですよ。。そんな劣等感やら恥ずかしい気持ちやら、子供に味わわせたくないじゃないですか!!って、既にこの時点で味わわせてましたけど。。

そこから、母ちゃん(私)は一念発起!実年齢は変えられませんけど、細胞年齢は変えることができるんです!

「母ちゃん、君が恥をかかないようにがんばるさ!!」が、私が頑張れる理由です。

そして、母子家庭だからというのもあります。「母子家庭」というのを理由に息子に何かを諦めさせたくないし、母子家庭で子供のしたいことを全部させてやれたら、めっちゃカッコ良くないですかい?と日々「カッコイイお母さん」である自分をイメージしてニマニマしています(*^^*)←私流イメージトレーニング。

 


 

自分のせいで子供に恥ずかしい思いをさせた経験があるからこそ、母子家庭であるからこそ、「いま出来る限りのことをするんだ!」と思えるようになりました。

「どうせ私は年取ってるし・・・」と諦める選択肢も、「母子家庭だから無理」と諦める選択肢も、当然ありました。

でも、それを選んだ自分を許せるか?と自分に聞いた時、答えはNOでした。

そりゃ、どんなに頑張っても出来ないこともあるかもしれませんよ?それでも、やる前から諦めるような姿を子供には見せたくないんです。

結果なんてどうなるか、やってみないとわからない。だから、やってみる。

やらずにウジウジ悩んだり、やらずに諦めたり、やらずに後悔したり、そんなことをするくらいなら、やって失敗して立ち直る姿を見せる方が、絶対に親としてはカッコイイと思うんです♪

私が頑張る理由、それは「私は、私の出来ることは全てやった」と思える自己満足のため。

今年(2020年)は、49歳です。49歳という年齢は、決して何かを諦めるためにあるのではなく、これまで自分が生きてきた経験値を現す数字です♡

私より若いのに、アレコレ諦めてる人!!!まだまだ出来るよ~!!

自分の重ねてきた年齢を誇れる生き方ができるって、素晴らしいですよね!