「失敗したくない」症候群?「嫌われたくない」症候群?
人生の9割が失敗だったと言っても過言ではない私が思うことがあります。
それは「どうして多くの人は、そんなに失敗をしたくないのでしょう」と。
たいして重要でもない社内のメールなのに、
いつまでたっても上司に内容を確認してもらってからじゃないと送信ボタンが押せない人に
興味があってリサーチをしてみたところ
「だって、間違いたくないじゃないですか」って。
ですが、考えてみてください。
「間違いたくない」と、いつまでも自分で考えられない人と
多少間違いがあっても、自分で考えて仕事をする人 どちらが信頼されるでしょう。
失敗や間違いって、別に悪い事じゃないと思うんです。
以下は、実際に私が五つ星ホテルに勤務していて学んだことなのですが、
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五つ星ホテルにだってミスはあります。
そして、ある日、割と大き目のミスが起こりました。
その際、スタッフ全員が一生懸命に誠心誠意、対応したんです。
そうしたら、「大きな失敗」をしたにも関わらず
「トラブルが起こったのはビックリしましたけど、
でも、皆さんがここまでしてくださったので、とても感謝していますし、
またこちらに来る際はこのホテルに宿泊させていただきます^^」
と、失敗の後の対応で、逆に信頼を勝ち取って
本当にリピートしてくださるようになったんです。
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だから、失敗って、必ずしも悪いことばかりではありません^^
失敗をすることで、逆に信頼を勝ち取ることだってできるんです。
だから、ピンチはチャンス☆です。
それに、仕事なんて、ぶっちゃけ、
失敗しながら覚えるのが一番の近道じゃない?くらい思っていますし。
「間違いたくない」とセットで、「嫌われたくない」もありますね。
今回は仕事がらみで「嫌われたくない=上司に気に入られたい」を例に書いてみます。
上司に気に入られたいから、
・間違わないようにする
・何でも言うことを聞く
みたいな。。
いやいや、それって、確かに「使い勝手がいい」かもしれませんが
・間違いたくないからと、何でもかんでも確認をしないとできない(上司が不在のときは仕事が進まない)
・嫌われたくないから、何でも言う事を聞く(自分の考えを言わない)
だと、大切にもされないし、信頼されないと思うんです。
・最初、多少間違ったとしても、自分でこれまでのことを総合的に考えて仕事を進める人
・自分の意見をしっかりと言う人(反抗したり、ケンカ腰とかとは違いますからね)
は、大切にされるし、信頼されると思うんです。
実際に、「これ、どう思う?」と上司に聞かれて、
周りは「良いと思います!」と言っていた中
私だけが、正直に「それだと、○○な部分で困りませんか。。」と意見したところ
周りは「上司に反抗するの?」みたいな感じだったのですが
別に反抗した訳でも、上司の案に難癖をつけたわけでもなく
素直に「それだと、ここは良いけど、あそこは大変じゃないですか」と意見しただけで。。
最終的にどうなったかと言うと、
何かある時に、私にだけ相談されたり、私にだけ意見を求められるようになったんです。
更には、正社員でもないのに、最終的に人事の採用にまで意見を求められて、
所属していた部署の採用面接に立ち会うようにまでなりました。
ということは、反抗するんじゃなく、素直に自分の意見を言う人は
気に入られるかどうかは置いておいて、上司からも周りからも信頼されます。
・上下関係があって「使い勝手の良いヤツ」になりたいか
・役職はともかく、人として対等で「信頼される人」になりたいか
自分がなりたいものに、私たちは自分の意思でなれます^^
そして、「失敗」について、もう一つ言わせてください。
皆さん、旅行やイベントを思い出してください。
普通に上手くいったときよりも、
トラブルや失敗があったけど、結果オーライ☆みたいな時の方が
印象や記憶に残っていませんか?
そして、その経験て、後から思い返したら「あんなこと、あったね~♪」と
とても素敵な思い出ではないですか?
仕事も人生も同じです^^
失敗したっていいじゃない♪
失敗するから、リカバリーの方法を覚えたり、信頼関係を築けたり、良いことだって沢山あります。
「失敗したくない」「嫌われたくない」と小さく小さく固まるより
自分らしくのびのびと過ごせば、何が起こっても、全ては上手くいきます^^
だから、小さく小さく固まらず、もっと自分らしく人生を楽しみませんか♪と思って、この記事を書きました。
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本を読んでいただけるだけでも嬉しいのですが、実際に実践をして、変化を実感いただけると、もっと嬉しいです^^
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