【価値観の違いを痛感】理想の旅立ち方

先日、取引先の男性(おじいちゃま)が、身体を脱がれました。

前日まで、普通にお元気でした。

ある日、朝起きてこなくて、見に行ったら、既に旅立ったあとだったと。。

これを聞いたとき、私が最初に感じたことは「素敵な旅立ち方。私の理想だわ。。おじいちゃま、お疲れ様でした。」でした。

 

数日前まで普通に電話で話をしていて、普通に納品にも来てくださっていて

そして、きっと、あるとき突然「もう満足☆」となって、お空に帰っていったのかな?と想像します。

生涯現役で、自分が満足したタイミングで身体を脱がれて(と、信じます)

素晴らしいです。
理想です。

私も、こんな旅立ち方ができるよう、毎日を楽しく、一瞬一瞬を大切に生きていこうと、改めて思いました^^

 

ただ、やっぱり、残された方は、びっくりしちゃいますね。。

おじいちゃまお一人で事業をされていたので

おじいちゃま宛に発注した仕事を他の業者さんに依頼しないといけないですし。。

それでも、「どうにかなるもんだ♪」とわかったので、

それも教えてくださったおじいちゃまには感謝です。

 

ただ、周りとの価値観の違いと温度差に驚きました。

私的には、「長生きが素晴らしいこと」とは思っていないので、別に何歳で旅立っても「満足したんだ。。」とか「もういいや♪って思ったのかな。。」と思いますし

旅立ち方については、世の中ではいろいろと言われていますが、どんな旅立ち方を選んでも、「そういう旅立ち方を選ばれたんですね。」と思います。

なのに、周りの皆さんは

・最近ちょっと心配になることがあったから、病院に行けって言ったのに行かないからこうなる

・ちゃんと病院に行っていれば、もっと長生きできたかもしれないのに

・ちゃんと病院に行っていれば、こんな●に方をしなくて済んだのに

など、なんか・・・すごく違和感を感じました。

 

おじいちゃまが病院に行きたくなければ、行かなければ良いと思います。

だって、おじいちゃまの身体で、おじいちゃまの人生ですし。

それに、「こんな●に方」も、私にとっては「生涯現役で、満足したタイミングで眠るように旅立ったんだろう」と思いますから、本当に理想で「素敵だなぁ」って思うんです。

「もっと長生きできた」というのも、長生きって、そんなに大事ですかね。。

というか、そもそも定年退職もとっくに過ぎた「おじいちゃま」が、バリバリ仕事をされていて、自分が稼いだお金で、「全部、酒と博打と女に使ってる~笑」って楽しそうに話してくださって。

私は、素敵だし、すごいと思うんですよね。

とにかく、おじいちゃまに対しては「素敵な理想を見せてくださって、ありがとうございます。お疲れ様でした^^」とお伝えしたいです。

それにしても、今回の一件で、また「人の価値観や考え方って、いろいろだな~」と勉強になりました。