強そうで、実はもろい人間関係

人間関係の大事にする順番・・・おかしくない?と感じたのが、私の離婚への第一歩でした。

昔から実家でも感じていたのですが、「どうして一番大切にしないといけない人を、一番大切にしないの?」って。

ですが、その結果、私が知った事は「大切じゃないから大切にしない」んだということです。

じゃ、何が、誰が、大切なんでしょうね。。

 

 

結婚はゴールじゃありません

人と人との関係は、とてももろいものです。だからこそ、大切にしないといけないと思います。

特に結婚となると・・・。

その人が大好きで大切だから結婚するんですよね?

なのに、どうして結婚した途端「もう大丈夫♪」「もう逃げられない」みたいな感じで、突然大切にされなくなるんでしょうか。

結婚生活や家庭って、「ゴール」じゃなくて、これから作り上げていく「スタート」じゃないんでしょうか。

結婚も、親子も、友人も

人間関係って・・・大切な人は大切にしないといけないと思うんです。

だから、私は、私を大切にしてくれない人とは関わりません。

少し関係が深まったら「もう安心」みたいに後回しにされたり、大切にされなくなったり。

そういう人とは、こちらが向き合おうと思っても、相手は向き合う気持ちがないので、すれ違って溝ができるだけなんですよね。。

 

人は常に変わります。特に、子供なんて・・・心も身体もどんどん変化していきます。

その「いま」をしっかりと見ていないと、関係が続かなくなるんじゃないかって・・・自分が子供の頃と重ねて感じます。

結婚生活で言うなら、私は子供を産んで大きく変化しました。ですが、元夫は「父親になる」という部分で、ほとんど変わりませんでした。

そして言われるのが「お前は変わってしまった」って。←あたりめーだろ!!!

 

日々の変化に気付いて、日々の変化を感じて、それでも一緒にいられるか?一緒にいたいか?というのを擦り合わせていくから、長く一緒にいられるんじゃないでしょうか。

実の両親にも親戚にも言われました「この子(私)は変わってしまった・・・」と。

ですが、私は決して突然変わった訳ではありません。

少しずつ、少しずつ、私の中で変化がありました。

それに目を向けなかった、興味も持たなかった人達は、かなりの変化をしてから、ある日突然気付いて「変わってしまった・・・」と言う。

知らんがな・・・。

ここまで来たら、もう一緒にいることはできないですよね。。

 

自分がこういう経験をしているので、息子や大切な人の変化には敏感でありたいと思っています。

息子が構って欲しくないときは、構わない。何となく感じませんか。「大人になろうとして、もがいてる」とか「自立しようとして頑張ってる」とか。

そういう時は、手も口も出さずに見守る。

でも、ときどき「疲れた」とか「助けて」とかがあれば、全力で手を差し伸べる。

でも、小さな変化を見ていなければ、SOSが来た時に、「はぁ?あんなに偉そうに『一人で育ちました~』みたいな顔してて、急に何?」とかなるんです。

大切にしないといけない人、大切な人を本当に大切にしていますか?という疑問を常々感じていて。。

だからと言って、用もないのに毎日連絡してくるのも違うと思うんです。。

形だけ一緒にいて、それで安心して・・・。何も感じようとしないのは、違うと思うんです。

例えば、「私のことが好きなら毎日連絡して!」とか・・・。

これは、単なる支配コントロールであって、相手を信じていて、相手のことを「感じて」いたら、言う必要はないと思うんです。

女子会だって、本当に楽しそうな人もいなくはないです。ですが、ただ単に集まって「仲間ごっこ」をして、相手を思いやったり感じたりせずに、ただ一緒にいて安心をしたり、ひどい時なんて、マウント合戦だったり(^-^;

吐き気がしますね。。

 


 

何が言いたいかというと、私たちは人との関係を大切にするということを誤解しているように思います。

大切だと思うならば、常にその人のことを感じているべきだと思います。

「感じる」って、毎日会話をしなくても、何となくわかると思うんです。そこで、話し合いが必要なら話し合えばいいじゃないですか。

「言わなくてもわかるでしょ!」も、違うと思っていて。。

そりゃ、なんとなくは感じますよ。でも、私は超能力者でも何でもないので「なんか違う」とか「なんかおかしい」とか思っても、それをハッキリと気付くには、素直に話し合わないことにはわかりません。だから、話し合いたいし、向き合いたい。

だからと言って、話し合うことで、どちらかの変化を止めるとか、どちらかが我慢して合わせるとかではなく、お互い好きなように変化していって、それでも一緒にいられるかな?一緒にいたいかな?と微調整していくのが、話し合いだと思います。

だから、私が話し合いたいのに逃げられたり、素直に話してくれない人とは、一旦距離なり時間なりを置いてみたり。←これが、私は「離婚」でしたが(^-^;

 

そうやって大切な人を感じているようにすると、お互いの信頼が深まって、気持ちのいい関係が築けて。

何かのときに「目と目で通じ合う」(歌の歌詞ですね♪)というのを感じたり、お互いに絶対的な信頼感があったり、感謝と尊敬の気持ちを持って接することができたり、接してもらえたり。←これを感じたときの、得も言われぬ幸福感!!!

だからと言って、そういうのを全ての人には無理です、私は。

ですが、自分が心から大切と思う人には、練習して実践していきたいと思っています。

これが、以前、息子と話し合って門限を撤廃した理由でもあります^^

人と人との関係はもろい。だからこそ、大切にしたいですね^^