不登校が増えた原因は・・・

最近「不登校が増えた」というのを、よく目に(耳に)します。

その理由について、アレコレ調査や議論がされているようですが・・・。

実際に、自分が小さい頃に「学校に行きたくない」と思っていたことや

息子が「学校に行きたくない」と言ったときのことなどを考えると

「楽しくないから」の一言で片付くと思うんです。

 

その証拠に、息子は、彼が「楽しい」と感じるフリースクールを見つけてからは

通学に片道1時間以上もかかるのに、毎日とても楽しそうに(胸を張って大股で歩いて)8年間通学をしました。

じゃ、学校に行きたくない子は一体何が楽しくないのでしょう。。

私の息子の場合は、ガチガチに支配管理されることでした。

・トイレも自由に行けない

・いつも何でも皆と一緒じゃないといけない

・イヤでもクソでも先生の言うことを聞かないといけない

・食べたくないものを食べないといけない

・食べたくないとき(食欲がないとき)も食べないといけない など

です。

ま、言ってしまえば、私も同じでしたね。。

・人には合う合わないがあるのに、どうして「誰とでも仲良くしましょう」とか言うの?無理じゃん。

・大人になって何の役にも立たない勉強を、どうして一生懸命しないといけないの?

・どうして校則があるの?どうして(昭和のブラックな)校則を守らないといけないの? など

を考えて、学校に行きたくない…と思っていました。

ですが、私の両親はガチガチに「あちら側」の考えの人たちで

・学校に行けない子の親なんて、ありえない!

・我が子が学校に行けないなんて、みっともない!

・学校に行けない子は落ちこぼれのダメな子 など

と思っていたので、引きずってでも学校に連れて行かれました。

その結果・・・、

私は両親を信頼できなくなり、心を閉ざし、遂には大人になって自立したら完全に縁を切るに至りました。

 

私は息子と そんな親子関係を築きたくありませんでしたし

自分が親にされてイヤだったことはしたくないですし

それに何より「学校に行きたくない」という気持ちは痛いほどわかりますし。

だから、息子が「保育所にも学校にも行きたくない」と言い出したときは

「だったら行かなくていいけど、でも、楽しいところなら行きたいと思わない?」と、息子が「楽しい」「行きたい」と思うところを探しました。

それが自宅から片道1時間以上かかるフリースクールでした。

5歳の子供が、片道1時間以上かけていくとか、

5歳の子供を、通園の途中から一人で電車に乗せるとか、

今の5歳の子供を見て、自分でも「あの時、よくやったなぁ!息子も私も。。」と驚きます。

ですが、当時は、「えいやぁ!」で、見切り発車で決めてしまった感じです(笑)

決めたあとで、一人ピーピー泣いていたのは、本の中で書いた通りで・・・(^-^;

それでも、「やると決めたら出来るんだぁ・・・」というのを体験できたので、

ピーピー泣きながらでも、決断してよかったと思います。

とにかく、学校に行きたくない理由は「楽しくないから」です。

そして私は「楽しくなくても行かなきゃダメなの!」とかは思いませんでしたので

「そうか、行きたくないか。わかった。」と、息子の「行きたくない」を受け入れて他の道を一緒に探しました。

だから、うちの息子は小学校の6年間、普通の小学校には全く通っていません。

ずっとフリースクールで、のびのびと楽しそうに過ごしていました^^

それでも(だからこそ?)、ちゃんと高校にも行きましたし、

大学にも合格しましたし(もう辞めましたけど~笑)

今も、自分が楽しいと思う現実をどんどん作っています。

無理して、ガマンして、死んだ魚の目で、

元気もない、覇気もない、笑わない。。

そんな人間ではありません☆

 

・学校に行こうと思っても起きられない

・学校に行こうとすると体調が悪くなる

・学校に行こうとしても、とにかく行けない

その根本の理由は「楽しくないから」です。

「学校なんて楽しくなくても行かなきゃいけない」なんてことはありません。

その証拠に、学校に行かなくても楽しく生きている人は世の中にたくさんいます^^

私の息子も、その一人です。

前にも書いたかもしれませんが、息子が「勉強がキライな子が行く高校」を選んで、実際どうだったか?というのを次の記事でご紹介してみますね^^

息子が「保育所に行きたくない!」と言い出してから、フリースクールを見つけてその後8年間通わせる経緯や、お金のやりくりなどについては、こちらの本でも書かせていただいています。

ま、結論だけ言えば「やればできる」「なんとかなる」なんですけど(笑)

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