生き抜く強さが欲しいなら

よく「強くなりたい」というお声を耳にします。

私が感じるのは、「みんな、めっちゃ強いですよ!!」という事です。

ただ、その「強さ」の使い方が・・・少し違うのかな?と思うので、今日はこの記事を投稿してみます。

 

 

生き抜く「強さ」が欲しいなら

私、よく「強い」と言われます。

確かに、客観的に見て

・母子家庭で、親とも同居せず、養育費も1円も貰わず

・子供をフリースクールのインターナショナルスクールに通わせ

・毎年、国内旅行と海外旅行をし

・高校は私立の高校に通わせ(奨学金という名の借金はナシ♪)

・大学も、理系の私立の大学に入学させ(奨学金という名の借金はしません☆)

・人生ずっと非正規雇用か自営業

・相手が学校の先生だろうと、上司だろうと、子供だろうと、警察官だろうと、人として対等に接します

などなど・・・

相当、生き抜く「強さ」を持っていると思います。

ですが、ここに至るまでは、依存心満載の弱っちい女でした(^-^;

何が私を変えたか?それは、ある時「自分には経験値が圧倒的に足りない!」と感じたことです。

はい。生き抜くための強さを手に入れるには

・経験する

・体験する

のが一番です!

「経験」や「体験」の中には、一般的に「失敗」と言われることも多く含まれます。とうか、9割は「失敗」と呼ばれる経験です(^-^;

ですが、50代になった今、過去の多くの「失敗」に対して、何一つ後悔していないどころか、「あの時のアレがあったから今がある」と思っています。

 

わかりやすいので、物理的な「ケガ」を例にあげましょうか。

初めてケガをすると、痛いですよね。血が出たり、内出血をしたり、腫れたり。

ですが、小さな怪我は放っておけば治りますし、何度もケガをしているうちに、そこの皮膚は強くなり、少々では傷つかなくなります。

これは、スポーツをした経験のある方ならご理解いただけるかと^^

バレーボールを始めたら、最初はレシーブの練習で両腕にアザができませんでしたか?でも、それもいつの間にかアザは消えて、そのうち、ものすごく強いスパイクもヘッチャラでレシーブできるようになりますよね。

サッカーはいかがですか。最初は擦り傷ばかりだったのに、気が付けば「そんなくらいで傷なんて出来ないよ~(笑)」な、強い身体になっていますよね。

私は、陸上競技でハードルを始めたときは、抜き足のヒザが、内出血で真っ黒になりました(^-^; ギリギリスレスレでハードルを越えたいので、どうしても練習中は 抜き足のヒザがハードルにガンガン当たるんですよね~。そして、内出血をしているのに、まだ当たるから、ほんと痛い!

それでも(そういうのを乗り越えてでも)やりたい☆と思うことは、続けますよね。そして気が付いたら、抜き足のヒザをガンガンにハードルに当てても、痛くもないし色も変わらない♪という、ものすごいヒザになってましたぁ~☆

心もそれと同じで、「痛い」経験や、「傷つく」経験をしても、そりゃ、悲しいですよ。でもね、慣れるというか、自分で対処できるようになるというか、負けないというか・・・、とにかく強くなるんです^^

 

仕事でも、よく若い人たちに相談をされます。

そんな時に「こうやってみるのはどうかな?」と、パターンA・B・C あたりを提案してみると、いつも「なんでそんなに知ってるんですか?」と驚かれるのですが(^-^;

その答えは「それだけ困ったり、失敗したりというのを沢山経験してきたから♪だから対処法や解決法がわかるんです^^」です。

失敗をしない人生も有かもしれません。

ですが、私は失敗を乗り越える(というか、とにかくいろんな経験をする)人生の方が楽しいと思うんです^^

食べ物もだって、そうですよね?

甘くて柔らかいものだけだと、飽きませんか?

苦味や酸味も美味しいですよね。

いろんな食感も楽しみたいですよね。

それと同じです。

沢山経験をするから、対処法がわかって、そう言う事の繰り返しで「生きる力」というか「強さ」が身につくんだと思います。

うん。ほんと、経験しなきゃですよ☆

「失敗」と言われるのは、決して失敗ではなくて。。

なんだろ・・・。

そりゃ、上手く行かないときは凹むこともありますよ。でも、それをどうやったらクリアできるかな?と考えるのも楽しいですし、それが当たれば更に楽しいですし^^

 

 

その「強さ」は必要ない?

で、私が「みんな強いですよ!」と思うのは、皆さん、本当にガマン強いと思うんです。

・イヤなことでも我慢してする

・周りのために、自分のことは後回し

・褒められるために、自分に嘘をついて「良い人」を演じる

など、いろいろありますが。。

それだって「経験」だとは思いますが、「自分の心に素直になった経験」と「自分を押し殺す経験」とでは、失敗したときの感じ方が違うと思うんです。

私は違いました。

自分に素直に行動をして失敗したときは、「まいっか~♪」とか「他の方法やってみるか~♪」という感じなのですが、自分を押し殺して上手くいかなかったときは、「あいつ(我慢の原因の人)が悪い」とか、「世の中が悪い!」とか、素直に「経験」として楽しめなかったんです。

だから、我慢をやめたんですけど。。

といっても、突然全てを「や~めた♪」というのは、自分自身がついて行けないと思いますので、まずは小さなことからやめていってみてください^^

私が実際に最初に辞めたのは、

・お腹が空いたときにガマンせずに食べる

・トイレに行きたくなったらガマンしない

からのスタートでした。

「そんなこと?」と思われたかもしれませんが、「そんなこと」から変えて行くのが、一番スムーズに行くんじゃないかな?と、自分の経験から思います。

 


 

生き抜く強さが欲しいなら、とにかく自分の心に素直に「体験」「経験」をすること♪

ゲームと同じですね^^

そして、「失敗」と言われる経験も、食べ物の「苦味」や「スパイス」のように、無いと物足りない、あると美味しいものです^^

そう思ったら、失敗も楽しめませんか?

もし、いつまでも過去の「失敗」に引きずられて辛い人がいるなら、それは違いますよ♪というのを、また別記事でガッツリ書かせていただきますね♪←経験者として(^-^;

とにかく、人生は一度きり!

やってナンボですよ☆