面接に受かる&落ちる理由 ← 元面接官が解説☆

アルバイトや就職の面接に落ちた経験は、誰しもありますよね。

でも、そこで落ち込まないで欲しいんです。

なぜかと言うと、面接に落ちたからといって、人としてのあなたを否定された訳ではないからです。

「こいつ、何言ってんの?」と思ったら、もう少し読んでみてください^^

 

 

面接で受かる理由・落ちる理由

私は、過去に面接官をしたことがあります。

採用基準として「こういうチームを作りたい」「こういう仲間が欲しい」というのがあって、いまいてくれる人材に、どういう人が加わってくれたら望むチームが作れるかな?と考えて、そういう人を探します。←これが面接。

つまり、このチームを作るのに(極端な例をあげると)

① 控え目で、言うことだけを聞いてコツコツ裏方の仕事をしてくれる人

② エネルギッシュでバイタリティー溢れてチームを引っ張ってくれる人

この、どちらを探しているかによって、採用基準は違ってきますよね?

こちらが求めている人材が①なら、②の方に対して「すごく素敵な人だけと、今回は違うんだよな。。」(不採用)ってことになるんです。

こちらが求めている人材が②なら、①の方に対しては「こういう人も絶対に必要で大切だけど、今回は違うな。。」(不採用)になります。

で、何が言いたいかと言うと、どっちが良いとか悪いとか、どっちが優れているとか劣っているとかじゃないんです。

良い悪い、優劣ではなく、「こちらが求めている人材により近い人」が採用になるんです。

人を好きになるのだって同じですよね?

私はA君に胸きゅんしても、友人は「へぇー、A君なんだ?私はB君だわ♡」ってなりますよね?それと同じです。

だから落ち込まないで欲しいんです。

「でも、落ち込むなと言われても無理です。」って声が聞こえてきそうですね。。そんな時は、ちょっと自分を客観的に見てください。

最初に落ちたことや、過去の経験によって、こんな風になっていませんか?それ、めっちゃ怖いよ・・・ってのを次に書いてみます。

 

 

落ち込むことのリスク

何度も何度も落ちている人がいたら、自分がこんな状況になってない?って観察してみてください。

多くの方を拝見してきて、やはりこういうタイプは・・・どうしても採用されにくいです。

 

・エネルギーを引いている(エネルギーが内向き?)

・「どうせ私なんか」という思考

・他の人を見て、自信を無くしている

・人と比較して、自分はダメだと思う

・エネルギーや気持ちが 小さくなってしまっている 

・自分の良さをわかっていない など。。

こういう状態だと、どうしてもその人の良さを100%発揮できないですね=その人の良さが面接で伝わりにくいですね。。

良いところのない人なんていませんし、私は50年以上生きて来て、何も良いところがない人に出会ったことがありません。

ようは個性です。自分の個性を自分がどう捉えるか。それがとても大切だと思います。

 

 

全ての個性は武器になります♪

「母子家庭」「若くない」「せっかち」を例にあげると、私は「母子家庭」を武器だと思っています&かなりのせっかちです。

で、それについて、こんな風に思っています^^

・母子家庭=大黒柱なので、ちょっとやそっとじゃ辞めませんよ☆

・若さはありませんが、その代わりに経験は「超」豊富です♪

・若い子は妊娠/結婚で辞めたり休んだりするかもしれませんが、私、もう妊娠も結婚もする気ないので、その辺の心配ないですよ☆

・せっかちなので、仕事はテキパキこなしますよ☆

みたいな(笑)

逆に、「母子家庭」「若くない」「せっかち」を足かせだと思っている人は、

・母子家庭って言ったら、敬遠されるんだろうな・・・。

・もう若くないし。。絶対に若い人の方が良いよな。。

・せっかちは印象悪いし嫌がられるだろうな・・・。

みたいな思考になっていますよね。

同じ状況なのに、考え方(受け取り方)の違いで、絶対にエネルギー(雰囲気?オーラ?)も、姿勢も、目線も、声も、話し方も、全てが違うのは おわかりいただけますよね?

 

ときどき「私、暗いって言われるんです」って相談を受けた事もあるんですが「暗い」じゃなくて「物静か」で良いんじゃない?って思うんです。

「私は物静かだと言われるので、周りの方の集中を邪魔しません♪」って思えばいいんじゃない?

「私、人と話すのが苦手なんです」って人は、人と接する仕事に就こうとするから問題なのであって。。

・動物と接する仕事

・誰とも接することなく、コツコツと進める仕事

に就けば、ものすごい能力を発揮するんじゃないんですか?

私みたいなタイプに「誰とも接する事なく、静かにコツコツ働け」って言われたら、3日で病みます。。でも、それを「快適」「楽しい」と感じる人がいるから、世の中うまく回るんですよ^^

私も まだいろいろ闇が深くて・・・(^-^;

女のネチネチしたのが苦手なんですね。男もネチネチしていますが、私が女なので、男がネチネチしていても、巻き込まれないんですよ。男同士でネチネチしてるというか。。まぁ、女に比べると圧倒的に少ないですけどね。

だから、派遣の仕事で希望を出すときは「女性の少ない職場」って希望を出していたんです。そして、そういう職場を紹介していただいていました。

派遣の営業さんに聞くと、私と真逆の希望を出される方も多いそうです。「女性だけの職場がいい」って。私からしたら地獄ですけどね(^-^;

それも個性じゃないでしょうか。どっちが良い悪いじゃなくて、「私は女性が多い職場が良いです」「私は女性が少ない職場が良いです」と素直にリクエストすれば、派遣の営業さんも より合う職場を紹介しやすくなると思うんです。

これ、どっちもが何も言わなかったら、私が女性の多い職場を紹介されて、もう一人の人が男性ばかりの職場を紹介されて・・・、両方うまくいかない。。って事も起こり得ますから。

自分の希望や個性を素直に伝えるって、本当に大切です。

あとはね、面接で「気に入られよう!」として、嘘をついたり誤魔化すのも困ります。「細かい作業は得意ですか?」と聞かれたときに「(苦手なのに)得意です!」とか「はい!がんばります!」とか言われても。。

苦手なのに「得意です!」とか言う奴、仕事に就いたらすぐにバレるウソを何でつくかな?それに、なんとなく雰囲気で感じるんですよね…「この人、気に入られようとして嘘ついてるな。。」って。

「ばんばります!」については、私はこう思います。

「私は、得意か苦手かを質問しているのに『がんばります』では質問の回答になっていないやん。。」←この時点で「質問に正しく答えられない人」ということで、ほぼ不採用決定です。。

だって、どんな個性であれ、相手の質問に対して適切な回答が出来ない人や嘘をつく人と、いいチームを作るのは難しいと思うんです。。

 


 

面接は優劣をつけられる場ではありません。

面接=お互いが合うか合わないかを確認し合う場です。

どちらも素直が一番♪

あとは・・・

・自分を好きになってください

・個性は、自分の受け取り方次第で「長所」にも「短所」にもなります。だったら「長所」と思いましょう♪

・どんな人生であれ、自分が生きてきたことに自信を持ってください

・他人と比べない(比べてもいい事なんてなにもありません♪)

など。。

とにかく、自分は自分。それを自信をもって「私はこんな人です^^」って表現すれば、きっと自分に合うがところとご縁があるはずです♪

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