学校に行くのは「当たり前」?「普通」?
春の新年度、いろいろと昔を思い返すことがあって、ふと、
「そういえば、私、親に何を質問しても『それが当たり前だから』『そうするのが普通だから』という返事しかもらったことないなぁ。。」と思いました。
「当たり前」って何?
「普通」って何?
そう思って聞いたところで、怒られるだけで。。
「当たり前」とか「普通」って、結局・・・何も自分で考えていないってこと?
疑問にすら思わない?
だって、
私「どうして学校に行かないといけないの?」
親「それが普通だから。」
私「普通ってなに?なんで普通だったら、しないといけないの?」
親「ずべこべうるさい!」
私「どうして先生の言うことを聞かないといけないの?」
親「先生の言うことは聞くのが当たり前だから。」
私「なんで当たり前なの?」
親「ずべこべうるさい!」
私「どうして宿題をしないといけないの?」
親「それが当たり前だから」
私「なんで当たり前なの?」
親「ずべこべうるさい!」
みたいな(笑)
そんなこんなで自分が親になったら、息子に同じ質問をされたんです。
息子が「どうして学校に行かないといけないの?」と聞いてきたときにハッとなって、
でも、その時は今のような知識がなかったので、明確な回答はできませんでしたが、
それでも「なんでだろうね。別に行かなくてもいいと思うよ。」
と言うことができました。
そうしたら、
息「行かなくていいなら、行きたくない。」
私「おぅ…。マジか。息子君は、どうして行きたくないの?」
と、落ち着いて会話ができ、
その結果、息子は小学校の6年間、フリースクールに行くことになりました。
「どうして宿題をしないといけないの?」と聞かれたときも
「どうしてだろね。別にしなくてもいいと思うよ。」と答えてみると、息子は何やら考えだして。。
「テストで100点を取れたら、宿題しなくていいですか?」と先生に交渉をしてきたんですΣ(・ω・ノ)ノ!
ただ、さすが?うちの息子!100点は取れなかったけど(笑)
そうすると今度は、
「宿題は1時間以上かかる。怒られるのは5分もかからない。だったら、1時間かけてイヤな宿題をするより、5分怒られる方がいい☆」と、
自分で考えて、自分で決めて、宿題をしなかったんです(笑)
当然、三者面談で私も先生にお小言をいただきましたが、
「何も考えずに、言われたことを『はーい』とする思考停止の人間より、
自分で考えて、自分で決めて、自分で行動できる息子を私は誇りに思います。
彼のそういう部分は、学校教育の中では、先生からしたら、扱いにくいと思われるかもしれませんが、
社会に出たら、絶対に必要な要素ですし、
興味のない勉強はしませんが、決して頭が悪いわけではないと思っていますので、
この子の個性は、このまま伸ばしてやりたいと思います。」
と言ったら、なんと先生が、
「お母さまの仰る通りです。」と、その後怒られなくなりました^^
いやぁ、ちゃんと話せば理解してもらえるもんですね^^
だから、
・宿題をするのは当たり前じゃない
・先生の言うことを聞くのも当たり前じゃない
「当たり前」と思っていることは、
・思考停止していること
・何も自分で考えていないということ
だから、その状態を脱するために私が最初に始めたのが・・・
・どうして私の朝ごはんは毎朝パンなの?
・どうして私は、毎朝この道を通って駅まで行くの?
・どうして私はこの仕事をしてるの?
・どうして私は雇われて働くことを選んだの? など
毎日の「当たり前」と「普通」を疑うことです^^
「たったそんなこと」から、人生が大きく変わったので、もしいま
「うわ!ヤバッ!私、思考停止してるかも?」と思われたら、
日常の小さな「当たり前」と「普通」を疑うところからスタートしてみてはいかがでしょうか。
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本を読んでいただけるだけでも嬉しいのですが、実際に実践をして、変化を実感いただけると、もっと嬉しいです^^
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