「断れる人」と「断れない人」の違い
「頼み事をされると断れないんですけど、どうしたらいいでしょう。」というご相談をいただきました。
この方は、「相手の気分を害することなく断れるなら断りたい」とのことです。
うーん。どうしたもんか。。
まずは、「断れる人」と「断れない人」の違いからご説明しますね。
「断れる人」と「断れない人」の違い
これは、あくまで私個人の考えです。
① 断れる人は、自分の限界(キャパシティー)を知っています。断れない人は、これがわかっていません。
② 断れる人は、自分を大切にしています。断れない人は、その逆です。
③ 断れない人は「断るのは悪い事」と思っていますが、断れる人は そういう思考はありません。
① 断れる人は、自分の限界(キャパシティー)を知っています。断れない人は、これがわかっていません
これについて、限界(キャパシティー)は人それぞれです。ですので、大きくても小さくても「それが自分」と認めて受け入れることが大切です。
これができずに、限界を超えて受け入れると(キャパオーバーになると)自分の中で整理ができなくなります。
その結果、効率的に仕事ができなくなったり、ミスが増えたりします。
更には、自分の中で整理ができていないので、誰かに仕事を頼むにしても、何をどう頼めばいいかもわからなくなってしまいます。
その結果、独りで抱え込んでクラッシュ・・・ということになるんですね(涙)
② 断れる人は、自分を大切にしています。断れない人は、その逆です
これについて、私は「相手が喜ぶこと」よりも「自分が嬉しいこと」の方を大切にしています。
周りのため!皆のため!みたいな自己犠牲の精神は、いつぞやにどこかで無くしました(^-^;
そんな風にしていますが、決して周りとの関係性が悪いわけではありません。
お断りをするにしても、攻撃的に「はぁ?テメーでしろや!」という感じでもなく、ビクビクおどおどしながら「いやぁ…ちょっと・・・難しいかもです。。」でもなく、普通にスッと「あ、無理っス♪」と言えば、お相手も「あっそ♪」と、他に頼める人を探します。←これが、まさに「エネルギーの不思議」なんですよね~^^
「周りの人に喜んでもらうためにするって、自分のためにもなるじゃないですか?」というご意見もいただきますが、それが自分がしたいことなら その通りです^^
ですが、引き受けて依頼者が喜んでも自分が心の底から「引き受けて良かった」と思わないから、こういうご質問になっている・・・というのはご理解いただけますか?
③ 断れない人は「断るのは悪い事」と思っていますが、断れる人は そういう思考はありません
そもそも「断るのは悪い事」ではありません☆
こういうのも、教師や権力者からの「擦り込み」の賜物ですよね(涙)
・自分より立場が上の人に言われたら、断ってはいけない
・自分より立場が上な人のご機嫌を損ねるのは得策ではない
・周りの人が困っていたら、助けてあげないといけない
・なんでも引き受けてくれるのが良い人
みたいな・・・。ね?
「自分より上」って、何なん?と。決してエラくも何ともないですよ^^
その証拠に見てみ♪うちの会社。
部長がポンコツだから、
・若手のエースが退職→起業
・中堅エースが転職
・将来の役員候補のエースも引き抜かれ転職 などなど
で、皆が皆「なんで辞めるんですか?」という質問に表向きはキレイ事を並べて円満退職を装っていますが「あんな部長にはついていけないし、あんなポンコツを部長に据える会社にもウンザリした」という理由を水面下で撒き散らして去って行ったので(笑)いま更なる優秀な人達の退職ドミノで部内はボロボロ。部長・・・寝込みましたからね~(笑)←全然立場・・・強くないですよね?
ようは、「部長に嫌われたら困る」程度の仕事しかしていないから、転職したくても転職できないような人だから、そういう思考になるのであって、「他から引く手あまた」とか「自分で仕事を作り出せる」というような仕事をしていれば、「部長が気に入らないから辞めま~す♪」が通用するんです。
それに「周りが困っていたら助けてあげないといけない」って?
自分に余力があれば、当然しますよ。でも、余力がなかったり、どうしても関わりたくないことなら、シレーッと気配を消して華麗にスルーします☆
じゃ、自分が困ったとき誰も助けてくれないかというと、そんな事はなくて。。ピンポイントで依頼せずに、皆に聞こえるように大きな声で「誰か助けて~☆」と言えば、必ず誰かが「いいよ~☆」って手を上げてくれる感じです^^
「良い人」についても、何度も書きますが。。
自分を押し殺して周りのために都合よく動いてくれる人のことですよね?周りにとって都合の「良い人」ですよね。
そんな人間に私はなりたくないです(^-^;
結局のところ、いろんな擦り込みや常識を一旦横において、「私は、これをしたい?」「私は、これを引き受けた先で、どんな風に感じる?」というのを ドラマや映画の予告編にように想像してみて「あ、ちょっと楽しそう」とか「あ、これ面白いかも?」と感じればやる、そうじゃなければゴメンナサイでいいんじゃないでしょうか。
そして↑これで良いじゃん♪を思えるようになれると、また一つ自由への扉を開くことになるのかもしれませんね^^
とりあえず、最初は練習♪まずは自分の気持ち(感情)に素直になってみるところからスタートしてみてください。案外「いままで悩んでたのは、なんやったん?(^-^;」となるはずです♪
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