「食事制限」ではなく「食事改善」

「食事制限」ではなく「食事改善」

 

体質改善やダイエットのご相談のときに、こういうお声を沢山いただきます。

「食事制限は出来ません・・・」

私の答えは「食事制限は必要ありません♪」です。

私がご提案するのは「食事制限」ではなく「食事改善」です。

 

 

「食事制限」と「食事改善」

食事制限とは聞くと「あれダメ」「これダメ」とダメのオンパレードで、とても辛く苦しいイメージがあります。(私だけかな?)

ですので、私がオススメするのは、食事改善です。

食事改善とは、文字通り「改善」です。「置き換え」と思っていただいてもOKです。

・今までAを食べていますが、これをBに変えてみませんか。

・いつも飲んでいるCのかわりに、Dを飲んでみませんか。

・今の食事の量はそのままで、割合を こんな風に変えてみませんか?

・今の食べ方ではなくて、こういう食べ方をしてみてください。

・今の時間ではなく、〇時頃と〇時頃に分けて食べることはできますか?

こんな感じです。

 

「あれダメ」「これダメ」と言われると、どうしても辛いですし、続けることが難しいも多くなってきます。

食事に関しては、ある程度の継続期間が必要ですので、少しでも続けやすい方法を・・・といつも思っています。

 

「砂糖を止めるぞ!」と思ったときでも、ただ砂糖を止めると辛いですよね。

でも、砂糖の禁断症状を乗り越えるために、砂糖以外のものは いくら食べてもOKとしています。

今までのご報告ですと

・砂糖を我慢するのに、バナナを5本食べました

・砂糖を我慢するのに、お米を2号も食べました

・砂糖を我慢するのに、素焼きのナッツを一袋もあけてしまいました

などというご報告をいただいています。

それでも、禁断症状を乗り越えると、その異常な食欲はおさまって、そこから怒涛の「嬉しい効果」が表れてくるんです(*^^*)

 

 

効果を得るために

何かを始めると、やはり早く効果が出て欲しいと願うのは誰も同じです。

ただ、食事に関しては、まずは悪い習慣を断ち切ること、悪い習慣に戻ろうとする禁断症状を乗り越えることが、とても大切です。

私のように「食事改善」をして置き換えをすると、一時期体重が増えることも多々あります。

ですが、その目的は「悪い習慣を断つ」ことであり「悪習慣への禁断症状を乗り越える」ことでもあります。

「私は、辛くても乗り越えます!」という強い方は、食事改善(置き換え)をせずに、サクッと食事制限をして悪習慣を断ち切ってください。

効果もすぐに出るでしょう。

ですが「私は、自信がない」とか「なんか不安」とか思う場合は、まずは食事改善=置き換えを実践していただいて、これまでの良くない食生活習慣を断つ。

そこから、次のステップとして、本当に正しい食生活習慣を身に着ける。というステップをお試しください。

 


 

梅雨~夏にかけては、食欲が落ちるからも多いかもしれません。

そんな時は、それを利用して食生活習慣を見直すこともオススメです。

だって、食欲がなければ、置き換えをしなくても良くないものを食べないですよね(*^^*)

身に起こるあらゆることを、全て自分を良くする方向に利用する。そうすれば、食欲がなくなっても「ラッキー!今がチャンス!」って思えますよね♪

とにかく、全てはチャンスです♪利用してナンボです(*^^*)