地震で再確認「一番大切なこと」
地震で再確認「一番大切なこと」
2018年6月18日に、大阪の地震がありました。
我が家は震度5(強か弱かは忘れた…)でした。
まさか、一年後の同じ日に新潟で地震があるなんて…。
とにかく昨年の私たちは無事だったので、その時に息子と話したことがあります。
一番大切なこと
これは、私が昔 オーストラリアでFirst Aiderの資格(応急処置や救急手当が出来る資格)を取ったときに習った事です。
「一番大切なこと」それは・・・
・自分の命を守ること
・自分の安全を確保すること
誰かの役に立つとか
誰かを助けるとか
物を大切にするとか
それは、日々の生活の中では とても大切で良い事だと思います。
ですが、震災etc.いざとなった時には、一番大切なのは
・自分の命を守ること
・自分の安全を確保すること
です。
そのためには、邪魔になるものは、たとえ高価なものでも、大切な学校の物でも、全て置いて逃げて良いんです。
助け合う事は大切です。
優しい心や正義感は 素晴らしいことです!
でも、それで自分の命が危なくなるなら・・・本気で「逃げなきゃ死ぬ!」と感じるなら、たとえ罪悪感を感じようと、後で後悔するかもしれなくても、自分の命を守る事を優先させてもいいんです。
だって、考えてみてください。
自衛隊や救急隊員の方たちだって、自分たちの安全が確保できない状況では、どんなに救助を待っている人がいるのがわかっていても、救助活動はしませんよね。
助け合うのは、命が助かってからでいい。
誰かに優しくするのも、命が助かってからでいい。
命があれば、また買える。
命があれば、やり直せる!
命があれば、何だってできる!
だから、とにかく自分の命を一番大切にしなさい。
これを再確認した昨年の地震でした。
一年経って、改めて「大切なこと」覚えておいてね、と息子と話をしました。
余談ですが、オーストラリアで習ったことなのですが、First Aiderの資格があった頃は、常に人工呼吸用のゴムのマウスピースとゴム手袋をバッグの中に入れていました。
ですが、バッグを変えると忘れることだってあります。
もし、目の前で誰かが血を流して倒れていたとして。。
でも、今日に限ってゴム手袋がない!そんな時は、まず救急車を呼ぶ。
周りを探しても、ゴム手袋を持っている人、売っている場所がない!
そうなった時は、リスクを冒してまで止血etc.の救助はするな、と習いました。
素手で血液に触れる危険性については、世界では もう「平和ボケ」していられない状況になっています。
とにかく救急車を呼ぶ。そして、周りに救助出来る人が居ないか叫ぶ。
自分のリスクのない範囲で出来る限りのことをするんだと。
これを習ったときは「なんか寂しい気がする…」なんて感じていましたが、それでも昨年のような大きな地震があったりすると、「やはり、自分の命が一番大切」と改めて気付きます。
今年も一年、あなたと私と世界の皆さんが 平和に安全に過ごせますように。。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません