学校で教え込まれる権威主義の弊害
不登校の相談が多いので、今日は「学校って何をするところ?」というのを知っていただくと
少し考え方が変わるのかな?と思い、この記事にしました。
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「学校って何をするところ?」と聞かれたときに
私は、一番は「権威主義を教え込まれるところ」だと思っています。
日本の学校は軍隊が基礎となってできています。
だから、よく見てみると・・・軍隊みたいですよね。。
そりゃ、のびのびした感性を持っている子どもは行きたくなくて当然です^^
(これが、息子が「行きたくない」と言い出したときに、フリースクールに行くという選択をした根本でもあります)
まず最初に教え込まれるのが
・先生は偉い人
・偉い人の言う事は聞かないといけない
・偉い人の言う事を聞かない子は悪い子・ダメな子
・偉い人の言う事に逆らったら罰を受ける
ですね。。
勉強だと、
授業では、先生(偉い人)が教える「正解」を覚えて、
テストでは、与えられた選択肢の中から、先生(偉い人)が考えた「正解」を見つける。
そして、自分で考えて導き出した答えは間違いとされる。。
いい例がコレです→読書感想文は、何を感じても自由で良くない?
(怒りに任せて書いたので、文章トゲトゲしてます。。すみません。。)
学校生活でも、何をするにも先生(偉い人)の言う事を聞いたり、許可をもらわないといけない。
イヤでも我慢して聞くのが当たり前。
我慢しない子は「悪い子」「ダメな子」と言われ、見せしめで罰を与えられる。
我慢しない子を見ていると、我慢している子は
「偉い人の言う事は我慢してでも聞くのが当たり前なんだから、聞きなさいよ!」や
「私のように、ちゃんと偉い人の言う事に従って我慢しなさいよ!」のように腹が立つ。
腹が立つならまだしも、攻撃してくる人までいますからね(涙)
まさに、コロコロ騒動のマスクが、これでしたよね。。
こんな感じで、とにかく権威主義(権力者の言う事を聞いて我慢する)というのを教え込まれます。
こういう教育の弊害で、
・没個性
・自分で考えられない
・「偉い人」と言われる人の言う事は、何でも素直に信じて従う
・誰かに「正解」を教えてもらわないと不安でたまらない
ということが起こっていますよね。。
・占いや神頼みにハマるタイプ
・指示待ち人間
・臨機応変ということができない人 など
が、増えているのも納得です。。
こんなこと(権威主義)、覚える必要ありますか?って私自身は感じて育ったのですが。。
私の両親は権利主義にどっぷりはまって染まり切っていたので
親(自分たち)は偉いと思っていたんです。
だから、
・自分のしたいようにする子(私)は悪い子
・先生の言う事を聞かない子(私)はダメな子
・ダメな子・悪い子の親というのが許せない
というので、学校でも怒られ、家でも怒られ、、
それでも、権威主義にどっぷり浸かって染まらなかった私ってスゴイ☆と思っています^^
最近も変わらず(ますます?)不登校の相談が多いので、
学校が、どういうところかわかった上で、
「行きたくない」と言う子供を、病ませてまで無理に行かせる必要って、ありますか?と
世の中の親御さんに考えていただけるきっかけになれば・・・と、今日はこんな記事にしてみました。
私の息子は、「偉い人」と言われる人の言う事でも、自分が納得しなければ言う事は聞きません。
ですが(だから?)、しっかりと自分で考え、自分で決め、自分で行動できる子に成長しています。
「学校に行きたくない」と言う子は「ダメな子」ではありません。
むしろ、「自分をしっかりと持って、自分の意見を言える素晴らしい子」
「のびのびした感性を持った素敵な子」だと、私は思っています^^
「自分をしっかりと持って、自分の意見を言える素晴らしい子」の親御さん。
そう思って自分のお子さんを見てあげてください。
きっと不登校への不安が薄れ、
「どうやって、この子の良いところが消されないように育てよう…」と、ポジティブな考えが湧いてくると思います^^
あ、ちなみに、うちの息子、フリースクールに行ってからは、夏休みがキライでした^^
だって、夏休みは「学校に行って一日中皆と遊ぶ」ができないんですもん。
だから、どうしても諸事情で「学校」というところに通わせたいなら
「休みたくない学校」だって、探せばあります^^
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