【冬の思い出】私、幽霊でも妖怪でもありませんからぁ~(笑)

10年以上前の事ですが・・・、ちょっと思い出したのでブログに。

 

まだ、両親と縁を切っていなかったころ、何故か冬になると、何度か救急隊員から夜中に電話がかかってきていました。。

「お父様を、いま救急搬送しています。」と。

お酒を飲んで、コケたり階段から落ちたり、「ほんといい大人が他人に迷惑かけて、バカじゃね?」です。

今はもう、縁を切りましたので、平和で穏やかな冬を何年も過ごしていますが、

当時は夜中に「今すぐ病院に来てください」と言われたら、仕方なく行っていました。

 

とある真冬の深夜12時。

父の携帯からの着信。

出てみると、救急隊員から。。

このときは、初めてでしたので、とりあえず病院に向かうことにしました。

が、息子を置いてはいけないし、起こすのも可哀想。

そしてご存じの通り、運転免許がないので車も持っていない(笑)

まだスマホもない時代(ガラケー)でしたので、ネットでサクッとタクシーを呼ぶこともできない。

というので、

・まずは、自分がダウンジャケットを着る

・息子にもジャケットを着せる

・前にリュックを持つ

・息子を背中におんぶする

・その上から、息子が寒くないように、大きい毛布で巻く

・最後に自分も寒いので、ダウンジャケットのフードをかぶる

という格好で、タクシーを探しに出ました。

 

大通りに出ようと歩いていると、前からヤンキーっぽい怖そうな集団が。。

「うわっ!どうしよう。。絡まれたら、逃げられないし闘えない。。」と、ビクビクしていたのですが。。

私に気付いた途端に、お相手の集団が、

「え?なに?え?怖っ!えぇー!?」と言って、

まるでモーゼの十戒のごとく、

お兄ちゃんたちがサーッっと避けてくれて、道が出来たんです!!

よかった・・・と思ったものの、後から考えたら、私、相当ヤバい見た目だったと思うんです。

自分で絵を描いたんですが、

前と横から見たら、きっとこんな感じ↓

とにかく眠かったし重かったので、きっとフラフラと歩いてたと思うんです。

いやはや、夜中にこんなんが前からフラフラ歩いてきたら、そりゃ怖いわ(笑)

 

もう、夜中に呼び出されてタクシー代を何万もかけて病院に行くこともなくなりましたが。。

きっと私が、よっばらいを見ると嫌悪感でいっぱいになるのは、父親の影響かと。。

そして最後に、十数年前に、夜中に怖い思いをさせたお兄ちゃんたち、ごめんね。

あのとき、理由はどうであれ、スッと道をあけてくれて、ありがとう^^

 

しかし、自分も、夜中にこんなんが前からフラフラ歩いて来たら絶対に怖くて避けるわ(笑)

今なら、間違いなく「夜中にヤバいのを見た」ってネットにさらされてるでしょうね(^-^;

親だから大事にしないといけないということはなくて、

親だから仲良くしないといけないということもなくて、

親だろうと誰だろうと、合う人は合う、合わない人は合わないんです。

というのを受け入れて、自由を手に入れるまでの経緯と葛藤は、この本の中でも書かせていただいています。

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