現代のお産が大変な理由

私、息子を生んだときに「こんな安産、まーいませんよ!」って言われまして。。

で「いやいや、めっちゃ陣痛いたかったって!」と思っていたのですが、その後、健康にかかわる仕事をし、お産の話もたくさん伺う機会があり、自分なりにも勉強をし、「そういうことか!」という気付きがあったので、これから赤ちゃんを産む人に届けば嬉しいな・・・と思って、この記事を投稿します。

 

 

私の出産 ~自分たちのペースで~

私の出産時、いまみたいな知識も何もなく、ゴリゴリ西洋医学の知識だけでお産に臨みました。

で、うちの息子、病院についた途端に緊張したのかな?陣痛が止まっちゃって(^-^;

で、お腹をさすりながら「チビちゃんのペースでいいからね~。待ってるね~。」って、言いながら陣痛の再開を待っていたんです。

そうしたら、お医者さんが「陣痛促進剤を入れましょう。」と。

その瞬間「絶対にいや!」とお腹の中から大反発があったので、先生に「イヤです。この子のペースとタイミングで出てくるのを待ちます。」と言ったら・・・。

「いや、夜中だと深夜料金がアレですし…。」みたいな!!!

はぁ?

「深夜料金くらい出しますよ。入院が長引いたら、それでいいですよ。この子がこの子のペースとタイミングで出てくるって言ってるんです。出産の当事者である赤ちゃんの希望が一番優先されるべきじゃないんですか?」と反論。←こんなに強気な妊婦いないでしょうね(^-^;

もう一言いわせていただくなら「アンタ(医師)のシフトなんて知らねーよ!!!」ですよ♪

だって、赤ちゃんを守れるのは私だけですもん!!

というので、陣痛促進剤は拒否して、自然に陣痛が戻るのを待ちました。

入院したのが朝の8時。

陣痛が再開したのが夕方頃。

分娩室に入ったのは確か、夜6時?8時?頃かな?で、あおむけに寝かされたんですね。

じゃまた「この体勢しんどい!」って感じたので、「すみません。あおむけはしんどいので、ラクな体勢をとらせてください」ってお願いしたんです。

そうしたら、分娩台じゃなくてベッドに寝かせてくれました。県立病院だったんですけど、いま思えば結構リクエスト聞いてくれましたね^^

で、そうこうしていたら、「絶対に出て来てる」という確信があったので、助産師さんか看護師さんかに声を掛けたんです。

「あの~、たぶん、赤ちゃん出て来てます。。」って。

そうしたら「いやいや、お母さん35歳の初産で、ついさっき、まだ子宮口3cmしか開いてなかったのに、そんなすぐに出てこないよ~笑」って、笑われたんですけど、、

私「いや、笑いごとじゃなくて、赤ちゃんが出てきてるかどうかくらい初産でもわかるでしょう。」と言うと、渋々見てくれたんですね。

そうしたら「いやぁ~、ほんま!もうそこまで出て来てるわ!!せっかちやね~赤ちゃん(笑)」というので、突然バタバタしだして、助産師さんと産婦人科医が来て、いざ出産!と思ったら・・・

「お母さん、赤ちゃんもうそこまで出てきてますから、あまり思いきり息まなくて大丈夫ですから。私たちの声を聞きながらやってくださいね~」って。

「は?何やねん…それ。」と思うも、なんせ初めてですし「はい、いま息んで~」で「ん―――っ」ってやってたら「はいOK!力抜いてハッハッハッて呼吸して~」って。。生まれたんです^^

1回しか息んでないんですよ。そりゃ安産ってビックリされますよね☆

でね、まずパニックになったのが、うちの子、泣かなかったんです。。

わたし、半狂乱になりそうな勢いで「センセー!!!うちの子!!!」って心配していたら、先生と助産師さんが「お母さん、元気ですから安心してくださいね~」って言ってくれるも「でも、泣いてないです!」というと「お母さん、泣くか泣かないかは、赤ちゃんの個性です。」って。。←いや、知らんがな・・・。それ、母親教室で教えておいてよ。。

後から聞いたら、私、会陰切開もせず、ほぼ割けもせず、産婦人科の先生に驚かれまして。。

で、赤ちゃんが泣かないのも、完全に赤ちゃんが自分が出て来たいタイミングで出てきた子は、泣かない確率が高いんだと聞かされて。

そういう知識のある方々が居てくれる総合病院だったので、陣痛促進剤の拒否もすんなり受け入れてくれたんだと思います。

それから、いろいろ調べていくと、出産は、お母さんと赤ちゃんがタイミングを合わせながら進めるものなのに、医者の勝手な理由で陣痛促進剤を使われるのは非常に危険だというのを知りました。

お母さんの身体が準備できていないのに、赤ちゃんも自分でタイミングをはかっているのに、それを無視して陣痛促進剤で出産させられるから、会陰切開が必要だったり、必要以上に産道が割けたり、赤ちゃんが怒ってギャン泣きしたりするそうです。

むかしのお産は、体勢もタイミングも全てお母さんと赤ちゃんに任せていて、それをサポートするのが助産師さんの役目だったそうです。

だから、いまほどお産が大変ではなく、その結果、何人も子供を産めたそうです。

お産て、お母さんと赤ちゃんのコミュニケーションをとりながら、お互いのよきタイミングで進めるものなんです。

医者の都合で「教科書通り」のお産を押し付けられるから、大変になるんです・・・(涙)

でもう一つ・・・とても大切なこと。。

これは生理痛にも関係するので、次の記事でご紹介します。

これを止めたら・・・生理痛になる人も激減するじゃないかなと思っています。

実際に私は、これがキライで、やったことがなくて。。それがお産が安産だったり生理痛がなかったりする理由でもあるのかな?と思うので、参考にしていただけると嬉しいです^^