みかんと陳皮と果皮

みかんと陳皮と果皮

 

少し前までは、「みかんの皮を欲したら陳皮」と思っていたので、「陳皮なんて、冬になったらいくらでも作れる!」と思っていました。 

ですが、東洋医学でいう「陳皮」とは熟したみかんの皮を3年以上乾燥させたもののことです。 乾燥が3年以内のものは「果皮」(果物の皮)と言われます。「陳」とは「古い」という意味があるそうですね。

この3年というのがとても重要で、醤油や味噌も「3年寝かせたものが良い」と聞きませんか? それは、3年という年月が、本来「毒」であるものを解毒(無毒化?)するようで、薬膳・漢方において「3年以上経過したもの」が様々な効用があるとされています。

ということは、一週間やそこら干したものは陳皮とは言えませんし、陳皮が持つ薬効も期待できないようです。

それでもやってみたい!のが、私(^-^;

 

 

みかんの皮を干してみた♪

陳皮は薬膳でいう「温」の性質を持っているので、お風呂に入れたら良いんじゃない?と思いつく♪

そして、陳皮は無理だけど、果皮を作って入れてみようと実験開始。

まずは、1週間こういう状態でお日様に干しました。

 

それをガーゼでくるんで、お風呂を沸かす時に湯船に放り込みました。

お風呂がわいたら、そのままそっと取り出します。

※注意※

・湯舟の中で、絶対に揉まないでください。いい香りは倍増しますが、お湯がピリピリしてしまいます。

・農薬まみれのみかんはオススメできないので「知り合いから無農薬のみかんを貰った!」という時や、安全なみかんを買った時にお試しください。

 

さて、実際のお風呂は・・・

・塩素が和らいだ(お湯が丸い)ように感じますし、実際にさら湯の時に皮膚の表面につく空気のつぶつぶ(塩素etc.が多いと沢山つきます)が、少なかったです。

・ほんのりみかんの良い香り♪

・身体もぽかぽかするような気がします(これは、プラシーボ効果?)←利用しちゃえ!

 

結論としては、悪くないです(*^^*)

 


 

陳皮ほどの効果はありませんが、農薬などを使っていないみかんをゲットしたら、干して果皮にして最後まで利用してみようと思います♪