油も糖も、身体には必要
「ダイエットをするぞ!」
「体質改善をするぞ!」
となった時に、異常なまでに油と糖を悪者扱いする方がとても多いので、今日は「そんなことないよ♪」というのを記事にします。
油(脂質)
糖(糖質)
どちらも身体には必要です。
脂質の役割と上手な摂り方
脂質は、細胞膜の材料となったり、ホルモンの材料になったりします。
ですので、脂質が不足すると、お肌の調子が良く無くなったり、ホルモンバランスが崩れたりという不調の原因になってしまいます。
ですが、脂質と一言にいっても、摂っていいものと、避けて欲しいものがあります。
■避けて欲しい脂質
・サラダ油etc.精製された油
・マーガリン
・ショートニング
・エクストラバージン以外のオリーブオイル
などの粗悪な油と、上記を含む加工食品です。
■摂っても良い脂質
・良質の油(エクストラバージンオリーブオイルや、ココナッツオイルetc.)
・肉や魚に含まれる自然の油
・良質のバター
など・・・
という事は、お菓子やパンには
・植物性油脂
・マーガリン
・ショートニング
が含まれていることが非常に多いので、NGですね。
市販の揚げ物も、揚げ油がNGです。これらは「食べるプラスチック」くらい思ってください。
ですが、ステーキ肉の脂身や、鶏皮の脂、魚の脂はOKです。
脂質を完全にカットしてしまう事は、ダイエットの面からも体質改善の面からもオススメできませんので、良質の脂を上手に摂取してくださいね。
糖質の役割と上手な摂り方
私たちが活動するのには、エネルギーが必要です。
糖質は、そのエネルギー源となる大切な主要な栄養素の1つです。
これら糖質のほとんどは、体内で消化され、小腸から吸収され、肝臓に送られます。
肝臓に送られた糖質は
・肝臓のエネルギー源となったり
・グリコーゲンとして蓄えられたり
・血中に放出され、脳や筋肉のエネルギーとして消費されたり
します。
特に脳にとって、ブドウ糖は主要なエネルギー源となるため欠かせません。
糖質が不足すると、エネルギー不足になり疲労感に襲われるetc. 身体のみならず、精神面にも影響が出ることもあります。
これが、私が「極端な糖質制限はオススメできません」という理由です。
もし糖質を本当に100%カットしたならば、人間は生きていくことができないでしょう。。
そこで、沢山ある糖質の中から、何を控えて何を摂れば良いのか?ですよね。
世の中の女性を拝見していて、糖質=米!みたいな感覚が多いことに、とても驚いています。
■避けるべき糖質
・砂糖、三温糖を始めとする精製された甘味料
・小麦粉
などと、上記を使用した加工食品です。
■摂っても良い糖質
・お米(ただし摂りすぎは注意)
・芋類
・豆類
・果物
など、自然なものです。
という事は、
砂糖を大量に使用している、お菓子やケーキ、それに、焼き肉のたれ、市販のソース類、市販のカレールーやシチューのルーetc.は、糖質制限を考える際に、意識して控えていただくべき食材です。
パン、麺類も控えましょう。
逆に、お米や芋、豆や果物は、食べ過ぎは当然良くありませんが、意識をして控える必要はありません。
時々「私、ダイエットで糖質制限を始めたんです!」と言って、お米を控えて、お菓子を食べている人をお見かけします。
これは、努力が報われにくい典型ですので、同じするなら、効果のあるやり方で(努力が報われる方法で)やって欲しいなと思います。
糖も油も、身体には必要で大切な栄養素です。
美容と健康のために、是非とも異常な避け方をしたり、間違った方法でするのではなく、上手に摂取して魅力的な大人の女性を目指しましょう♪
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