「ポジティブ」は良い事?悪い事?

「ポジティブ」は良い事?悪い事?

 

一般的に「ポジティブ」と言えば、全て良い事のように思われていますし、実際に良い事だと私も思っています。

ただ、その「ポジティブ」の意味を勘違いされている方がとても多いと、個人セッションやお茶会をしていて感じますので、今日は記事にしてみました。

 

 

それ、本当に「ポジティブ」?

私が思う、一番の勘違いポジティブは、自分一人じゃない!と安心してしまうタイプです。

例えば、女性のオマタ力(おまたぢから)のお茶会をした際に、尿漏れの話になり「40代だと3人に1人は尿漏れを経験してるんですよね?」と言う参加者様の言葉に 「私一人じゃないんですね~それを聞いて安心しました~」と・・・。

「そこ、安心するところですか?」と私が聞くと「私、ポジティブなんで♪」と・・・。

 

安心するのは自由ですが、そこから安心して落ち着いた気持ちで改善に取り組むなら「ポジティブ」です。

ですが、安心して「私一人じゃないから」と現状に甘んじて改善に取り組まないのは「ポジティブ」ではないと私は思っています。

だって、尿漏れって人の身体の仕組みからすると異常ですよね。その異常な状態(それも簡単に改善できる異常)で毎日生活を続けることは「ポジティブ」でしょうか。。

 

ダイエットも同じで、「40代女性の体脂肪率の平均は30%なんですってね!」という誰かの言葉に「安心しました~だったら私平均ですね!」と・・・。

「いや…キレイになりたくてお茶会に参加してくれたんじゃ・・・?」と思うも、当のご本人は平均であることに安心してしまいました。

「そこ、安心するところですか…(^-^;」と聞くと、「私、ポジティブなんで♪」というお返事が。

ご本人が満足して幸せなら(自分が太っている事への不満や不安も完全になくなれば)それは「ポジティブ」だと思います。

ですが、安心をして太っている事へのコンプレックスが消えないままに目標への挑戦を諦めてしまうのは「ポジティブ」とは思いません。

やはり私は御縁があった皆さまには、参加したい!と思って下さった時点で心の中にあった「理想」を手に入れていただきたいと思っています。

 

 

それ、本当に「ネガティブ」?

上記とは逆に、「40代だと3人に1人は尿漏れを経験してるんですよね?」と言う参加者様の言葉に「え?私は少数派の30%に入ってるんだ・・・かなり良くないですよね。。」と危機感を抱かれる方もいらっしゃいます。

こういう方は「私ってネガティブでしょうか・・・」なんて仰いますが、私は個人的には「良くないですよね…」と思う方の方が積極的に改善に取り組まれるので、結果、尿漏れを改善されて普通の身体・普通の生活を取り戻されているので「ポジティブ」だと思っています。

 

 

私の思う「ポジティブ」と「ネガティブ」

私がいつも思うことは、安心しても不安になっても、感情はどちらでもOKです。

その後の行動で「ポジティブ」と「ネガティブ」は変わってくると思っています。

 

■安心して「これでいい!」と行動を起こさなくても、それで心から安心してハッピーなら「ポジティブ」。

■安心して、焦らず落ち着いて改善に取り組み、目標を達成するのも「ポジティブ」。

■安心して、本当は良くなりたいのに努力をしない言い訳にして挑戦をしないのは「ネガティブ」。

■不安になって、焦って「改善しないと!」と行動を起こし、目標を達成すれば「ポジティブ」。

■不安になって、落ち込んで「どうせ私なんか」とか行動を起こせないで どんどん落ちていく人は「ネガティブ」。

 


 

今の世の中「痩せなきゃ病」にかかっている方がとても多いです。

でも、本当に痩せたいと思っていないとか、痩せる必要を感じていないとか、そういう方は、全くもって痩せる必要はありません。

だって、女性の魅力や価値と「痩せているか太っているか」は全く無関係ですから。

それでも私がダイエットの記事を書く理由は、昔の私のように「太っている」という事がコンプレックスで、「太っている」という事を 全ての出来ない理由にして諦めている人がいたら、それは違うよ!と気付いて欲しいからです。

新しい時代に、新しい自分を手に入れたいなら、それはあなたの心と行動次第で可能です(*^^*)