【不登校】6年間 小学校に行っていませんが何か?

不登校の相談・・・また増えました。

不登校の相談を受ける際にいつも思うのが、「小学校なんて行く必要ある?」です。

うちの息子、今は高校生ですが、小学校の時は6年間 全く学校に通っていません。

ただ、母子家庭だったので家で一人で留守番をさせる訳にも行かず、息子が「ここなら行く♪」と自分で決めたフリースクールに通わせていました。

正直、普通の学校に通わせていない当時は「本当にこれで良いのかな・・・」という葛藤はありましたが、息子が高校生になった今 断言できることは「小学校なんて通わなくても全く問題ナシ」です。

 

 

小学校に通わなくても困りません

私の息子は、小学校には通っていません。正しくは「学校法人の小学校」には通っていません。フリースクールに6年間通いました。

更に言うなら、幼稚園~中学1年生の8年間フリースクールに通いました。

そして、中学2年生のときに公立中学校に転校したのですが、高校受験までには普通に学力も追いつきました。その証拠に、息子は今 高校生です♪

 

日本の普通の小学校って、私はこう思っています。

・先生の言う事を素直に聞く「良い子」を育てるイエスマン養成機関

・自分の個性を抑えて「みんな同じ」子を育てる没個性教育

・「得意を伸ばす」より「苦手を克服」に力をいれて、特徴のない平均的な子を育てる謎のシステム

・欠点ばかりに目を向けて、自己肯定感を下げまくられる恐ろしい場所

・粗悪な食材で作られたもの(給食)を強制的に食べさせられる「病気になりやすい身体にされる」場所

など、です。

ずいぶんと過激な書き方かもしれませんが、本当にそう感じています。

ですので、息子が「行きたくない」と言い出したときも「そりゃそうだよね♪じゃ、行きたいと思えるところを探すか♪」とう感じで、結構アッサリと受け入れることができました。

 

 

トラブルも多いですが何か?

こんな感じで、息子は

・自分の意見をハッキリを言える子

・「自分」をしっかりと持った子

・自己肯定感の高い子

・コケてもタダでは起きない子

に育ちました。こういう性質って、使い方によっては長所にも短所にもなります。

現に、公立の中学校では「先生に口ごたえする面倒くさい子」というレッテルを貼られていましたし、中学校の卒業式5日前には、先生とケンカをして帰宅しましたし♪喧嘩をした内容はコレです→【ブラック校則】卒業式に出られないそうです。

普通の子なら、坊主にでもして卒業式に出るんでしょうが、息子は自分が納得のいかないことはしたくない(校則違反じゃないと確信があるので、髪を切る必要はない!と思っているので)、髪を切るくらいなら卒業式は出なくて良い♪と決めました。

ただ(誰の血を引いたんだか(^-^; )「泣き寝入りはしない!」と強い意思で帰宅しましたので、だったら母も一緒に闘うべ♪と「美容院で撮った、前・横・後の写真と、生徒手帳の校則のページを添えて、教育委員会に相談しますね~^^」と先生に言った所、学年会議を開いて大慌て~☆バカじゃないの?ほんと・・・。

正しい事をしている自信があるなら「どうぞ、どうぞ♪」ってなるはずですよね?ナニカガオカシイ・・・。

そんな感じで、「一般的なイイ子」とは かけ離れた性格かもしれませんが(^-^; 私は親として「自分に素直なイイ子」だと思っています。

今の日本では生きにくい部分もなくはないです(^-^; でも、これから時代は変わっていくでしょうし、自分を抑えて、自分の感情を殺して、心と身体を病む人は多いですよね。そんな大人になるくらいなら、多少生きにくくても「自分らしく、明るく、楽しく」過ごす方が何十倍も素晴らしい生き方だと思います。

・学校に行けない=ダメな子 じゃありません!

・学校に馴染めない=ダメな子 じゃありません!

 

・学校に行けない=ザ日本!な組織には合わない子

・学校に馴染めない=ザ日本!な思考を持っていない子

です。

ザ日本!な組織に属さなければ良いんです。

・海外に行くもよし

・自分でビジネスをするもよし

・ザ日本!じゃない組織を探すもよし

生き方は一つじゃありません。

それに「学校に行けない」ということなんて、正直どうってことないです。

ちなみにですが、高校に入ってからも息子は「自分を貫き通した」結果、停学になりました~(^-^;

でもね、それも経験。それを経験した上で

・自分を貫き通して学校をやめるのか

・学校に戻るために「自分を通す」よりも「組織のルールを守る」を優先するのか

・学校に通わず高校を卒業する「通信制」という方法をとるのか など

それを決めるのは息子なんです。息子の人生ですから、彼が決めたら親はそれを全力でサポートするだけです。

息子は「学校に戻る」という選択をしましたので、きちんと反省をして、親子で1ヶ月間毎日反省文を書いたり、いろいろ頑張りました♪

息子は、一番苦手な分野の課題もクリアし、この春、無事に(?) 高校二年生になれます♪

 

 

コケたって良いじゃん♪

うちの子がこんなだから余計にそう思うのかもしれませんが、「コケたって良いじゃん♪」です。

コケたら、怪我しますけど、コケまくったら皮膚って強くなりますよね?

それと同じで人生だって、若いうちに沢山コケておけば、大人になってからコケたって「また立ち上がれば良い」「今は痛いけど、そのうち治るわ」という感じで、失敗をしても また立ち上がって歩き出せる強さを身に着けることが出来ると思います。

怪我に例えるなら、治し方だって色々ですよ。

・放っておくのが一番なのか

・応急手当程度は必要なのか

・病院に連れて行く方が良いのか

・救急車を呼ぶ必要があるのか

こういうのだって、沢山ケガをしたらわかると思うんです。

でも、全くケガをした事のない子が、ちょっと血が出ただけでギャーギャー泣いて「救急車!」って言ってるのを見たら どう思いますか?

子供ならカワイイですけど、大人なら「こいつバカか?」って思いますよね。

それって人生の「失敗」と同じなんです。

沢山失敗を乗り越えた子って、まーまーな失敗をしても、ちゃんと反省をして立ち直れるんですけど、失敗をするチャンスが無いままに大人になった人って「は?そんなことで?」というミスで潰れてしまったり。。

息子が経験した「不登園&不登校」や「停学」は、世間一般には「失敗」でしょう。それも大き目の「失敗」かもしれません。

ですが、それを人生の「失敗」にするか、その「失敗」があったからこそ今がある!と強く逞しい生き方をするのかは本人次第です。

ですので、いま不登校で悩んでいるお子さんもママさんも、大丈夫ですよ♪

6年間1日も小学校に通っていない息子、強く逞しく自分の人生を歩んでいます^^ ←あ、停学とかなってますけど(^-^; それでも不登園→不登校だったことを思えば「学校に戻りたい」と言ったこと、それをサポートしてくださった先生方を信じて課題に取り組んだことは、彼の成長だと思っています。

正直、普通じゃない子を持つと親だって大変ですよ(^-^;

でも、「普通じゃない」って、私は「才能の1つ」だと感じています。だって過去の歴史を見たって、新しい何かを切り開くのって「普通じゃない人」「変わった人」じゃないですか?

なので「普通じゃない」と悩み嘆くより、「うちの子は特別」とか「うちの子、ユニーク」と思って育てる方が楽しいと思います。

実際に、私は 息子の学校から呼び出されること数え切れず(涙)ですが、

・不登校だと虐待を疑われるんだー・・・とか

・不登校でも公立小学校の卒業証書は取りに行かなきゃいけないんだぁ…とか

・新入生代表で入学式で壇上に上がるって、こんな準備をしてるんだ~とか

・新入生代表の子の親って、こういう扱いしてもらえるんだぁ~とか

・停学になったら、こんなことするんだ~とか

まぁ、いろいろと普通では経験できないことを沢山経験できました♪

その時との時は大変ですが、でも、そういう経験をしたからこそ「小学校6年間行かなくったって大丈夫だよ♪」って断言できたり、色んな方の相談に乗れたりする訳です。

人生って、失敗が多いくらいの方が絶対に楽しいと思うんです。だってテレビドラマや映画だって、波乱万丈とか大ピンチ!とかがあるストーリーの方が面白いでしょう♪

 


 

親がビクビクしてどうすんの♪

「普通じゃないって、カッコイイやん♪」

「学校に行きたくなかったら、行かずにどうするか一緒に考えよう」

そんな風に、一緒に考えて一緒に成長していけば、きっと未来は開けると思います☆

我が家だってまだ親子そろって「成長中」です♪

だから不登園、不登校、停学になった子供を持つママの皆さん!一緒にがんばりましょう^^楽しんだもん勝ちだよ~♪

明るい不登校児と親の写真♪