身体の声を聴く第一歩

身体の声を聴く第一歩

 

いつも「身体の声を聴きましょう」とか「身体からのサインをキャッチしましょう」とか書いていますが、これは決して特別な能力でも何でもありません。

身体の声を聴くというと、「痛い」とか「痒い」とかを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実は「気持ちいい」もとても大切です。

 

 

気持ち良く動かす

「気持ちいい」という感覚は、身体からの最重要メッセージの一つです。

気持ち良いときは、身体は「こう使うと元気になるよ~」「こう動かすと元に戻るよ~」と教えてくれています。

だから、身体は気持ちよく動かせば動かすほど良い状態になってきます(整ってきます)。

 

そこで、まず第一歩として、お布団の中で「気持ちいい」と感じる格好で伸びをしてみてください。

グーッと伸びて、フニャッと力を抜くイメージです。

猫の伸びは良いお手本になるかもしれませんね。

3回くらいグーッと伸びをするだけでも、身体は整いますし、眠りの質も変わります。

ぜひともお試しください。

 

 

身体は左右非対称

左右の動きをする際に知って欲しいことがあります。

私たちの身体には、目・耳・手・足etc. 左右に1つずつ付いているものが多いですよね。

ですが、左右同じように使っている人はいませんし、そもそも左右同じでないのが普通です。

利き腕、利き足、利き目etc. 必ず左右違う使い方をしているので、その偏りを放っておくと(何も意識せず普通に生活をしていると)身体はどんどん傾いていきます。

多くの体操やエクササイズは、左右を平等に同じ回数するものが多いですよね。

ですが、左右の差(偏り)を取ってあげるためには、左右を同じ回数してみて「気持ちいい」と感じる方を1回足してあげてください。

「気持ちいい」と感じない場合は、例えば捻る運動の場合は、捻りやすい方。

上げたり伸ばしたりする場合は、伸ばしやすい方を1回足してください。

 

左右の動きが良くないと、どうしても「動きの悪い方(気持ちよくない方)を足さないと!」と思ってしまうかもしれませんが、気持ち良い方(よく動く方)を1回足すことで、動きの悪かった方の動きが良くなるという不思議な事が起こります。

 


 

実際、私も最初は「ほんまかいな…」by関西弁 で疑っていたのですが、お金を払って習ったからには やらないと勿体ない!と思って実践をしました。

今まで気持ちよくない事を一生懸命していた自分がアホみたい(^-^;な効果を実感できましたので、ぜひこれからは「気持ちいい」という身体の声を聴いてあげてください。

気持ち良い事をすれば、身体は良くなる!

Young Woman Running with Golden Retriever