土用にウナギ←本当に食べたい?

土用にウナギ←本当に食べたい?

 

お客様からのご相談。

「土用の丑の日だから、鰻を食べようと思ったんですけど、食欲なくて・・・」

そりゃそうだ!!

まずは、土用のお話から。

 

 

土用とは

土用とは土旺用事の略です。

五行説による季節の割り振りで四季(冬=水、春=木、夏=火、秋=金)に配当されなかった「土」の支配する時期として各季節(1年に4回)に存在します。

現在では、夏土用のみを「土用と」と思っている方が多いようですが、各季節に土用はあるんです。

今年、2019年の夏の土用は、7/20~8/7。

今がまさに、土用の真っ最中です。

 

 

土用に何を食べる?

土用と聞くと「うなぎ!」と思う方がほとんどでしょうか。

ですが、私のお客様のように、食欲がないことはありませんか?

食欲がない時、身体がどうなっているかと言うのは、コチラの記事「食欲がないはスゴイちゃんす!」でご紹介していますので、参考にされてください。

 

記事の内容をサクッとまとめると、食欲がない=身体が食べたくないと言っている ので、食べないのが正解です。

無添加天日塩を舐めて、水を飲む。これが理想です。

それでも、「何となく全く食べないのは気分的に・・・」と思う方は、キュウリやトマトetc.の生の夏野菜や、梅干しをほんの少量でOKですので、しっかりと噛んで食べてみてください。

それだけで、心も身体も満足するはずです。

 

 

「食べなきゃ元気にならない!」病

ここまでお伝えをしても、まだ「でも、食べなきゃ元気にならないじゃないですか!」という思い込みの強い方がいらっしゃいます。

土用にウナギ!と、精をつけるために栄養価の高いみのを食べていたのは 栄養状態の良くなかった大昔の話です。

現在のように、毎日のように肉を食べ、毎日のように砂糖や化学物質を摂り、そういう食生活をしていると内臓は日々疲労困憊しています。

土用(暑さを元気に乗り切らないといけない時期)こそ、内臓を労わって元気を回復させてあげるべきなんです。

それに「食べなきゃ元気にならない!」とか言っていても、あなたの身体に一体どれだけの体脂肪が蓄えられていますか?

1週間やそこら、食べなくても死にませんし、逆に健康に元気になります♪

 

 

内臓と免疫を元気にする

熱中症にしても、食中毒にしても、今流行の手足口病にしても、内臓と免疫の元気な人は縁がないものです。

内臓と免疫を元気にするためには、現代社会では「休憩」が一番なんです。

休憩をさせてあげる方法として、有名なのが「断食」ですよね。

でも、断食(ファスティング)が辛いという場合は

・夕食を抜く

・食事から砂糖、化学物質を抜く

などの方法で、少しでも休憩に近い状態を作ってあげることで、内臓も免疫も元気を取り戻します。

 


 

暑い夏も、寒い冬も、元気に楽しく過ごす秘訣は「元気な内臓と免疫」です♪