【感情の上書き】大キライだった夏休みの昼食

私が小さかった頃の話です。

うちの両親は 麺大好き人間 だったので、お昼ご飯が「素麺」「焼きそば」「ラーメン」「うどん」という日が多かったんです。。

そして、夏場の素麺率の高さと言ったら・・・(涙)

私は小さい頃から小麦の麺が苦手でした。

そして、我が家の素麺は「素麺ONLY」で、野菜とか何とかは一切出なかったんです。

そこで困ったのが…

・食べなくても「なんで食べないんだ!好き嫌いするな!」と怒られ

・食べたら食べたで「マズそうに食うな!」と怒られ

どっちにしても地獄でした(^-^;

 

小学校の高学年くらいからかな?

素麺や焼きそばの日は、私だけ自分で別メニューを作っていたんです。

そうしたら今度は「可愛げがない」だの「作ってもらって文句を言うな」だの、また文句を言われる訳ですね(^-^;

それしか食べるものがなくて、生きるか死ぬか…とかのレベルなら、食べたかもしれませんが、普通に冷蔵庫にいろいろある訳です、冷ご飯とか。。

それを使って、自分で作ってご機嫌で食べていたら怒られる~笑

まじ意味不明な家族でした(^-^;

 

大人になっても、やはり「素麺」「焼きそば」と聞くと、テンションが下がります(^-^;

それでも息子ができて「流し素麺したい!」と言って、里山に流し素麺を食べに行ったり。

息子が「焼きそば食べたい!」と言うので、焼きそばを作ったら、美味しそうにモリモリ食べてくれたり。

そうこうしているうちに「素麺」「焼きそば」と聞いたときに、以前は「親に怒られた」記憶しかなかったものが「息子が喜ぶ姿」で上書きされていったんですよね~♡

過去の起こった事は変わらないのに、その後の行動で「イヤだった思い出」を「素敵な想い出」に上書きすることもできるんです。

いまでも私は「素麺」も「焼きそば」も好きではないので食べませんし、息子に作るときは、私は別メニューです。

それでも「素麺を作るとき」「焼きそばを作る時」の気持ちが、以前とはずいぶん違うんです^^

最初の頃は「こんんなもん・・・オマエ(息子)もあっち側か。。」とか思いながら作っていたときもありました(←最悪(^-^;)

でも、いまは「美味しくなぁ~れ♪」と息子が喜ぶ顔を思い浮かべながら楽しく作るので、同じ作業をしていても全く気分が違うんです。

うちの息子、コレに限らず、私の中の「イヤな感情」を「嬉しい&楽しい感情」に、どんんどん上書きしていってくれるんです♡

(どんだけイヤな感情があってん!というツッコミは置いておいて・・・。)

息子がいなかったら、きっと「イヤな記憶」「イヤな感情」のまま、ずっと抱えてたかも?なんて思うと、ほんと私のところに生まれてきてくれた息子には感謝です♡

でね、私のお腹の中で育って、私のオッパイを飲んで育ったのに、息子と私の食の好みがビックリするほど違うんです!

というか、全てにおいて「本当に私のお腹から出てきたっけ?」と思うくらい、違うんです^^

次は、それについて書いてみようと思います♪