血圧に一喜一憂していませんか?

血圧に一喜一憂していませんか?

 

最近、血圧に関するご相談をよくいただきます。そしてテレビでも血圧に関する商品のCMをよく目にします。

でも、血圧って そんなに常に一定じゃないんですよ。ほんの少しの感情の変化で、めっちゃ変わるんですよ。

「白衣高血圧」という言葉があるくらい、病院で測ると血圧が高い人が沢山いるんです(^-^;

どうしても「数字」に影響されてしまう現代人ですが、数字を鵜呑みにせず、しっかりと「自分」を見て欲しいと思い、この記事を投稿しました。

 

 

血圧は感情で変化する

血圧って、ちょっとした感情の変化で結構上下します。私なんて肝っ玉の小さいチキンなもんで、常に上がったり下がったりしているはずで。。実際に例をあげると・・・

私は病院が嫌いで、採血は今でも汗をかくくらい苦手です・・・。看護師さんに「そんなに力入れなくても大丈夫よ~」と笑われるくらい、真っ赤になって、汗をかいて、ぎゅぅ~っと拳を握りしめてしまいます。。

なのに、健康診断に行くと、採血の前に血圧って測られませんか? いやぁ、あれ絶対オカシイ!

今までずっと同じ場所で健康診断をしていたので、データが残っててうるさく言われなかったんですけど、しかもカルテみたいなのを見て「あ、血圧は一番最後に測定ですね~」とまで言ってくれてたんですけど、、昨年から会社の提携先が新しくなって、また血圧をウダウダ言われる訳です・・・。

そこで、今回また闘ってきました♪

 

採血前の血圧、上が150台

「高いので、もう一回測りますね~」と言われ、「採血前で心臓バクバクやのに、ここで『平常時の血圧』とか測れる訳ねーだろ?」とカッチーンときた状態で2回目を測ると・・・160台!

上がっとるがな!!!と看護師さんに言われて、さっそく高血圧の指導的な話になりかけたので「採血前に平常時の血圧なんて測れるわけないんで、採血の後に測っていただけませんか?」とお願いをした。

ただ、昨年はこの採血前の心臓バクバクの状態の血圧が記載されているので「高血圧」のレッテルを貼られてる訳です。

で、採決直後にもう一度測ると130台。←イラッときてるので下がり切ってはいないけど…。

それでも、この10分足らずの短い時間に、感情だけで血圧ってこれだけ変わるんです。

極端な話、「血圧が高かったらどうしよう…。」と考えるだけで、血圧って上がりますから。。

ですので、私みたいなタイプの人は、病院の血圧を信じるのではなく、自宅に血圧計を置くとか、実家のご両親がお持ちなら実家に帰った時に測るとか、最近だとあちこちに無料で血圧測定器が置かれてるじゃないですか?コープとか、コープとか、コープとか。。

そういう病院以外の所で測るとか、一度「高血圧」と言われたら、それを素直に信じるのではなく、自分が一番リラックスできる状態で測り直してみてください。

 

 

高血圧には理由がある

そしてもう一つ!血圧が上がるには、理由があるんです。

まず一つ目は、感情。私の採血前のように、緊張したり不安になったりすると、身体は「臨戦態勢」に入り、いつでも戦えるように血圧を上げます。血圧を上げる=身体の隅々まで酸素と栄養を届けることなんです。

だから、スポーツの試合前の緊張だって、度を越さなければ良い事なんですよ(*^-^*)

イライラしたり、不安になったり、緊張したり、そういうのは血圧にダイレクトに反映されますので、その辺りの精神状態を整えるのも大切だと思っています。

 

もう一つの理由は、血液の状態が良くないこと。例えば貧血等で血液が十分な酸素と栄養を運べない場合、血圧は上がります。

これは、運動をしていつも以上に酸素を必要とする時に血圧が上がるのと同じで、普段から酸素が足りない状態の人は、普段から血圧を上げなきゃ♪と、身体が頑張っています。

ですので、血圧を下げるには、血液の状態を良くするべきなんです。

 


 

こういう事があるから、本当に病院で測る血圧って・・・信じるに値しないと私は思っています。

もし、自分の本当の平常時の血圧を知らないなら、それは測るべきでしょう。でも、平常時の血圧も高めなら、血圧の薬を飲む前に、一度血液の状態を改善する努力をしたり、自分の精神状態を観察したりされてはいかがでしょうか。

どうしても「数字」に影響されてしまう現代人。数字を鵜呑みにせず、しっかりと「自分」を見て欲しいと思い、この記事を投稿しました。