【戦略】アメリカのやり方が通じない~だって日本だもん~
いま、とある外資系企業で いろいろと観察を楽しんでいます。
そこで、最近面白かったことが
「アメリカで大成功した戦略が、日本では全く通用しない」と嘆いてることです(笑)
個人的には、「そりゃそうよ!」と思いますが、
私、性格がアレのもので、ただ黙って楽しく観察をしています♪
だってね、考えてみてくださいよ。
消費者心理として、
お店でイヤなことがあったとしましょう。
アメリカって、その場でクレームをしたり、訴えたり、
勝ち負け(?)をハッキリをさせたい人たちですよね。
ですが、日本はどうでしょう。。
お店でイヤなことがあっても、文句を言う訳でもなく(何ならにこやかに)去るけれど
もう二度とその店には行かない!みたいな、勝ち負けを決めるより、
シレーッと離れてしまうような人が多いじゃないですか?
これほどに違う人たちに対して
同じ戦略が通用する訳ないじゃーん(笑)と、ちゃんちゃらオカシイのですが。。
私は、意見するでもなく、ただ
「うわぁ~、いいブログネタをありがとうございます^^」と思って
少し離れたところから楽しく観察しております。
実際、五つ星ホテルに勤務していたときに言われた言葉なのですが。
「クレームがあったら、気付かせてもらえたと思って感謝をして対応しなさい。
多くのお客様は、ご不満があっても口にする事なく、
『ありがとう』『お世話になりました』とにこやかにホテルを出発され
その後、二度とリピートはしてくださらない。
そして、我々が気付かないままに悪い噂だけが広まって
お客様が離れていってしまうことに繋がる。←ホテルとしては、これが一番怖い。」
と。
そういう感性の人たちを相手に商売をしてきた日本だからこそ
・絶対にクレームのでないサービスを提供する(一切妥協はしない)
・絶対にご満足いただける製品を提供する(細部にまでこだわる)
など、「ジャパンブランド」や「日本のおもてなし」と言われる
文化や製品などが出来上がったんだと感じています^^
そういう日本の良さをこれからも大切にしていきたいと、
とても強く感じる出来事でした。

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