「愛情」だと思っていたものが、そうじゃないと気付いてから・・・
子供の頃、いつも親から
「あなたのためを思って言っているのよ」
「あなたのことが心配だから言っているのよ」
と言われ、それを「愛情」だと勘違いしていました。
ですが、大人になって、自分が親になって、
「ん?あれって、愛情じゃなくない?」と疑問に感じたんです。
「あなたのためを思って言っているのよ」→だから自分の言うことを聞きなさい
「あなたのことが心配だから言っているのよ」→だから自分の言うことを聞きなさい
結局、「私は、こうするのが良いと思うから、そうしなさい」というだけで
私のことなんて1mmも思ってないですよね。
本当に私のことを思っているなら、私の人生なんだから、私がしたいようにさせてくれるのが、一番私のためだと思うんですけど。
「心配」ったって、私のことが心配なんじゃなくて、
自分の思い通りにならないことが心配なんでしょう。
実際に自分が親になって
「この子のことを本当に思うなら、この子がしたいことを気持ちよくさせてあげるべき」
と思いますし
「この子のことを心配するのは、この子を信頼していない証拠。上手くいけばそれでOK。失敗したって、それもいい経験。この子なら、どうにでもやっていける。」
と思っていれば、 子供が何をしようとしても、口出しもしなくていいですし、
子供が、自分の思考の中にないことをしようとしていても、
「えー!すごーい!そんなことをしたいんだ?」と思いますし。
学校でヤラカシたときだって、「息子よ、チャレンジャーだね(笑)」と思いますし。
交通事故に遭ったときも、「息子よ、あんたも好きね~(笑)」と思いますし。
つまり、私が子供の頃に「愛情」だと勘違いしていたものは、
決して「愛情」ではなく、
「支配」「コントロール」だったんです。。
まぁ、これに気づいた時ったら!!
心も身体もグチャグチャになるほどの衝撃で、
怒りやら、嫌悪感やら、苛立ちやら、もう・・・大変でした(笑)←いや、当時は全く笑い事じゃなかった。。
ですが、そういうのを「気付けてよかった」と思って
「自分は、親として『愛情』という言葉を盾に、子供の人生を支配しようとするのはやめよう」と思えたので 結果オーライなのですが。。
これは、息子だけじゃなくて、周りの人全てに思うことです。
だから私は「あなたのためを思って言ってるんです」なんて、クソみたいなことを言いませんし
もし誰かから「あなたのことを思って言ってるんですよ」と言われても、
「は?違くね?」と冷静にスルーできますし^^←というか、もう、こういうことも言われなくなりましたね。。不思議です。。
とにかく、「愛情」という言葉を盾に、子供の人生を自分の思う通りにしようとする親って、案外多くないですか?
子供の人生は子どものためのものであって、決して親の思う通りにする必要はありませんし。
私たちは、自分の人生を楽しむために生まれてきたのであって、親を喜ばせるために生きているのではありません。
自分が自分の人生を楽しんだら、子供が子供の人生を楽しむことに口出しもしなくなると思います。
だから、人生もっと自分の好きに楽しもうよ♪と思って、今日はこんな記事にしてみました。
一人旅をしたときの空↓です^^
人間関係、親子関係などを良くしたいなら、とにかく「自分」です。
自分と向き合って、自分を観察して、自分を大切にして。
そうした日々の小さなことの繰り返しで、気が付けば大きく人生が変わっていきます^^
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本を読んでいただけるだけでも嬉しいのですが、実際に実践をして、変化を実感いただけると、もっと嬉しいです^^
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