「NO」と言えない原因は・・・
よく「イヤなことを断れないんです」とか「どうしてもNOって言えないんです」っていう相談を受けます。
これって、何が原因か考えた事はありますか?
「やさしいから」ではないんです。
だって、自分を本当に大切にしていたら、イヤなことはしないはずじゃないですか?
という訳で、NOと言えない原因の大きなものとして
① 自己犠牲の精神
② 依存
だと私は感じています。
「NO」と言えない原因 ① 自己犠牲の精神
これは・・・、イヤというほど叩き込まれませんでしたか?
・自分のことより、周りのため
・自己犠牲の精神は素晴らしい
・皆がイヤがることを引き受ける人は素晴らしい人
ねぇ。。これを見て、私は小さい頃から「は?バカじゃね?」と思っていました。
だって、自分を一番大切にして何が悪いの?自分がしたいことだけをして何が悪いの?楽しい事をするために生まれてきたんじゃないの?って。。
これを抜け出すには、まずは自分には「自己犠牲」というのが深く擦り込まれているというのを自覚してください。←自覚したら、相当 感情がグチャグチャになるかもしれませんが、それも必要な過程です^^
そして、自己犠牲の精神をお持ちの方は、思う存分それを楽しんで「私ってエライわぁ~☆」と満喫していただくか、自己犠牲の精神を一旦横に置いていただくか、お好きな方をお選びください。
うん。どっちが良い・悪いじゃなくて。。もうね・・・「好みの問題」です(^-^;
「NO」と言えない原因 ② 依存
これはねぇ・・・退職とか離婚のときに多くみられるかな。
・会社も仕事もイヤだけど、これがないと生きて行けない
・旦那は死ぬほどキライだけど、旦那の収入がなくなったら生活していけない
こんな感じで、仕事、会社、夫に依存しているんです。
なので考えてみてください。
・いまの会社、いまの仕事がなくても、楽しく生活していける
・夫がいなくても(むしろいない方が)楽しく生活していける
と思えたら、たとえ今すぐ退職や離婚をしないにしろ「イヤです」「しません」「テメーがしろ」って、何のためらいもなく言えませんか?
それを言える自分って、どうですか?
こういうと「そんなのは百も承知の上で、それでも出来ないから困ってるんじゃないですか」って言われそうですが。。うん。私も そうでしたけどね♪
「それでも出来ない」と思っている時点で、できないですね。はい。絶対に無理。
まずは、その思考を変えていかないと。。それか「出来るか出来ないかなんて考えてられない!もう無理!」ってなって飛び出すか。。
偉そうに書いていますが、私は後者でしたぁ~(^-^;
でね、出来るか出来ないかなんて考えている余裕がなくて、とにかく飛び出して「うわぁ…やってしまった・・・。どうすんのよ私?」って、ズーンて落ち込むんです。←アホでしょ(^-^;
が、しかーし、落ち込んでいても始まらない!と、必死で動き始めると、いろいろトントン拍子で事が進んで、気が付けば「できた♪」になっていました。
ただ、こんな経験でも、次からは「あの時できたから、今度もきっと大丈夫♪」って思えるんです。だから、イヤな事はイヤと言えますし、それでダメなら「わかりました。じゃ、サヨウナラ~しかないですね♪」と、アッサリとしています。
依存してしまう気持ちは痛いほどわかります。が、それを断ち切る(?)卒業する(?)ことが出来た先には、明るく楽しい毎日が待っています。
まずは自分の中にある依存に気付く事から始めましょう。←気付いたら、まーまー凹んだり腹が立ったりしますけど、それも必要な過程です^^
産まれた瞬間から、ずっとずっと擦り込まれ、叩き込まれてきた「自己犠牲」と「依存」。
そこから抜け出すのは簡単ではないかもしれませんし、私だって完全に抜け出せた訳ではありません。
ですが、ゆっくり少しずつ変化をして、小さな成功体験を繰り返しながら、自分らしく・明るく楽しく生活できる日々を手に入れました。
完全に抜け出せていなくても、以前よりめちゃくちゃ楽しいんですよ☆
だから完全に抜け出せないにしろ、いまよりも また少し抜け出せたら・・・どれほど変わるの?ってワクワクしませんか^^ 当然、不安もあります。でも変化に不安はつきもの♪ だから、その不安を最小限にするために、ゆっくり&少しずつというのが有効になってくると思うんです。
なので、まずは小さなことから一緒に練習しませんか。
「ごめんなさい。私はそれは出来ません。」←実際の言葉は、状況によって変わりますけどね。
「申し訳ありません。私はそれには参加できません。」←実際は、もうちょっとやわらかく言いますけどね♪
それで関係が崩れるような人たちなら、所詮その程度ってことです。そんな人間関係、要らないですよね?
それでもそこに依存するもOK。気付いて新しい人間関係を築くもOK。
私たちは、いくらでも自由に未来を選択できます^^
自分を大切にして、自分の心の声を聴いて、必要な「NO」は、自分自身のために堂々と言える人でありたいですね。という、半分以上自分に向けて書いたような記事でした♪
一緒に練習しましょうね^^
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