無理する・無理しない 基準と境界線は?

無理する・無理しない 基準と境界線は?

 

「ちょっとは無理しろよ」と「無理しないでね」この境界線て、何だと思いますか?

私は、こう考えます。

・無理をして良くなる(無理をしないと良くならない)なら無理をする

・無理をして悪くなるなら、無理をしない

です。

 

 

無理をして良くなること

これは、筋トレとか運動とかですね。

筋トレは、無理をしないと(負荷をかけないと)筋力はアップしないんです。ラクなことだけをしていたら、どんどん筋力は落ちて行きます。

運動もそうです。「階段がしんどい」というのは、階段を上る筋力と心肺機能が足りないこと。ですから、無理をして(負荷をかけて)あげることで、その機能は回復します。

柔軟性もそうです。ちょっと痛いくらいの無理をして(痛気持ちいい程度を)日々続けることで柔軟性は向上します。

だからと言って、今の自分の能力(機能)に対して200%とか300%でやれ!って言うんじゃありません。

私がオススメするのは110%くらいです。ほんの少しの無理(負荷)を日々続けること。

突然200%とか300%で無理をすると、当然 筋肉を傷めたり、ケガをしたりという事が起こってしまいます。

ですので、無理をする時は「ほんの少しだけ無理」「痛気持ちい程度」「ちょっとだけ頑張った」を意識してみてください♪そして、それを日々の日課にすることです。

 

 

無理をして悪くなること

これは、よく気になるのは熱と睡眠ですね。

発熱があってしんどいのに、無理をして動くとか、熱が下がってまだダルいのに無理をして動くとか。

眠いのにスマホを見て寝ないとか、翌朝起きにくいとわかっているのに夜早く寝ないとか、早く寝る工夫をしないとか。

もうお腹いっぱいなのに、「勿体無い」とか何かしらの理由で無理して食べるとか。

「睡眠時間を削ってでもやれ!」という無理、私は反対派です。絶対にパフォーマンスも下がりますし、良い仕事はできないと思います。

そりゃ、どうしても「今やってしまいたい!」と思うようなことがあって、1日2日程度 睡眠時間を削ることはあるかもしれませんが、慢性的に(常日頃から)睡眠時間を削っているような無理は、年月を重ねた末に恐ろしいことになります。。

 


 

筋力、心肺機能、運動能力、柔軟性etc. は、無理する(負荷をかける)ことで向上します♪

だから「毎日ちょっとだけ無理しよう♪」です。私が個人セッションで「ちょっとくらい無理しましょう!」と言うのも、この理由です。

毎日110%の負荷をかけていると、いつしかそれが普通(100%)になります。そこからまた110%の負荷をかけることで、いつしかそれが また普通(100%)になります。

そうやっていくことで、1年後、5年後、10年後、楽しく健康に人生を楽しめる身体を維持できるんだと思っています。

一緒に「ちょっとだけ」無理しましょう(*^^*)