心と身体は ゆるんでいますか?
心と身体は ゆるんでいますか?
心と身体は ゆるんでいますか?というタイトルですが、「ゆるむ」とは実際にどういう状態だと思いますか。
私の考える「ゆるむ」とは、しなやかであったり柔軟性があったりという事です。
命のカラクリ
命のカラクリのお話です。
若いうちは思考(心)も身体もしなやかです。
ですが、年齢を重ねると身体の柔軟性はなくなり、固くなります。
身体が固いと、思考(心)までも柔軟でなくなります。
そして、私たちが死んでしまうと、もっと固くなります(死後硬直)。
樹木をイメージしていただけると、より分かりやすいと思います。
樹木が生きているうちは 枝はしなやかにしなります。
雨が降っても、風邪が吹いても、しなやかにしなって折れたりすることはありません。
ですが、死んでいる枝や老木は、ボキボキと折れてしまいますね。
しなやかさ=強さ
身体が柔軟でしなやか(ゆるんでいる)ということは とっても大切なことです。
小さい子供に多いと思いますが「どうして、そんなコケ方をして、かすり傷程度で済むの?」なんて事はありませんか?
私の弟は、小さい時に清涼飲料水を運ぶ大きなトラックに跳ねられましたが、奇跡的にかすり傷だけですみました。
それらは、小さい子供の身体(骨)が柔軟でしなやかだからです。当たられても、コケても、グニャッと曲がって折れることはないんです。
まさに、しなやかさ=強さですよね。
逆に、若くても大きな病気をされるような方の身体はガチガチに固まっています。
心と身体をゆるめる
心と身体がガチガチに固まっているとき、私たちは自然と風邪を引きます。
・頭をゆるめるために、熱っぽくボーッとなってしまったり
・肺を広げる(ゆるめる)ために咳が出たり
・背中をゆるめるためにクシャミが出たり
いろいろな方法で、身体は自分の力で ガチガチに固まった身体を元に戻そうとします。
私は個人的には、身体をゆるめるということは、寿命を延ばすことに繋がるんじゃないかと思っています。
それくらい、身体をゆるめるという事は大切な事です。
私は、風邪をひくと身体がゆるむと知っているので、風邪をひくと嬉しくなります。
もちろん、薬は飲みません。薬で症状を止めてしまうのは、身体がゆるむプロセスを強制終了しているのと同じですから。
風邪は、上手に症状を経過させる(出し切る)ことで、身体のしなやかさを取り戻すことができます。
風邪の経過のさせ方
風邪の経過のさせかたの詳細については、現在「風邪をひいて若返る」というテキストを作成中ですので、そちらでご紹介をする予定です。
が、ざっくりと気にしていただきたい「風邪を経過させるときの注意点」としては、とにかく冷やさない事です。
・身体を温かくする
・お水をしっかりと飲む
・症状は、全力で出し切る
・食事は身体の声を聴く(食欲が無ければ食べない。辛い物が食べたければ辛い物を食べるetc.)
この4つを意識して経過させていただいた後の身体の感覚を、ぜひとも体感してみてください。
お客様と私が感じることは
・身体が軽い
・身体がシャープになる
・五感が研ぎ澄まされた感じ
・気分が良い(明るい)
などです。
風邪を上手に経過させられると、本当に気持ちが良いです。ですが、時と場合によっては、上手に経過させられない時もあります。
そんな時は、整体などの身体をゆるめるプロの助けを借りることも良いと思います。
心と身体をゆるめて、しなやかで強い身体で生きていきたいですね。
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