アトピー と 子供 と お菓子

アトピー と 子供 と お菓子

 

お客様より、ご質問をいただきました。

「子供にお菓子を与えたくない。だけど、全く与えないのは現実的ではない。どうしたら良いでしょう・・・」

 

わかります!

我が家の場合は、私が息子の食事を完全にコントロールできる状況でアレルギーを治しました。

それは息子が小さかったこととアレルギーという目に見える症状があったから周りも協力をしてくれました。

ですが、アレルギーが治って何も出なくなると途端に、お爺ちゃんお婆ちゃんが与えます。

お菓子!
ジャンク!
ジュース!!

大変です(^-^;

そして、自分のお小遣いで買い物をするようになると、もう・・・親の力ではどうしようもない。

そこで、親がガチガチに管理しようとすると 子供の心が曲がります。

「じゃぁ、どうすればいいですか?」の答えは、100人いらっしゃったら100通りの「正解」があるので、ご自身で「正解」を見つけていただきたいです。

ただ、何のヒントもないと、正解は見つけにくいかもしれませんので、私が個人セッションをしてきた経験から、いくつかご紹介させていただきます。

 

 

アトピーとお菓子と劣等感

アトピーの原因と聞くと、化学物質と砂糖まみれのお菓子!というイメージが強いですね。確かに、そうであるケースは多いです。

ですが、お菓子を食べない事がアトピーの原因だったお子様が数名いらっしゃいます。

「お菓子を食べない事がアトピーの原因」なんて、サッパリかもしれませんが、私がセッションをさせていただいたお子様の中で

「皆が普通に食べられるお菓子を、僕(私)は食べられない」というのが、大きな劣等感だったようです。

実はアトピーの原因は、化学物質だけではなく、劣等感という心の問題も大きく関係しています。

このお子様たちの場合、下記のようなルールを作りました。

・お友達のお家で、お友達と一緒に食べるときはお菓子OK。

・自分のお家にお友達が来るときは、準備するのは果物etc.安全なもの。だけど、お土産で持ってきてくれるお菓子は、皆で美味しく食べる

・家族以外の人が居ないときは、お菓子はNG。

このルールで、最初は やはり症状はでましたが、1~2ヶ月程度でアトピーの症状が出なくなったとご連絡をいただいています。

「お菓子を制限しすぎるのは・・・」と私が思っている理由の一つです。

 

 

出せる身体を作る

入れるのはコントロールが難しい。だったら、出せる身体を作るしかありませんね。

「出す」を考えるときに、気にすべきは やはり「肝臓」と「皮膚」です。

肝臓と皮膚が元気であれば、何を入れてもジャンジャン出せます。

 

何度も聞き飽きたかもしれませんが、肝臓に良くないものは

ワースト1 薬・化学物質

ワースト2 白砂糖

ワースト3 目と指の酷使

ワースト4 脂質・タンパク質の摂りすぎ

ワースト5 ストレス

ワースト6 湿度

ワースト7 アルコール

親が完全にコントロールが出来なくても、コントロールできる時だけでもがんばる。

または、定期的に砂糖・化学調味料を減らして肝臓を休めてあげる。

肝臓については、この2つがオススメです。

 

皮膚については、こちらの記事でご紹介をしていますので、参考になると嬉しいです。

そのダルさの原因、まさかのボディーソープ?

 


 

子供とお菓子の問題は、永遠に尽きないかもしれませんが、命に関わらない限りは ガチガチに禁止をするよりも、一人一人最適のバランスを見つけて、上手に付き合うのが現実的だと思います。

そのためにも

①肝臓を定期的に休ませてあげる

②しっかりと出せる皮膚を維持する

ことを、取り入れてみてください。