高血圧の本当の原因は「塩」ではありません

高血圧の本当の原因は「塩」ではありません

 

高血圧の原因と聞くと「塩!」と思う方が多いですね。

高血圧の本当の原因は、塩ではなく「糖」です。

まず最初に、そもそも「高血圧」が悪いことのように思われていますので、その誤解からご説明させていただきます。

 

 

高血圧は何も悪くない

高血圧は悪い事のように思われていますが、実は高血圧は身体に必要な働きの1つです。

庭の花の水やりを想像してみてください。

ホースでお水をまいていて、もう少し遠くに飛ばしたいと思う時、どうしますか?

ホースを押さえて(圧をかけて)遠くに飛ばしますよね。

これが高血圧と同じ原理です。

つまり、高血圧になる時は、身体の末端部分etc. に圧力をかけて血液(酸素と栄養)を届けたい場所があるという事です。

それを無理に薬などで下げてしまうと、どうなるか想像できますか? 草花なら枯れてしまいますよね。

人間の場合は、長年にわたり高血圧の薬を服用している高齢の方に見られることなのですが、末端の骨が曲がってきたりしてしまいます。

つまり、高血圧そのものが悪いわけではなく、高血圧は私たちの身体に必要な働きの一つで、その高血圧に耐えることのできない血管(柔軟でない血管)こそが問題です。

 

 

血管を柔軟でなくすもの

では、その血管を柔軟で無くすものは何でしょうか、となると「糖」です。糖で身体が酸化するのが良くない。

糖を摂りすぎると、身体の中では、こんな変化が起こっています。

コラーゲンは3重のらせん構造になっていて、バネのように伸び縮みします。

ですが、糖を摂取しすぎることにより、コラーゲンのらせん構造の間に糖が入り込み、伸び縮みしなくなります。

これが、血管が固くなる原因であり、老化の原因でもあります。

糖(特に砂糖)を控え、良い塩を摂っていただくことで高血圧は改善します。

良い塩については、こちらの記事でご紹介しています→減塩は本当に健康でしょうか…

 

 

高血圧と肩こりの関係

高血圧の方の中には、肩こりに悩む方も多いかもしれません。

この肩こりは、高血圧の方にとっては必要な肩こりです。

肩が凝ることによって、血流が悪くなります。そうすることで圧力の高い血液が脳を直撃するのを防いでくれています。

高血圧で血管が柔軟でない方が、安易に肩こりだけを無くしてしまうと脳溢血etc.の原因となってしまいますので、ご注意ください。

 

 

高血圧を改善するには

高血圧を改善するには、身体の隅々まで栄養を届けられる状態にすることが大切です。

酸素と栄養を運べる血液であること。その血液を体内に循環させられること。

そのためには、やはり 食事から砂糖・化学物質を控えていただいて、息が上がらない程度の適度な運動をしていただくのがオススメです。

実際に私の周りで信じて実践してくださった方は、皆様 高血圧が改善していますので、高血圧の改善を考えるときは、化学塩、糖、化学物質を控えてみてください。

そして、海水を天日で乾燥させただけの無添加天日塩は、しっかりと摂っていただいて大丈夫です。