腐った価値観「苦手を克服」???
私、小さい頃からずっと疑問だったんです。。
「苦手を克服」って。。絶対に必要ないと思うんです。必要ないどころか「有害」だとすら感じます。
苦手なことは、しなくていいじゃないですか?
私の例をあげると。。
私は絵が苦手なんです。絵心が無いんです。なので、テキストに挿絵を入れたかったとき、絵が得意な人にお願いしたんです。
なのに、学校に行っていると「苦手を克服しましょう」「絵を練習しましょう」みたいな。。
苦手なことをやらされますよね?でも、私は座って絵を描くとか苦痛で、写生会=苦行でした(涙)
身体を動かして遊んでる方が好きなんですよ。だから、写生会に行っても、即効下手な絵を仕上げて走り回って遊んでいたら、先生から注意される訳ですね。。「もっと丁寧に一生懸命に描きなさい」って。
いやいやいやいや、キライなんだもん♪できないよ♪っていうか、ピカソもこんなんやん?芸術やん?と思うも、当時は力関係がアレでしたので、とりあえず描き直しはしませんが、座って上から絵具を垂らして遊んでました^^
でね、大人になって思うんですよ。「苦手を克服」とかいうから自己肯定感の低い、劣等感まみれの人間が育つんでしょ?と。
「苦手を克服」の罠
「得意なことは放っておいて、苦手を克服しましょう」みたいな考えがありませんか?←バカじゃない?と思います。
そもそも、得意は得意と認識して伸ばさないと伸びません。
そして「苦手を克服」ばかりに目を向ける=自分の劣っている部分ばかり指摘される ので、自己肯定感が下がります。
その証拠に、日本人て自分の短所はめっちゃ言えるけど、長所を即答できない人・・・多いですよね?
三者面談とかでも、出来ないことばっかり言われますよね?
子供を育てる気ゼロかい?そんなに子供を潰したいんかい?そんなに個性は邪魔かい?と、悲しくなりますね。。
算数が苦手だって、大人になったら電卓があれば何の不自由もなく生きて行けますよね?
ちなみに、うちの息子「逆上がり」ができません。運動神経はめっちゃいいですが、インターナショナルスクールに通っていたので「逆上がりをする」という授業がありませんでした。習っていないから出来ません。
だけど、彼は何の不自由もなく、毎日楽しく生活をしています♪
日本人で普通の学校に行っていて「逆上がり」という 社会に出て何の役にも立たないもので、どれだけの子供が自己肯定感を下げ劣等感を抱かされているでしょう。。
「苦手を克服することで成長する」とか、私は違うと思います。
苦手を克服してでも成し遂げたい楽しいことがあるなら別ですが、ただ単に苦手なだけなら、しなければいいじゃないですか?
楽しいことをやっていたら、必ず壁がでてきます。その壁を攻略するのも「楽しい」と思えるくらい楽しいことを見つければ良いと思います。
壁がでてきて楽しくなくなるなら、その程度ってことです。もしくは「自分には無理」と腐った教育で思い込まされているか。。
結局、「苦手を克服」って、劣等感を植え付けて、自己肯定感を下げる効果のほうが絶対的に大きいと感じます。
だから、せめて親が子供を守ってやらないと・・・親までが一緒になって「苦手を克服!」とか言い出したら、そりゃ子供は壊れるよ・・・。って思います。
勉強が苦手な子に「勉強しろ」っていうから、学校に行きたくなくなるんでしょ。
社交的じゃない子に「みんなと仲良くしろ」とかいうから、学校に行きたくなくなるんでしょ。
子供の個性を見ずに「みんなと同じようにしろ」とか言うから、無理して病むんでしょ。
子供の個性を見ずに親の理想を押し付けるから、親子関係が悪化するんでしょ。
これ↑全て私が親にされたことです。
結局のところ「苦手を克服」というのは
・劣等感を植え付けて
・自己肯定感を下げて
・個性のない平均的な人間を作る
ための政策だと、私は感じます。
それを「良い」と思う人はそれで良いでしょう。
でも、私みたいに個性的に生きたい人間だっているんです。
もし、あなたがそうだったら。。
もし、あなたのお子さんがそうだったら。。
個性的に生きるという選択肢があることを、苦手に目を向けず、楽しいこと・得意なことをして生きていくという選択肢があることを知って欲しいと思って。。
今日はこんな記事にしました。
私自身、苦手なことをやめてから、人生が一気に好転しましたから。
・興味のないことはしない
・苦手なことはしない
・苦手な人とは関わらない
・無理しない
・がまんしない
こうやって生きようと思えば生きられますし、その方が絶対に楽しいです^^
きっと最初は戸惑うかもしれません。
でも、人生一度きりですから、自分のしたいことをして毎日を過ごしませんか。
私はこれをして、病気は全て自然と治りましたし、精神的にも肉体的にも経済的にも満たされました。
だから、もし今の支配コントロール&没個性の世の中で「生きにくい」と感じている人がいたら・・・
・あなただけじゃないよ
・こういう選択肢もあるよ
・できるよ
・やって良いんだよ
っていうのをお伝えしたくて、今日はこんな記事にしてみました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません