「じゃがいも」で大冒険～子育ての想い出～
息子が高校生になり、子育ても終盤･･･と思いきや、いろいろと「やらかして」くれる息子。。
まぁ、昔から普通とは ちょっと違う子でしたので、ある程度は想定範囲内ではありますが、いい加減ラクさせて欲しいと･･･母は願います(涙)←あんたの育て方が悪いんじゃん！と自分で突っ込んどこっと･･･。
ですが「若い頃に沢山失敗をして立ち直った人の方が、深みのある面白い大人になる！」という独自論を信じて、支え見守ろうと思います。←この「メデタイ思考回路」は私の宝物です☆
今日は、そんなヤラカシ息子を持つ「ダメな母親」＝私の子育ての想い出を１つ♪
スーパーに「じゃがいも」が売ってない！
息子が小さい頃、「お手伝いをしたい病」を発症し、どうしても一人で買い物に行きたがる時期がありました。確か幼稚園の頃かな。
ですので、一番近い＆いつも行くから店長とも仲良し♪なスーパーにお使いを頼むことにしました。その日は「じゃがいも」。
待てど暮らせど帰ってこない。。携帯を鳴らすと、リビングで鳴っとるがな！！
（幼稚園からインターナショナルスクールに通っていて、スクールバス乗り場まで送っていけず、幼稚園の息子が一人で電車に乗ってでも その幼稚園に通う！と言うので、「まもりーの」という子供携帯を持たせていました。）
親ってバカですね、もう･･･こういう時って、全ての思考がマイナスになって「不安」と「心配」に支配されてしまう。。
それでも、何となくの直感で「きっと大丈夫」と待っていると、元気にチビッ子が帰宅しました♪
息子「お母さ～ん！最初な、スーパーにじゃがいも売ってなかった。。」
私「オーマイガー！まじでかー？」（でも、その買い物袋に入ってるのはじゃがいもですけど？）
息「なんかな、見た目はじゃがいもやねんけど、『男〇』とか『クイーン』とか書いてて、じゃがいもって書いてないねん。。」
私（お！それは、男爵とメークインね♪）「うんうん。それで？」
息「店長に聞こうと思ったらな、店長おらんかった。」
私「おー、それは困ったね。。」
息「でな、レジのお兄さんに『これじゃがいもですか』って聞いたら、『そう』って！』
私「おぉ～！ちゃんと聞けたんや！さすが！お兄ちゃんになったなぁ！」
という経緯がありました。
ちなみに、息子が買って来てくれたのは男爵でした♪理由は「こいつの方がじゃがいもっぽかったから☆」と(笑)
そう。確かに、じゃがいもは「じゃがいも」って書かれてないんですよね！そういえば苺も･･･。
そして続きが･･･。
息「なぁ、お母さん『男〇』って書いてるのは、オスのじゃがいもで、『クイーン』て書いてるのはメスのじゃがいも？」
私（スゲー！子供スゲーッ！）「『男〇』はダンシャクって読むねん。『クイーン』はメイクインじゃないかな？」と、苺の例をあげながら じゃがいもの説明。
息「そうかー。じゃがいもは、自分の中に男も女も両方もってるんや。。」と感心する息子。
私（スゲー！子供スゲーッ！）
という、天使のように（いや、天使より？）可愛かった頃の想い出です♪
はぁー･･･、何がどうなって「ヤラカシ息子」へと成長したのか(涙) ですが、まぁ、諸先輩方に聞くと、男子たるもの「中二病」を発症し、それが治るか治らないかで「いきり病」というものを発症するそうですね。それが正しい成長だと。
はい。我が家の息子、絶賛「いきり病」発症中です。正しい成長と信じて見守ります。
「大人の当たり前」が子供にとっては当たり前じゃなくて、じゃがいもの買い物だけでも、この日の息子にとっては「大冒険」だったようです。
子育てって、本当に楽しいですね♡
大変な事も多いですけど、でも、大変だからこそ、嬉しいことも沢山あって、素敵な想い出もたくさん増えていくんだと思います。
「中二病」も、今となっては素敵な想い出だらけですので、今の「いきり病」も、後々素敵な想い出になってくれることを切に願います☆
※リアル天使だった頃の写真でも…
