現代人が夏に気を付けたい「汗」のお話

現代人が夏に気を付けたい「汗」のお話

 

明治生まれの祖祖母と、大正生まれの祖母から習ったことです。

昔は、「夏は汗をかいて動く事で健康を保てる」と、誰もが知っていたそうです。

それをしなくなった現代人は、クーラーを使用したり(汗を引っ込ませたり)、汗をかくのを嫌がったりするせいで、夏の不調が起こります。

実際に、夏に汗をかいて動くと、身体が軽くなりますし、動いて汗をかくほうが夏バテもしないことに気付きました。

 

 

夏の汗について

夏と言えば汗。最近では「汗をかきたくない」や「汗をおさえる」なんて方も多いようですね。

私も女性として、そういう考えが全く無いと言えば嘘になりますが、ただ、身体(健康)の面からお話をさせていただくと、汗を気持ちよくかくことが、夏の健康の重要ポイントです。

かといって、ただ単に汗をかけばいいと言うわけでもなく、汗をかくにも気を付けていただきたいことがあります。

それは「汗の処理」です。

汗をかいているうちは、タオルやハンカチで拭いていればそれでOKです。

汗を拭かないのは、見た目のみならず、健康面からもオススメが出来ません。

そして、一番気を付けていただきたいのが、汗が引く時です。

外からエアコンの効いた室内に入るときや、お風呂上りetc.に、風(冷風)が背中に当たらないように気を付けてください。

汗をふかずに、背中に扇風機やクーラーの風が当たると、赤ちゃんや年配の方は 下手をすると命に関わるくらい大変なことなんです。

お子さんのいるお母さんなら、夏に赤ちゃんの背中にガーゼを当てるように教えられた経験はありませんか?これも、汗をとるだけではなく、風が当たるのを防ぐ役割もはたしていて、健康面からは とても理に適っているんです。

夏の汗を間違った方法で引っ込ませてしまうことで、こんな症状が表れます。

・重い

・ダルイ

・下痢

・胃の痛み

・風邪

・神経痛 など

 

では、汗の処理を上手にするためには、どうすればいいでしょうか。

 

 

夏の汗の処理の仕方

では、夏の汗の処理は、どうすればいいか? それは冷房対策をいかにするか!ということになります。

本当なら首にタオルをまいたり、赤ちゃんのように背中にガーゼを入れるのが一番ですが、お仕事をされていたり、お出掛けのときにそれをすると・・・無理ですよね。

そこで私が活用するのが、スカーフやストールです。

素材は、シルク・綿・麻etc.の天然素材だけで作られたものがオススメです。

これを、バッグの中に忍ばせておいて

・電車に乗るとき

・オフィスやショッピングセンターに入るとき など

ハンカチでクビや背中の汗をふいてから、さっと首にかけて入ります。

これだけでも、夏のダルさや、身体の重さは変わってきます。

 

 

まとめ

夏を元気に快適に過ごすためには

・しっかり動いて、汗をかきましょう

・汗をかいたら、こまめにふいたり、服を着替えたりしましょう

・汗をかいたら、背中からの風を受けないようにしましょう

・背中から風が来るのを避けられない場合は、スカーフなどで工夫しましょう

・毎日お風呂に入りましょう(シャワーではなく、入浴です)

以上、夏を元気に快適に過ごすヒントでした(*^^*)