潜在意識に刻む子育て

潜在意識に刻む子育て

 

私の子育ては、恐らく間違いだらけだと思います。

息子に言わせれば「お母さんは25点」だそうです(^-^;

私自身が勉強ができないので、まず勉強は教えられない・・・。

私自身が組織に属して従順であることが出来ないので、組織の中での生き残り方も教えることができない・・・。

でも、私が彼にしてあげられること・・・と考えたときに、潜在意識に刻まれたトラウマに悩まされた私は、潜在意識のスゴサ(威力)を痛いほど知っています。

だからこそ、その威力を良い方に使えばいい!と思い、何がなんでも息子の潜在意識に刻みたかったことが2つだけあります。

それは・・・

①世界は一つ

②運が良い

 

 

世界は一つ

私は、小さい頃から息子を国内海外含め、あちこち旅行に連れて行きました。

「小さい頃に連れて行っても覚えていないから勿体無い」と言われることが多かったですが、私自身は「記憶に残らない時期のことは、潜在意識に刻まれる」と信じていました。

風の香り、街の空気、土地のエネルギー、空の広さ、その土地ならではの食べ物。

その全ては、記憶に残らなくても潜在意識に刻まれ、きっと彼の未来の可能性を広げることにつながるを信じているので、とにかく色んな世界を見せてあげたかった。

それとあわせて、インターナショナルスクールにも通わせました。

インターナショナルスクールに関しては「母国語が確立してから」というポリシーがあったので、母国語が確立する5歳頃までは、一切英語を教えることなく日本語ONLYで育て、母国語が確立した後に英語を教えました。

 

視野を広げるためにも、貯金ができなくても、経済的にラクではなくても、とにかく色んな世界を見せた。

それが彼の人生にどんな影響を与えるかは、まだ分かりません。

ですが、少なくとも「外国は遠い国」とか、肌の色や言葉の違いがある事に関しての偏見のようなものを 息子は持っていないようです。

世界は一つ。どんな肌の色でも、どんな言葉でも、全て「人間」であることは同じ。そんな感性を持って欲しかったし、今の彼は、その感性を持ってくれています。

それは彼の未来の可能性を広げることに繋がると信じています。

 

 

運が良い

もう一つ、無理やりでも何でも息子の潜在意識に刻みたかったこと。

それは「運が良い」という事。

小さい時、息子を自転車に乗せて出かける。たまたま信号が青になる。そこですかさず「(息子君)と一緒だと、また信号が青やね!君は運が良い子なのかもしらんね!」と。

息子と出かける時、天気がいいと「スゴイいい天気!(息子君)が運が良いからかもね!晴男なんじゃない?」と褒めちぎる。

そんな小さい事を積み重ねていくうちに、あるひショッピングモールでガラガラ抽選をすることがありました。

息子が放った一言は「お母さん、俺、運が良いから俺がする!」と!そこで息子にガラガラを回させると・・・なんと!「ご当地ラーメン8食セット」を当てました!

「すごーい!!!さすが運が良い男は違うね!!」と褒めちぎる。

その後も「逃走中」というテレビ番組を見ていて「ハンターサングラス プレゼント」があり、欲しがったので応募をしたら、当たりました!(忘れた頃に送られてくるんですね・・・)

「運が良い」と思い込ませることで、運は本当に良くなるんだと私は思っています。

そして、人生が上手く行かないとき「どうせ俺は・・・」と思わずに、「運がいいハズなのに、あれ?どした?」と、良い時=彼の標準 という設定を、とにかく刻みたかった。

だからとにかく息子には「君は運が良いね!」「うわぁ~すごいね!」というのを、繰り返し繰り返し擦り込みました。

 

中学生になり、思うように行かない事も多々あります。

そんな中でも「君は運が良いから、今の状況でも諦めずに努力していたら、必ずチャンスは来るし、そのチャンスを掴めるから!腐らずがんばろう!」というニュアンスで励まし続けています。

そうすると、はやり状況は改善していき、チャンスが訪れ、彼はそのチャンスを掴んでいます。

「運が良い」と、あぐらをかいて努力をしない人間にはしたくない。

辛い時でも大変な時でも「俺は運が良いから、正しく努力をしていれば必ず道は開ける」と信じて進める人になって欲しい。そう思って実践してきました。

これは、今のところ、成功していると思っています。

 


 

潜在意識に刻まれたトラウマに悩まされる人も多いと思います。

私もその一人でした。

それほどまでに威力のある潜在意識なら、それを上手に利用すれば、私たちの人生は劇的に変わるんじゃないか?と思ったことがきっかけです。

息子と自分で死ぬまで人体実験(*^^*)

我が家流♪ちょっとした潜在意識の活用法でした。