「頑張って」より「楽しんで」と言う理由

息子が、野球の試合や、試験の日など、

「がんばって!」ではなく「楽しんでおいで^^」といいます。

その理由は、自分自身が「がんばって」とか「がんばりなさい」と言われるのがキライだったからです。

「がんばれ」と言われると、身体が固くなって小さくなるような感じがしますが、

「楽しんで」と言われると、身体の力が抜けて、結果を気にせず楽しめる感じがします。

 

ときどき「大事な試験や試合は、楽しむより頑張らないといけないんじゃないですか?」と言われますが、

大事な試験や試合だからこそ、楽しまないと損!と、私は思います。

だって、考えてみてください。

大人になって、前日の睡眠に影響するほど大事なイベントや緊張する出来事って…若い頃に比べて激減しませんか?

それに、若い頃は緊張していたことにも、大人になったら、ドーン☆と構えて、緊張しなくなったり。

だから、そうい経験(緊張するほどのイベント)はすごく貴重で、だからこそ、その貴重な時間を「楽しんで」欲しいと思います^^

 

そうは言っても、本人は緊張もするし 力も入るでしょう。

それに、緊張自体は悪いことではありません。

緊張する(身体を臨戦態勢にする)ことによって、力を発揮できるというメリットもありますから☆

ただ、自分で緊張をするのに加え、親からも「がんばりなさい!」「結果を出しなさい!」みたいな追加のプレッシャーは…要らないよね?と思います。

私は、親からのプレッシャーは邪魔でした。。

 

それに、試合に勝つだけが「いい経験」ではないと思います。

負けたからこそ、強くなれる子もいますし、

負けても悔しいと思わない(野球をやってるだけで楽しい)子もいます^^

負けて悔しい子は、勝ち負けにこだわって、自分で努力をして勝てるようになるでしょう。

じゃ、負けても さほど悔しいと思わない子は?←これ、うちの息子(笑)

別に、好きに楽しんでおけばいいと思います^^

だからと言って、野球が下手ではありません。

だって、楽しんでやってるんですもん♪上達は早いです^^

その証拠に、高校3年生のときには、地区の優秀選手に選ばれましたから。

 

でね、

①「がんばれ!」と言われて伸びる子

② 好きに楽しんでいて伸びる子

がいると思うんです。

昭和の時代は①でしたが、最近は、圧倒的に②が増えたように思います。

こんなことを書いている私ですが、息子がサッカーをしていたとき、ちょっと上達が早かったので

「もっと頑張れ!」って、期待しすぎて、プレッシャーをかけすぎて、息子を潰してしまったんです(涙)

自分がされてイヤだったことを、息子にしてしまったんです(涙)

あのとき、のびのびと彼が楽しいと感じるままにサッカーをさせてやっていたら、どうなってたかな・・・って、反省してもしきれません。。

だからこそ!

息子がサッカーをやめて、野球をすると言いだしたときは、ビックリしましたが。。

それでも、そこで自分がやってしまった事に気付けて本当に良かったと思います。

もし あの時のままだったら、私は息子の野球も潰してしまっていたと思うから。。

 

もし、「がんばって!」と言って、お子さんの顔が曇ったり、雰囲気が重くなるようなら

是非、騙されたと思って「息子君らしく楽しんでおいで^^」と言ってみてください^^

思わぬ効果があるかもしれません♪

我が家は、これをしてから親子関係までもが改善されました^^