上手く行かないときのチャンスの引き寄せ方

上手く行かないときのチャンスの引き寄せ方

 

世の中、上手く行く時ばかりではありません。私の場合、こんな仕事をしているので「こうやったら上手く行きました!」と、自慢タラタラに書いている事が多いですが、上手く行く前には、その何倍もの失敗(上手く行かない経験)をしています。

上手く行かないとき・・・正直キツイです。でも、そんな時こそチャンスなんだと、上手く行かない時のメンタルの在り方で結果が変わると、自身の経験から学んできました。

今はそれを子育てに活用しています。

失敗して終わり・・・。そんな勿体無いことのないよう、今日はこの記事を書いてみました。

失敗をして諦めてしまった人、失敗をして諦めかかっている人が、1人でも成功に向かってくれると嬉しいです。

 

 

上手く行かないとき

今回も息子の例をあげてお話をさせていただきます。(いつも息子ネタでスミマセン・・・)

世の中、上手く行かない事の方が多くないですか?(私だけか???)でも、そんな時の気持ちの持ち方で、チャンスを引き寄せることもできれば、チャンスを投げ捨ててしまうこともあります。

先日、キャプテン指示で部活動(サッカー)の練習試合のゴールキーパーをジャンケンで決める!となったそうです。この時点で「は?顧問、何しとんねん???」なんですけど、それは置いておいて・・・。

息子の言い分は「たとえ練習試合とは言え、ジャンケンで決めるとか有り得ない!先生が実力を見て決めるなら納得するけど、ジャンケンで負けて試合に出られないとか有り得ない!」と、ずっと激おこモードでキャプテンと闘っておりましたが主張は通らずでした。

翌日、ジャンケンをする前に息子は先生に相談をしに行ったのですが、先生と話すことが出来ず、ジャンケンをしてしまいました。

ゴールキーパーは4人。そのうち試合に出られるのは3人。(ジャンケン弱すぎやろ!?というツッコミは置いておいて・・・)負けて試合に出られない事になり、撃沈して帰宅しました。(ちなみに普段 息子はレギュラーです)

さぁ、ここで腐ったまま練習試合に送り出すわけにはいかない!このまま折れて腐って欲しくない!!

 

 

無知は恐ろしい

少し本題からはそれるのですが、無知ということは本当に恐ろしいですね。。私は、息子がサッカーをしたいと言い出したとき、クラブチームに入るか、学校の部活動に入るかの違いは、毎日練習をするかしないかくらいの差しかないと思っていたんです。

でも実際には、本気でサッカーをする子は外サッカー(クラブチーム)に行って、そうじゃない子達が学校の部活動のサッカー部に入るそうですね(一部の強豪校を除く)。

ですので、息子が一生懸命に練習をしても、仲間から「そんなに必死に練習すんなや」と言われたり。。もう、やる気を削がれる出来事が本当に多い学校なんです。

無知とは、本当に恐ろしい・・・。色んな人から色んな情報を集めて、自分の目で見て決めないとエライ事になる・・・。これを高校入試の前に知れたことは、本当に良かったです。

 

 

上手く行かないときのメンタル

では本題に戻って・・・、上手く行かないときのメンタルは、改めて言うまでもなく大切です。

ちょっと失敗をして、ちょっと上手く行かないからといって、すぐに諦めてしまうのは勿体無い!

私は自分が沢山失敗をした経験から、上手く行かない時こそ明るく前向きな気持ちと行動が重要だと感じています。

だから息子にも、こんなことくらいで折れて腐って欲しくない!と、話をしました。話し方は人それぞれですが、息子は「なにくそ!」となった時にステップアップをする子なので、そこを突いてみました。

「そもそも、レギュラーとはいえ、皆と『どんぐりの背比べ』やから『ジャンケンで♪』とか言われる訳だろ?君がずば抜けてダントツ一番になれば、そんな事はないだろう?キャプテンに文句を言いたい気持ちもわかるけど、自分の実力を反省してみたらどうよ?スポーツの世界って結局『今の実力』が全てだろ?」と、ガツンと一発打ち込んでみました。

勿論「小学校からサッカーをしてる子と、サッカーを始めて1年の君が『どっこいどっこい』というのは、素晴らしいことやし、よく頑張ったと思う。それは間違いない!」というフォローも忘れず。

「ジャンケンで負けて試合に出られないからって、ベンチで腐ってるキーパーって客観的に見てどう?」

「どんな気持ちで、どんな態度で練習試合に参加したらチャンスが来そう?」

「こういう時、プロになるような選手なら、どんな気持ちとどんな態度で練習試合に参加すると思う?」

本人に考えさせて、答えは聞かずに送り出しました。

 

コッソリと見に行ってみると、雨の中 皆が嫌がるラインズマンを自らすすんで引き受け、全力で頑張っていました!

エライ!!!!!

 

結局、試合には出られないまま、それでもベンチから一人声を出し「ナイスゴール!」「ドンマイ!切り替えよう!」明るく前向きに過ごした結果、顧問の先生から「K(息子の名前)!行けるか?」と声がかかり、最後の15分、試合に出る事ができました。

 

 

何を引き寄せるかは自分次第

もし、折れて腐ってベンチで不貞腐れていたら、最後の15分もベンチだったかもしれません。

上手く行かないときは「まじ、もう無理・・・」とか「ムカつく」とか、そんな事で心の中は満たされてしまうかもしれません。

でも、上手く行かないときこそ、

・どうして上手く行かない?

・どうやったら、流れが変わる?

・どうやったら、上手く行くようになる?

そんな風に自分と会話をすることはとても大切です。

 

自分の事として考えていると、どうしても「ムカつく」「やってらんねぇ!」が勝ってしまうかもしれません。

そんな時は、客観的に「もし、他のキーパーが同じ立場だったとして、どんな気持ちと態度だったら『こいつスゲェ』『こいつやるな!』ってなる?」と考えてみるとか、「プロになるような選手なら、こういう時どう考えてどう行動するんだろう。」と想像してみたり。

一歩下がってみたり、横から見たり、今の「上手く行かない」に囚われている枠から出てみることで解決すると思っています。

これは、大人の仕事にも共通する事です。

全く集客が上手く行かないとき、それで諦める方も多いかもしれませんが

・どうして集客できなかった?

・どんなやり方なら上手く行きそう?

・上手く行っている人は、こういう時、どんな風に考えて行動するだろう?

そう考えることで、未来は大きく変わります♪

 


 

自分の望む未来を手に入れるのは、誰でも出来る事ではないと思います。ですが、本気で全力で、明るく前向きに目標に突き進んだ人にのみ道は開かれると思っています。

例えそうやった上でも希望の未来は手に入らないかもしれません。そうだとしても、本気で全力で、明るく前向きに努力した人にのみ、新しい扉(別の素晴らしい道)が開かれると思っています。

折れない、腐らない、明るく前向きに♪

どんな時もそれを心に刻んで、これからも生きていきたいと思いますし、息子にも学んで覚えて身につけて欲しいと願っています。

折れて、腐って、諦めてしまった人が、1人でもこの記事で浮き上がって再スタートを切ってくれるととても嬉しいです。