普通じゃない子の高校受験

普通じゃない子の高校受験

 

うちの息子、どうも世間一般には「普通」じゃないようです。。

「日本の学校の、『先生は絶対』という、この腐ったシステムは何?」と。←確かに、これは腐ってる。

「『子供たち一人一人の個性を伸ばします』っていう、文字だけの嘘っぱちの学校方針は何?」と。←確かに、詐欺レベルやね♪と私も思う。

日本に居ながら日本の「普通」に馴染めない&納得ができない子でした…小さい頃から。

それが、幼稚園からインターナショナルスクールに行かせた理由の1つでもあるのですが…。

とにかく、自分をガン!と持っていて、こうと決めたら(良くも悪くも)テコでも動かない。

納得のいかないことは、相手が先生だろうが誰だろうが納得いかない。だから小さい頃は自己主張をして「面倒な子」「問題児」という扱いを受けたんです。←自分が先生だったら確かに面倒ではある…(^-^;

今はそれは無くなり「言ってもいい人」「言うだけ無駄な人」を見分けられるようになってきたのですが、結局、彼の本質は変わらないので「言うだけ無駄な人」には言わないけれど、その分 心の中にモヤモヤが残るみたいです。

こんな子なので、「普通の日本の学校は絶対に無理!」と、本人が公立の高校受験を拒否。←公立に行ってくれたら、経済的に超超ラクチンだから嬉しかったんだけどなぁ~(涙)と、母、諦める・・・。

私立なら、公立より手厚いはず!と何校か見学や体験に行きました。でも「無理。合わん。」と。←いや、ちょっとくらい合わせろよ!?と言いたい気持ちはグッと飲み込む・・・。

息子の絶対条件に「国際系のコースのある学校」でした。なので、選べる高校は思ったより少なく…。結局、公立私立 全滅・・・。どうするねん?と途方に暮れていると、ひょんなところから なかなかの情報が入ってきたので、大急ぎで調べて学校見学/体験授業を申し込んでみると・・・息子「この学校に通う!」と、即決。

世の中、うまく出来てるなぁ♪と、とても不思議に感じたのが9月のこと。

その後も、部活動見学や個別相談や、何度も志望校に通い、その度に「やっぱりこの学校!」「絶対この学校!」と、息子は確信していきました。

 

 

本日受験でした

そして、本日受験でした。

実は昨日が今通っている中学校の修学旅行だったんです。参加・不参加を選べたので「受験前日やし、行く気にならん。」と言う息子の意思で、彼は修学旅行には参加しませんでした。

昨夜は修学旅行に参加した子達は帰りが21時頃だったようで、今朝出かける前に修学旅行のお土産と「受験がんばって」の手紙を持ってきてくれました。

嬉しいですね♡有難いですね♡

出発前だったので ゆっくりも話せず、受け取るだけ受け取ってお礼を言って、なんか…せかっく朝から来てくれたのに申し訳ない気持ちもありつつ…、準備を済ませて出かけました。

勉強が嫌いな息子が過去問を頑張りました。面接の練習もがんばりました。なんと!保護者面接まであるので、母もスーツでビシッと決めて(当社比)同伴しました。

学校の入り口で、広報の先生が息子を見て「おっ!頑張れ!」と声をかけてくださいました。

受付にいらっしゃったサッカー部の顧問の先生にも「おっ!来たか!頑張ってな!」と声をかけていただきました。

この学校のこういう所も好きなんですよね~♡と思いながら、息子は筆記試験へ、保護者(私)は控室へ移動しました。←待合室で筆記試験を待つのは、罰ゲームか苦行か?というくらい私には辛かったです…(涙)し、途中お腹が空き過ぎてビックリするくらい大きな音が胃から発せられ恥ずかしかったです (汗) が、息子の第一志望校の受験会場(控室)で摘まみ食いをする訳にもいかず、母ちゃんがんばりました♪

あ、ちなみに「保護者は一旦外出もOK」だったのですが&近くに商業施設もあったのですが、息子が「BBA(私)、そんなとこに行ったら、時間に戻ってくるか心配やから行くな。」と。←私は息子の中で 一体どんなイメージなのでしょう。。なので息子が試験に集中できるよう「苦行」に耐えました。。

実際の面接は…親の方が緊張してしまい、息子の方が堂々としていました(^-^;

なんか…終わってみればあっと言う間だったように感じます。ベストは尽くしましたし、息子の足を引っ張るような面接ではなかったと願います。

果報は寝て待て☆あとは結果を待つのみ。

 


 

先日手作りをした御守りは、息子の胸ポケットにシレーッと入れておきました♪

受験が終わってから「いつ入れてん?勝手に入ってるからビックリしたわ…。」と息子。すまんね♪