【息子Q&A】学校って何をする場所?
以前(小学校の低学年かな)、学校に行きたくないという息子に「学校って、なんで行かないといけないの?」「学校って何をするところ?」と質問されたことがあります。
その時のことを、今日は記事にしてみようかな。
どうして学校に行かないといけないの?
この答えは「学校には行きたくなかったら、行かなくていいよ。」で終わりです。実際に息子は小学校の6年間、普通の学校に通っていませんから^^(フリースクールに通いました)
はい。個人的には学校に行かなくても楽しく普通に生きて行けると思います。
ただ、学校に行くことでメリットもありますよね?
・大好きな友達がいる(友達ができやすい)
・興味のあること/苦手なことがわかる
・自分に向いていること/向いていない事がわかる
そういうのを参考にして、どうやったら自分らしく楽しく生きられるかを考えるツールとして使うならOKだと思いますが、何も考えずに「学校に行くのが当たり前」「どうしてもこうしてもない!学校は行かないといけないの!」というので行っていたら(行かされていたら?)、「組織の中で大人しく言う事を聞いて動く都合のいいヤツ」に仕上げられてしまいます。
これは、良い悪いではなくて、これも向き不向きなんです。
個性を消して言う事を素直に聞いて、反抗もせず、疑問も感じず、それを「ラクな生き方」と思う人にとっては、大正解の生き方です。
ですが、自分らしく、明るく楽しく自由に生きたいと思う人にとっては「苦行」ですよね(^-^;
だから、「どうして学校に行かないといけないの?」という質問の答えは「行きたくなかったら、行かなくても良いよ♪」ですが、母なりに感じるメリットとデメリットを話して「で、息子君はどうする?」と聞いたところ、彼は「公立の小学校には行きたくないけど、今のフリースクールには行きたい」ということで、解決しました。
学校って何をするところ?
この答えは、我が家はちょっとヘンテコかも(^-^;
「学校は、大人になる準備をするところ」と答えました。これだけじゃ理解できませんよね。
ですので、さっきと同じように、私の仕事のメールを見せて「これ、見てみて。これを見て、いつ、どこで、何をしたら、いくらお金がもらえるかわかるかな?」って聞くと「わからない」と。
私「だったら、大きくなってお仕事をするときに、どうなる?」
息「困る」
私「ということは、これが読めるくらいは勉強した方がいいかも?」
息「うん」→納得して国語と算数は勉強していました^^
またある時は「なんで、学校に行ったら、やりたくないこともしないといけないの?」と聞かれました。
それには「やりたくないならしなくて良いよ」と答えました。
ただ「組織」というものがあってね、***組織について ゆっくり説明***、その組織の中に居たいと思うなら、組織のルールなり、上の人の言う事を聞く方がいいんだ。
もし、「したくないことはしない」と思うなら、学校とか会社とかの「組織」というものに属さないで、自分が好きな事だけをしてたら良いと思うよ♪って答えました。
自分が組織に属するのが向いているのか、組織に属さない方が向いているのか、それを知る場所なんじゃないかな?と言うのを、息子がわかるように一生懸命説明をしました。
その結果、息子は「とりあえず学校に行ったら大好きな友達と遊べるから、まぁ、多少やりたくないことをしないといけないにしても、友達と遊べる方が大事だから、学校に行く!」という結論に達しました。
本人が考えて、本人が決めた答えって、本人も納得しているから、ちゃんとフリースクールに行っていました。
結局のところ、
・皆が同じ時間に登校して
・同じ行動をして
・決まった時間に食事をして
・ルールを決めてガチガチに制限をして
と、していると教師がやりやすいからなんですよね。反抗したりルールを破ったら罰を与えられる。
そうしたら支配&コントロールしやすいじゃないですか♪そして、反抗しても無駄って思わせて、支配&コントロールに慣れさせるための機関が学校。私はそう思っています。
だからこそ、息子が「行きたくない」と言い出したときは即座に「じゃ、行くのやめるか♪」ってなりました。
学校って、行かなくても良いんです。
学校って、自分を殺して(個性を消して)おとなしく言う事を聞く人間を育てるところなんです。
それでも「学校に行きたくない」という子供を、無理に学校に行かせる価値・・・ありますかね(涙)
こんな感じで、うちの息子は幼稚園~中学1年生までの8年間をフリースクールで過ごしました。
今は、私立の高校に通っていますが、自分なりに気持ちの折り合いをつけて、守るところは守っていますが・・・。自分らしさを貫いて停学になったこともあります(^-^;
停学になったときも「クソみたいな罰則を受けて学校に戻るか、もう高校やめるか、自分で決めたらいいよ」って言ったら、息子は「友達と学校で遊びたいから停学の課題やるわ~」というので、決して反省はしていませんでしたが(親子して)、一応「反省しています」アピールだけは上手にしました☆
でもね、彼のそういう部分は、きっと大人になって活かされると思うんです。だから、反抗したり疑問を感じたりする心を持ち続けて、彼らしく生きて行ける方法をみつけてくれればいいなって、母は思います^^
次の記事では「脱!良い人」について書いてみますね。
私も息子も、世間一般の「良い人」には当てはまらないんですが、恐らく「良い人」よりも毎日楽しく過ごしているので^^
※写真は中学1年生の時の制服♪オシャレでしょ♪でも、これも「支配&コントロール」の一環だと思うんですよね。。オシャレだから、まだマシですが、これ・・・ダサかってみ???
フリースクールのインターナショナルスクールだったので、毎日電車通学でした^^
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