初夏の汗が一番臭い?

初夏の汗が一番臭い?

 

そろそろ気温が上がってきて、少し動くと汗ばむようになってきますね。

夏場に汗を気にされる方が多いかもしれませんが、実は(普段から運動をしている方を除いて)一年で一番臭い汗をかくのは、汗のかき始めの時期(初夏)なんです。

 

 

汗が臭い原因

汗が臭い一番の原因は、悪い汗をかいているからです。

汗には良い汗と悪い汗があり、良い汗は ほとんどが水分なのでサラッとしていて臭いもありません。

ですが、悪い汗は老廃物(アンモニアや尿素)が多く混さっていて、ベトベトしています。

この悪い汗を放置しておくと、水分のみが蒸発してそれ以外の成分(アンモニアや尿素etc.)が残り、気になる臭いの原因となってしまいます。

また、良い汗の場合でも、汗をかいたまま放置しておくことで雑菌が繁殖し、臭いの原因となってしまいます。

 

 

臭いの対策

汗の臭いの対策としては、一番は「汗をかいたら、すぐに拭く(又は着替える)」です。

ですが、これだと根本解決にはなっていません。

汗は、体液からできています。ですので、体液をキレイにすることで体臭の原因は改善されます。

では、体液を汚す原因は何でしょう。

 

これまでにも何度か海水に例えてお話をさせていただきました。

大阪湾の海の水と、モルディブの海の水。同じ海の水なのに、片方はドロドロのベトベトで臭い。片方はキレイでサラサラでいい香り。

この違いは、化学物質にあります。

化学物質を減らすことで、体液はキレイになり、もし今の体液が「大阪湾」だったとしても、「モルディブ」の体液に近付けることは可能です。

 

化学物質を減らすと聞くと、どうしても食べ物から!と考えますよね。

もちろんそれも正解です。ですが、実は食事と同じくらい効果があるのが「日用品」です。

経皮吸収という言葉は聞いたことがありますか?

口から入った(食べた)化学物質は、一週間後に90%程度は肝臓etc. の働きにより体外に排出されます。

ですが、経皮吸収(皮膚から取り込んだ場合)は、一週間後にも90%程度が、まだ体内に残っています。

 

その証拠になるかな。ニコチンパッチや、末期がんの痛み止め、それに喘息のパッチなどは、皮膚に貼って皮膚から吸収させますよね。

それは、即効性と持続性の両方が得られるからです。

 

皮膚から入る化学物質を減らすには、日用品を変えることがオススメです。が全てを安全な製品に変えると、結構なお値段になってしまいますので、まずはお風呂で使うものを見直してください。

お風呂(温度の高い状態)で使うと、吸収率がうんと上がってしまいます。

我が家の場合は、こんな感じです。

・シャンプー → 安全なものに変える→私が白髪を無くした方法

・コンディショナー → 安全なものに変える

・ボディーソープ→使わない

・入浴剤→自分で作る→入浴剤の作り方

 

上記にプラスして、寒い時期でも上手に汗をかく習慣を作ってください。

・適度な運動をする

・毎日必ずお風呂に入る

など、こんな感じでOKです。

1年を通して、きちんと汗をかくことで、初夏の悪臭を予防しましょう。