除菌のし過ぎが 身体を弱くする
除菌のし過ぎが 身体を弱くする
インフルエンザや食中毒、季節ごとに色々な菌が気になりますね。
ですが、テレビCMなどに踊らされて除菌除菌していませんか?
私が母として思うことは
×「しっかりと除菌をしたい」ではなく
〇「ちょっとやそっとの菌じゃビクともしない強い身体を作ってあげたい」ということです。
強い身体について考えていただける機会になると嬉しいです。
除菌をしすぎるとは、こういうこと
除菌をスポーツに例えてみますので、少し考えてみてください。
小さな子供がスポーツを始めたとします。
「危ないから」
「ケガをするから」
などという理由で、全く練習をさせなかったら・・・どうなりますか?
そんな状態で、試合に出て戦えるでしょうか。。
簡単に想像できますよね?
ウイルスと闘う免疫も、それと同じです。
ちょっとした菌やウイルスも、除菌しすぎることによって免疫細胞は「練習」ができなくなります。
「練習」ができていない状態で、ある日突然 強めの菌やウイルスが入ってきたら・・・闘えません(闘い方がわかりません)よね。
だから、私の指導では除菌をしすぎないようにと指導をさせていただいています。
不潔にしろ!と言っている訳ではなく、最低限で大丈夫ということです。
除菌をし過ぎない生活
何がやりすぎで、どこまでが必要か・・・難しいかもしれませんね。ですので、我が家のルールをご紹介します。
我が家の場合
・ 食事前に手を洗いますが、水道水だけで石鹸やハンドウォッシュは使いません
・ 食事前にテーブルは拭きますが、水拭きだけで薬品は使いません(布巾は毎日洗濯します)
・ 洗濯は こまめにしますが、除菌成分の含まれない地球にやさしい洗剤を使っています。
こんな感じです。
除菌をし過ぎず適度に菌と闘うことで、腸内環境も良く(強く)なります。
息子が小さい頃、よくお風呂のお湯をバケツですくって飲んでいました。
水道のお水を飲むように言っても、「お風呂のお湯はバッチィ(汚い)よ」と言っても止めることなく、お風呂のお湯を飲んでいたので「免疫が鍛えられるから良いか~」と思って好きにさせていました。
当然、ある時期になると、お風呂のお湯は飲まなくなりましたが、やはり息子の免疫は相当パワーアップしたようで、ノロが流行しようが、何が流行しようが、全く感染せずに元気に生活しています。
生レバーで食中毒
食中毒の例でいうと、まだ生レバーを普通に食べられていた頃、8人グループで食事をして私以外の全員が食中毒になりました。
酷かった2人は入院もしました。
ですが私は・・・「なんか、いつもより沢山 出たわ~」くらいで、腹痛も吐き気もなく、普通に生活をしていて「犬か?」とか「犬なみの免疫?」と言われたことがあります。
こちらもやはり、免疫の強さ(腸内環境の良さ)が大きく関係した結果だと思っています。
必要以上の除菌は、カラダの免疫を逆に弱めてしまいます。
もし、本当の意味での「強い身体」を願うのであれば、今からでも遅くありませんので免疫細胞に いろんなウイルスと闘って余裕で勝てる「練習」を始められてはいかがでしょうか。
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